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補遺 - 断片
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遥か昔、この地で“なにかとても恐ろしいこと”が起こった。
“恐ろしいこと”から逃げた民だけが助かった。
それにより、極度に物事を恐れる性質が強く遺り、そしてそれは種の存続のために尊ばれた。
一方、そのような性質を持たないものは異分子として、種を断絶させかねない存在として恐れられた。
そして恐れを持たぬものたちは、“城”に入れられた。
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