巨大国家からの挑戦状~その第11話~
敢えて記載せず。次回投稿をお楽しみに…。
「これは思わぬ検察の失点でしたね。」部長。「大失点だ。」上杉。「検察よりもこの捜査に了解を与えた法務大臣と総理大臣。彼らには検察幹部より更に強いダメージになると思います。」「アメリカからの圧力に屈して日本政府が先ず中田排除を企み、検察を動かして捜査させてのむちゃくちゃな逮捕をした。こんな構図が成立する事になりますからね。」「全くだ。それが国民にわかってしまった形だ。」「木村内閣の統治能力のなさと無責任さは歴然とする形まで、白日の下に晒された形です。打開策を見つけるのは難しい状況ではないでしょうか。?」「さりとて解散も総辞職もできない木村総理、野垂れ死ぬしか道はない。社主と我々が話した通りに…。」
石井法務大臣の会見があると、法務省の番記者から連絡が入った。まもなくテレビ画面は石井法務大臣の会見場を映し出した。
「記者の諸君。お待たせした。」石井法務大臣は緊張した顔つきであった。彼は用意したコメントを淡々と読み上げた。「この度の政治家三名を含む逮捕者を出した事件については、国民の皆様に深くお詫びすると共に、昼夜を徹する形で捜査にあたった検察関係者諸君の労を労いたい。先程、関係箇所の家宅捜索終了の報告を官房長からうけたばかりである。事件の真相が一日も早く明らかにされる事を期待したい。コメントは以上です。」「大臣。先程検事総長が特捜部長と記者会見に応じた事は御承知でしょうか?」「記者会見を開くと言う事は聞いていたが、内容は現時点で把握していない。」「検事総長の会見によれば、贈賄側のvictory社の関係者には日本司法関係者、具体的には検察関係者は未だ接触していないと言う事ですが…。大臣は、この検事総長のコメントにどのような感想を持たれますか?。この検察の対応で裁判の行方に影響があると考えますか?。」「先ず検事総長のコメントに関しては、その真意は検事総長に聞いて欲しい。特段の感想を私は持たない。裁判の行方についても私は同様だ。」「マスコミの間で、今回の事件はアメリカと日本両国政府間で何らかの密約が事前に存在し、政治的な判断が作用した結果の事件化ではなかったのかとの観測がありますがその点は、」「観測ではなく憶測若しくは根も葉もない推測推理だろうそれは。我が国は独立国として我が国の判断と法律で今回の事件に着手したのだ。法務省は。第3国の関与など存在しない。私が断を下した後、総理に然るべき時に報告をしたのだ。」「然るべき時にとは具体的には何時でしょうか?」「然るべき時にとは然るべき時期である。具体的な日時はコメントしない。以上だ。」法務大臣は会見場を足早に去った。
敢えて記載せず…。次回投稿をお楽しみをお楽しみに…。




