登場人物紹介(9話終了時点)
本編書いている時間がないので、今までに出てきた人物たちの紹介でお茶を濁します。
◇ミズマリ(水毬)
「樹氷」の巫の一人。水魔法と氷雪魔法の使い手。巫歴は三年と少し。ツクモという師匠がいるらしい。ツクモに誘われ巫になった。
自他ともに認める無学無知である。
無口。コミュニケーション能力皆無。家事も苦手。ツクモの弟子時代はそれなりに人間らしい生活をしていたが、今は料理も掃除もしないため、部屋は散らかっている。ご飯は毎食コンビニ弁当か外食。まぁそれでも経済力に物言わせて一応生活はできている。風呂に入り忘れることもままある。家に風呂はあるが二日にいっぺん銭湯に通っており、銭湯ではよくサウナに出没している。
趣味はゲーム。休日は日がな一日ゲーム三昧。ランキング上位の、割と強いプレイヤーらしい。プレイヤー名は「馬鹿馬鹿」。読みはうましかばか。
巫になる前は割と普通の高校生で、吹奏楽部に所属していた。
◇ホナカ(火中)
「樹氷」の巫の一人。炎魔法の使い手。巫歴は一週間未満。人攫いに拐かされ、巫になった。一昔前はよくあることだったらしい。
基本ボケ担当のはずなのだが、ミズマリのせいでツッコミ役にジョブチェンジせざるを得なかったかわいそうな子。
家事全般が得意。趣味は料理と掃除。家ではよくお菓子作りやパン作りをしていたらしい。ご飯は、炊飯器ではなく圧力鍋で炊く主義。得意料理はおせち。大晦日に一日かけて家族分のおせちを作っていたとか何とか。食事のマナーにうるさい。あと大食い。基本長風呂で、好きな入浴剤は「日本の湯百選」シリーズの下呂。しかし、実際に下呂温泉に入ったことはないらしい。
勉強ができる娘で、長女。弟妹が四人ほどいたとか何とか。
◇ツクモ(九十九)
ミズマリの師匠。そして現協会長。未だ名前しか出てこない。
ウワバミで、とあるブランドのとあるプレミアムなビールが好きらしい。つまみはいつも塩辛。時たまミズマリに夕食をたかられる。
なお、ミズマリ以外にも弟子は何人かいるが、いずれも変人。が、ツクモが一番の変人である。
◇ラーメン屋の店主
豚骨ラーメン屋の店主。頭に手ぬぐいを巻いているイケオジ。一見繁盛していないように見えるが、それなりに売り上げはあるらしい。ミズマリに負けず劣らずの無口。
褒められ慣れていないため、ラーメンを褒められると餃子や炒飯をサービスすることがある。
因みにメニューは、「豚骨味噌ラーメン」「豚骨塩ラーメン」「豚骨醤油ラーメン」「デラックス豚骨塩ラーメン」「激辛豚骨ラーメン」「餃子」「炒飯」のみ。麵の硬さ、油の量、味の濃さが選べる。実は裏メニューがあるのではないか、とファンの間でひそかに話題となっている。