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空想作文  作者: Kweil.S
5/9

暗闇

(後書き)


さようなら。

これから私はどこに向かうのだろう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


何も見えない

からと言って、盲目なわけではない。

目の前にあるものを掴もうとしても

それは手の中から流れ落ちて行く。


何も聞こえない

からと言って、耳が悪いわけではない。

何か聞こえたから耳を澄ましたが

無音という音が聞こえるだけだった。


何も匂いを感じない

からと言って、嗅覚が悪いわけではない。

目の前に何があるのか確かめたくて

嗅いだ匂いは無臭だっただけである。


時間が経った…今はいつだろうか…


それ以外何も見えない

と言っても、目が悪いわけではない。

暗闇ではなく赤くするどく

眩しい光が見えるだけだ。


それ以外何も聞こえない

と言っても、耳が悪いわけではない。

ごうごうといった音と

パチパチといった音が聞こえるだけである。


それ以外匂いを感じない

と言っても、嗅覚が悪いわけではない。

ゴムが溶けるような臭いと

肉が焼けるような香ばしい匂いだけである。

(前書き)


突然私は別れを告げた。

最後に見えた、家族の顔もすぐに見えなくなった。亡くなれば魂は浮遊し家族の顔も見えると聞いた。だけど、私は体と共にある。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



少し想像するとグロテスクかもしれませんし

実際経験してないので分かりませんが、一言で言うなら

今作も暗い話ですみません。


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