143/254
思いやり
僻み
妬み
苦しみ
卑しさ
汚い感情は
どうしても頭の片隅に存在している
人が喜んでいるとき
人が成功したとき
どうしても汚い自分になってしまう
苦し紛れのことを言ったり
どうでもいい風を装ったり
汚い自分を必死に抑えつける
ただ
そういった自分は
自分自身でもある
そんな感情は自分を傷つけ
傷だらけになってしまう
人は鏡で
自分も鏡だ
嫌な自分も
良い自分も
全て写っている
目を反らしたくもなる
そんな自分を愛し
相手を愛すること
思いやりを持つこと
その行動も
全部全部鏡に写る
キラキラ輝いている
自分をどういうふうに変えていくのか




