表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
149/255

真っ白

とっても綺麗な物に触れると

なんだか嫌な物を見たような

申し訳ないような気持ちになる


別に悪いことをしているわけではないが

ついつい自分が悪いことをしているような

そんな感情が生み出されている


昔は真っ白な物が大好きで

そこに色をつけるのはさらに大好きだった


白は

色々な色をつけられる

一色足しただけでも

様々な表現ができる


いつからか

ぼくは白以外に

ほかの色も混ざっているように思った


何にも染まっていないのが

とてつもなく羨ましくて

目を反らしたくなる


でも

もう一回染め直せばいいのだ


ぼくの人生は真っ白で

色が付いて

それがあんまり好きじゃなかったら

また白を重ねれば良い


真っ白にはならないけれど

深みがでて

ますます色を重ねるのが楽しくなる

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ