巨大国家からの挑戦状~その第8話~
敢えて記載せず。次回投稿をお楽しみに…。
日報新聞社のその日の夕刊が出来上がった。
中田事件に関しては、検察の関係箇所の家宅捜索終了と金沢秘書の談話、それに与党の民自党の総務会の混迷と若手議員の動き、アメリカ下院の東アジア小委員会の関連記事が主なる内容であった。他の新聞社もそれとほぼ同じ内容の記事を並べていた。
「みんなご苦労様。これからが正念場だ。出来るだけ体を休めてくれ。」内田は政治部に訓示し、部長に不在の者にも徹底をする様に求めた。
「部長…。お疲れでしょう。今夜は僕が社に残りますので、部長は御自宅の方へ…。」「そうするか…。何も飛び込まなければ…。」「是非…。明日は終末、永田町の議員は選挙区に…。アメリカ下院の東アジア小委員会の件もありますし、来週の前半は徹夜かも知れませんので。」
各テレビ局は、相変わらずの政治ネタ一色のワイドショーであった。コメンティターよりもおもしろい金沢秘書の記者会見の映像を特集で流すテレビ局も存在するほどであった。
「今や金沢さんは大スターですね。」「判りやすい言葉で、話をする彼の言葉は視聴者に伝わり易いからだろう?…。」「新聞社でも見倣うべき点はあるかも知れませんね…。」「上杉。大いにあるさ、我々新聞社も…。若者の活字離れが進むなか、新聞の購読家庭すは減少傾向にある。役員会でも色々検討してうる所だよ。」「そうでしたか部長…。」
敢えて記載せず。次回投稿をお楽しみに…。




