巨大国家からの挑戦状~その第10話~
敢えて記載せず。次回投稿をお楽しみに…。
朝まで中田事件は何一つ動きはなかった。日報新聞社は政治部は平穏な朝を迎えた。部長の内田が出社してきた。「おはようみんな、御苦労様。上杉報告してくれ。」「検事総長の会見と地検特捜部長の会見はキャンセルでしたし、政治家は黙して語らず。」「紙面をご覧頂いてお分かりの通りで、何も動きは。」内田は頷いた。
「今日の検事総長の会見と地検特捜部長の会見は注目だと思います。何を何処まで語るのかが…。」「そうだな、接見禁止も解かれるし、中田一郎の代理人のコメントも注目だな。」「それとやはり金沢さんには目が離せないですね。」
「部長まもなく検事総長の会見と地検特捜部長の会見が行われるようですね。」秘書の山崎が報告する。
政治部にいた者全てがテレビ画面に注目した。検事総長が先ず口を開く「先ず逮捕した容疑者に関する家宅捜索は終了致しました。検察庁は押収したものを分析して容疑者の起訴に向けて、更なる必要捜査を継続中です。」「国民の皆様とマスコミ関係者には引き続き御協力をお願い致します。」特捜部長が口を開く。「現在逮捕された者全員が無罪を主張しております。我々は立件に無論自信を持っていますので、証拠の全てを調査してこの事案を適切に処理するつもりでおります。発表は以上です。」「質問のある方は挙手し会社名と御名前をお願い致します。」会見を仕切る法務省の報道官が言った。北日本新聞社の後藤です。「今回の贈賄側のvictory社の関係者は聴取1つ行われていません。これで収賄罪が成立するとは思えないのですがその点は?」「事件は立件できると確信を得ているから容疑者を逮捕したのです。victory社の関係者に対する聴取等は、近い内に行います。」栃木日日新聞社の鴨居です。アメリカの司法取引後にvictory社の関係者て行う事情聴取、任意の形になると思います。相手が拒否できる任意事情聴取、日本の検察には協力はできない。と言われたら、お手上げの状態では?。」「その点は考慮している。具体的には現段階で説明を控える。」「愛知報道社の君島です。アメリカ下院の東アジア特別小委員会の公聴会については?」「大変関心を持っている。特捜部の幹部職員を派遣して情報収集にあたる事にしている。」「北方新聞社の亀井です。日本の検察は聴取していない司法取引のあるアメリカ在住の捜査対象者の議会公聴会を証拠として日本の裁判所が採用すると本気で考えているのですか?」「コメントは控えさせて頂く。」「日報新聞社の浅野です。検事総長と特捜部長。これは言葉は悪いが検察ファシズムではありませんか?我が国では全て証拠に基づき体操起訴されます。しかし今回は収賄罪の証拠の大半はアメリカにあります。今までの司法の慣例すら無視している。立法されていない手法で行う捜査は違法であり、立法権の重大な侵害になりませんか?」「ノーコメント」これで会見を打ち切ります。検事総長と特捜部長は席を立った。
敢えて記載せず。次回投稿をお楽しみに…。




