Q12.服屋に向かうメンバーは?
「ブラン君、ごめんね!!!」
私は今ブラン君に頭を下げている。
そんな原因を作った張本人は、楽しそうに私達の様子を見てた。
テメェも謝りやがれ。マジで。
何で僕だけ謝らないといけないのさ?!!
元々の原因はカナでしょ?!!
(え。ボクは神様だからさ☆)
だから何?!!
(もー。こんなやり取りしてると、
ブランクンにまた不思議な顔されちゃうよ☆)
くっ……!!!一理あるっ!!!
何か正論なのに、カナに言われるとムカつくわ。
(え、ちょっと。酷くn「服っ!!!買いにいきたいなぁ!!!」
カナの返事を遮るように、僕は大きな声で言った。
はっきり言って、今カナと話しても僕に利益は無いし
ブラン君をほっといて、何か感ずかれる方が厄介だしね。
カナは自分の返事が遮られたことが不満なのか、
頬を膨らませて拗ねてる。
まぁ、見た目だけは可愛いけど.........。
中身はあんなんだしねぇ.....?
(空チャン.........。何か遠慮無くなってきたね。
ボク一応神様なんだけど、もう少し敬ってよ。)
本当に傷付いてるのか、いつものウザイテンションじゃなかった。
.........まぁ、こっちの方が静かで良いか♪
(空チャン、辛辣っ!!!)
まだカナは何かほざいてるけど、
そんなカナはほっておき、ブラン君に話けた。
「えっと、ブラン君?服屋行こ?」
それにブラン君はまだ事情が掴めてないのか、
頭に?を浮かべつつ頷いた。
「お、おう。こっちだぜ!!!」
ブラン君はすぐに切り替えて、元気に歩き始めた。
詳しいこと聞かれないで良かった。
本当にブラン君が、能天気で助かった.........。
そうして、今度こそ僕達は服屋に向かった。
Q.服屋に向かうメンバーは?
A.勇者、神様、異世界人の異質なメンバー。
テスト期間に入るので、亀更新。




