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映画のような

画面の向こう側で

繰り広げられるたくさんのストーリー


私たちを吸い込んで

虜にする

目が離せなくなって

いつの間にか続きが気になっている


映画が終わってしまうのがとても残念で

それでも余韻に浸っているのも楽しくて


甘酸っぱい恋がしたいと思っても

かっこいい戦いがしたいと思っても

現実世界には

想像しているものはなくて

私は一人むなしくなる


画面の向こうは

所詮

画面の向こうでしかなくて


映画の人物には

なれなくて


私は今日も一人でいる


映画のような人生は無理だけど

映画のような素敵なものは

私に作れるかもしれない

そう

ひとり呟く


明日は

どんな映画を見よう

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