やっぱ。
*フィクションです。 作者の体験した話じゃないです。
では、そのことを前提に、宜しくお願いします!!!
この間、元カノと偶然なのか、必然なのか、、、
それはよくわからないけれど、言うなれば『神様の悪戯』
―――そんなののせいで、元カノと再会を果たしてしまった。
正直、俺はフラれた側だから、会いたくなどはなかった。
やっぱ、どんな顔して会えばいいのかわかんねぇじゃん?
けどさ、会っちまったものは仕方ない。
無視するわけにゃあいかねぇからさ、
俺はニコっとしながら「よっ!」っと言うわけなんだよ。
するとさ、
あいつ、なんて言ったと思う?
「よくそんな風にヘラヘラ笑えるね?」 だってさ。
ふざけてんのかよ(笑)
俺は、お前にフラれて、
会いたくなかったけれど、神様だか運命だか知らねぇけど、
俺にとっちゃ関係ねぇ悪戯の所為で、なんでそんな言われようを?
笑わせんなよ。
そもそも、別れたのもお前が悪いんだろうが。
確かに、お前が俺をフッた。
それは、曲げようのない正真正銘の事実だ。
けれど、お前の勝手に携帯を見るクセとか、
10分や20分の遅刻は当たり前という考え方を俺が注意して、
いやっ、むしろ「見ないでくれ」「遅れないでくれ」ってお願いして、
でも、お前は俺に「縛られるの嫌いなんだけど」「命令しないで?」って言った。
俺は、半年間、お前の常識の無さに我慢してきたんだよ。
こう言っちゃなんだけど、お前は常識がないということを自覚しろよ。
俺が「綺麗だね」って言った黒のロングもショートにしちまって、
それで、「お前には黒が似合ってると思うよ」って言ったのを、
嫌味なのか何なのかは知らねぇけど、なぜか茶髪にしちまって、
俺と付き合ってるときに付けてたアクセも、鞄も、
鞄についていたキーホルダーも、服も何もかも・・・・・
何もかもを変えて、お前は再び俺の前に現れて言ったんだ。
「よくそんな風にヘラヘラ笑えるね?」 って。
お前はさ、 他人の気持ちを考えたことあるのか?
―――俺は、思わずそうやって訊きたくなったよ。
まぁ、また「指図しないで」とか言うんだかと思ってやめたけど。
お前は、昔から自分勝手だから、俺はもう何も言わないよ。
告白してきて、 それで勝手にフッて、
自分にとって都合の良い話は「おねがぁ~い///」
自分にとって都合の悪い話は「文句あるの?」って(笑)
俺はお前の道具じゃないって。 俺はお前のペットじゃないって。
俺はお前の僕じゃないって。 俺はお前の言いなりじゃないって。
―――だからさ、 俺はやっぱ思ったよ。
俺と付き合うときにお前は言ったよな?
「私に直すべきところがあったら言って?」
「一生懸命努力して、直すから! 私、頑張るから」って。
だけど、信じた俺が馬鹿だったよ。
やっぱな、 思ったよ。 簡単に信用すべきじゃないって。
軽々しく、お前の・・・他人のいうことなんて信頼すべきじゃないって。
あーあ、 だよな。 やっぱ、信頼できるのって、俺だけじゃん。。。