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白い少年の物語  作者: 甘味処 雨
7/7

黒い女の話

少年は立ち上がる


赤い色が飛び散った白い部屋から

外の世界へと足を運ぶ


歩いて歩いて

外に出る

右 左 真っ直ぐ 後ろ

これといった考えのないまま

赴くままに歩き出す


外には色が多種多様に存在をしていて

だけれど少年はそんな姿に目もくれず

ただただ赤いと白を追い求める


道で黒い女に出くわした

女は冷たい目を少年に向ける

そしてこういった

〝ついてこい〟

そんなことを言われて少年は

拾ったナイフを女に振るう


女はさらりと横に避け

拳を少年の頬に引き寄せた


少年の頬は紫色に染まってる

女は二度こう言った

〝ついてこい〟

少年は立ち上がる

ナイフを捨てて立ち上がる

女の歩くその道に

ただただ従順に犬のように付いていく

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