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200文字小説集

僕の名前(200文字小説)

作者: 日下部良介

僕の名前はタクミ。

“彩”と書いて、タクミと読む。


どうしてこんな名前にしたの?

字画がいいから。


小さい頃は決まって“アヤちゃん”と呼ばれた。

それが嫌でこの名前も嫌いだった。


最近は女の子たちに“おしゃれな名前だね”なんて言われることもよくある。

そうすると、なんとなく“いいかも”なんて思えてきた。


来年は二十歳になる。

着物のダイレクトメールが毎日届く。

女子校の入学案内が来たこともあった。


今なら余裕で笑える。


うちの長男です。

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― 新着の感想 ―
[一言] 妙にリアルだと思ったらそうですか。 いい名前ですね。 字も読み方も好きです。
2010/10/01 09:09 退会済み
管理
[一言]  なるほどー。  でも、そうですね。小学校、中学校くらいまでは、辛い事もあるかもしれませんね? でも、やっぱり、その名前の意味、というか、その名前をつけた、その想いをしっかりと伝えれば、きっ…
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