対国喧嘩
今回は、暗めです。
想像してみるとどんな世界観なのか、
背景が分かるかもしれません。
10XX年X月X日
みなさん元気ですか?
私は目が痛く煙が目に染みる場所にいます
やっと開けた空間を見ることが出来た
私の眼からは涙が流れ止まらないこの瞬間を
私は今生きています
10XX年Y月Y日
みんな元気にしているだろうか?
この言葉は届いているのだろうか。
私は今、常に耳が痛いのだ
近くで響く轟音には慣れた
しかし、おまえたちと頃の同じ者の
哀しむ声が突き刺さるこの瞬間を
私は今生きているのだ
10XX年W月W日
安心して、待っていてください。
私は今とても口が痛いです
何を言っても許されず潰される
一つ一つの断片が争いを生むというのに
無力というのは真実をも隠します
そう、言葉が殺戮を生むこの瞬間に
私は立ち会い、今生きているのです。
10XX年Z月Z日
すまない
もう身体が軋み 悲鳴をあげているのだ
何も考えられないほどに心は枯れ
見た目は故人同様だ
動け動けと命令を出し続ける私の頭
動きを止めず 引きずりつつも進む
棒のようなもの
友を呼び探し続けて
叫び疲れた 助けを呼ぶこの喉
もう辞めよう こんな喧嘩は…
何も生まず、何も生まれないから…
感想とか評価とか強制も無理強いも嘆願もしません、
好きにしてください。
実際約4年間?程ついてないので…
(感想は嬉しいことに1件だけ初期にありました)
因みに今作は情景として戦争の映画、ニュース等を見た後に
考えついて書いてるので、そんな感じです。