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闇カジノ01

 

 トランプの事はカードと言いコインの事はチップと呼ぶ。殺す殺したが口癖に成り大抵の人が何かしら心を病んでいる――それが日本のカジノディーラーと呼ばれる人種だ。

 何時の頃の話だったろうか?新宿、歌舞伎町には活気が在り路上販売でAMTや5meo-dipt等の合成麻薬が堂々と売られていていた時代。正確な時期は忘れた。ただ、ただただ若かった事は覚えている。そして青春の無駄使いをした事も覚えている。金もふんだんに無駄使いをした。色々と無駄に無駄を重ねて私は今に成った。随分と恥の多い人生を送ってきたものだと誰かの言葉を聞いた事があるが多分、似た様なものだろう私の人生は。個人的な小言は控えよう先に進もうではないか。街が美しかった時代のカジノの話を、無駄とは言え取り戻しが利かない青春の話を始めよう。違法だらけの物語だ、ハッピーエンドだけは無いと予め言っておこう。

 人間は二種類に別けられる。男は二種類に分けられる女は…どうして表現者は何かに付けて白黒二択みたいな別け方をする。当然の様に常識の様にまるで礼儀の様に。すまんがカードにも二種類に別ける事が出来る。事実なので申し訳が無い。プラスチック製と紙製の二種類。プラスチック製は家庭用というか子供向けだ。耐久性があるから永遠とババ抜きが出来る。ゲームに限った事では無いが人生もババ抜きと一緒だ。誰かが損をする。仕組みだ。ルールだ。お約束だ。なんでもかんでも先上がりがお得だ。

場合によるのも知っているが面倒なゲームを作った神は性格が悪いだろう。会う機会が在るのであれば必ず一発は殴ると決めている。何処まで話が進んだのだろうか?そうか紙製の話がまだだった。神の話が出てきて紙の話が途切れた。神は放っておこう、物語が進まない。紙製のカードは基本使い捨てだ。業務用としてカジノで使われる。何を勘違いしたか安いBERに行くと業務様のカードが置いている事が在るが使い捨てが前提である。耐久性が無いのでボロボロだ。くだらん大富豪とかして客と賭けをしているのだろう。天然のマーキングも施されているのでバーテンダーは強い。当たり前だ印付きだから。カジノではカードは一回使ったら廃棄が当たり前、イカサマをしてませんアピール。イカサマの事をゴトとか言うらしいが業界カジノでは仕事と言う。仕事が入ってる、仕事をして居る、仕事ディーラーとか言葉が飛び交うとイカサマをしているとの意味。言語学者では無いので定かではないが、仕事を略してゴトと言う言葉が生まれたのではないだろうか?暴力団関係者はイカサマをポンコツと言う。

 そういえば気どったディーラーもやれポンコツ箱だのポンコツカード等口にしていたか。今のうちの言って置く。カジノディーラーは一応堅気です。法に触れるが。一応一般人です。毎日が逮捕と隣り合わせだが。一応人間…さてこの問題はと成ると難しい。生物学的には何をどう間違えようとも人間で天使でも悪魔でも無い。

 問1、カジノディーラーは人間と言える事が出来るのだろうか?

 答えは此の物語が終わってから自然と出るだろう。急ぐ必要は無い。

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