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第1話 緊急軍議と悪夢

はい、たかみんです。お久しぶりの方はお久しぶりです!初めての方ははじめまして!長い間執筆をしてませんでしたが、急にやる気が出てきたので続編を書いてみました。


今回からシリアスが多いと思いますが、よろしくお願いいたします。

俺(赤松 輝廉)と親友の幼馴染みである小林愛佳が魔王を討伐する勇者として転生してから4年が経った……。


その4年でこの世界における歴史や常識・語学を学び、魔王を討てるように鍛錬や実戦に打ち込み、様々な村や街を守ってきた。


そしていつも通り鍛錬をしていると緊急軍議が開かれて招集された。緊急軍議の場所に着くと王を筆頭とした宰相、軍務大臣、財務大臣、外務大臣といった重要な役職を担っている者達が勢揃いしていた。


「おぉ、勇者どの。よくぞ戻られた。」


そう声を掛けてくるのは、この国の王。


「……緊急軍議と聞きましたが、何が起こったのです?」


気になったから聞いたが、宰相が余計な事も含めつつ長々と説明をはじめたので要約すると


・統制のとれた万単位の魔物が人族の領域を侵攻していっている。


・これまでにない規模の戦闘になるので各国が連合を組織して、その総大将に教皇が就き「聖戦」を宣言


・最前線に冒険者たちと火力支援部隊(奴隷で構成される部隊)を配置し、連合軍は軍勢を整えたら参戦する


驚いたことに、ほとんどが確定事項で緊急軍議といえども決めることは勇者をどのように立ち回らせるかといったことだけ。


また教皇とはキリヌムシュト教という信じれば救われるという教義で王族も含めた80%以上の人間が信仰する宗教のトップである。


無駄と言っていい時間を軍議で過ごしながら、俺は恐らく一緒に転生されただろうが離れ離れなってしまった親友の安否を気にする。






軍議が終わって自室に戻り、夜もかなり深くなった頃。俺は夢を見た。


自分の前に立ち塞がるのは漆黒のローブを纏った青年らしき人物と黒髪をポニーテールにした和装の少女。

ローブを纏った青年は問い掛ける。「貴様らの掲げる『世界平和』とはなんだ?貴様らの『世界』とやらに獣人族や魔族は含まれるのか?」俺は答えられない。それでも青年は問い掛けを続ける。「そう、答えられない。人族にとって世界は人族だけの世界、魔族にとって世界とは魔族だけの世界、獣人もまた然り。そこで俺は思ったんだ。人族でも魔族でも獣人族でもない者が全てを破壊して頂点に立ったときこそ真の世界平和ではないのかと。」そこで青年はフードを捲り、現れた顔は…………



「…………っ!!!?」

そこで俺は何とも言えない恐怖と共に目が覚めた。隣では心配しそうな顔をしている最愛の人。


「……凄い汗だけど大丈夫?」


「あぁ……でも少し…頼む。」


何も言わずに頷く彼女。






そして俺は恐怖を振り払うかのように__














_____小林愛佳と交わった。

次の投稿までは………いつものように長いと思います。申し訳ありません……………

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