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水は

いつかなくなってしまうのだろうと

心の中で勝手に決めつけていた

いつか枯れてしまい

水かほしいと

渇望する

そう勝手に

自分の中で思っていた


水はいつまでも

思った以上に

沸き続き

まだまだ

枯れそうにない


想定以上に

時間がたつのは早くて

自分の水は

いつまでもつだろう

そんな不安は

いつの間にか消えていることに

気づいてしまった


今までは

いつか枯れるんじゃないかという

不安と毎日戦いながら

そっとすくっていた


そっとすくうことも大切

大胆に吸い込むことも

大切なんじゃないかな

そう気づかせてくれたものは

君だった


もう少し頑張ってみよう

もう少し頑張れるんじゃないかな

そう思わせてくれたのも

君だった


水は相変わらず沸き続け

僕は今日も水を口に含む

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