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泡
気持ちが弾け
まるで泡のように散っていった
それは綺麗で
まるで今までのことを振り返るような
忘れない思い出となって
心に深く刻まれた
泡のような恋をして
だんだん膨らんだ思いは
突然弾けてしまった
小さな頃から好きだった初恋は
突然無くなってしまった
育てるのは時間がかかり
楽しかったけれど
それ以上に
一瞬に弾け飛んだことに
言葉がでなくて
どうすればいいかわからなくなった
とどまり続けても良いことなんてない
わかっているけれど
気持ちが爆発しそうだ
これも
泡になって消えるのかな
もうしばらくは
泡を大きくしなくてはいけない