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第二十八話:勇者潜入作戦〜パーティー入り〜

はい、祓戸です。現在ゲーム片手に書いております。ガチャるために、ピックアップのキャラを当てるために必死でガチャるのを我慢して水晶を貯めています。てか課金できないから集めるの一苦労なんよ。

と言うことで?今回はイレーナさん登場です。覚えていますか?今まで色々な視点があって読みにくかったと思いますが、そろそろイレーナと勇者が合体するはずです。それまでお待ちください。

Sideイレーナ(本名セリア)


おはようございます。セリ…ではなくイレーナです。

現在ランクSの冒険者をしています。

ここ三ヶ月くらいは適当な依頼を見繕ってもらって依頼をこなしていました。

内容はダンジョンの第百層にいる魔物の素材の採取や蘇生薬に必要な素材の採取。

あとはランクがAやらSやらの魔物の討伐などです。

蘇生薬の素材だけ難しかったのですが、なんとかゆうず…発見し今では依頼達成率が100%を誇っています。

私が人族の女の外見をしているため面倒な集団と殺りあうこともありましたが優秀な冒険者を演じていると自負しています。

そして今、私が冒険者を始めたきっかけを達成するチャンスが来ています。

いつもはソロで活動している私が密かに日課にしているパーティーメンバー募集の掲示板を見ていると

こんな張り紙がありました。


〜パーティーメンバー募集

 ランクはS以上

 魔法使い


普段ならこんな無茶な条件で来るわけないでしょうと鼻で笑いながらスルーするのですが

下にこう書かれていました。


なお所属先は勇者パーティーである〜


私はそれを見た瞬間紙を破って受付へ持っていきました。

最初に受付してもらった縁から専属になったラナさんの所へ。


「ラナさん。すみません、私勇者パーティーへ行きます」


「ああ、勇者パーティーですね。こちらで処理を……ってイレーナさん!

 あなたソロじゃなかったんですか!?」


「い、いえ、最初はそのつもりだったんです。でも、私は女ですから、どうせパーティーで報酬を分けるとなると少ないでしょうし。それにどうせ組むなら強い人と思っていましたから」


「へえー…そうだったんですか。正直助かりました」


「助かった…ですか?」


「ええ、国から勇者パーティーのメンバーにイレーナさんを出せってうるさかったんですよ

 でもイレーナさん、今までパーティー組んでなかったじゃありませんか。

 だからパーティーは好きじゃないのかなって思ってまして」


「ああ、それはご迷惑をおかけしました。私は全然大丈夫なので

 ぜひ勇者パーティーに所属させてください」


「わかりました。おそらく最初に顔合わせをすると思います、城で。

 大丈夫だとは思いますが、一応正装の用意をしておいてください」


「わかりました。では今日は正装を買いに行くので依頼は無しで」


「はい。正装でしたら三番通りの服屋がおすすめですよ」


「ありがとうございます。ではまた」


やった!思ったより早かったけど勇者パーティーに入ることができます!

私が勇者パーティーに入りたい理由。

それは上からの命令だからです。内容は勇者パーティーに潜入して、

能力、行動、性格などを報告することです。

あ、一応報告しますか。


ー「竜田姫様。聞こえますか?」


ー「ん?セリアか。どうした?マンドラゴンはもうないぞ」


ー「違いますよ。勇者パーティーに潜入することができました」


ー「なんと!思ったより早かったな。てっきりもう一年くらいソロかと思っておったわ」


ー「私もそう思っておりました。今日たまたま募集していたのを発見したのです。

  とそれはいいのです。報告というか質問があります」


ー「ほう。其方が質問か。良いぞ、なんでも聞くが良い」


ー「ありがとうございます。報告が今まで通り念話でよろしいのですか?

  下手すると勇者達に気づかれると思いますが」


ー「ああ、そうかもな。では召喚・悪魔(サモン・デビル)影の悪魔(ジアンブル・ドゥーバ)を喚べ。この悪魔だったら気づかれんだろう」


ー「わかりました。では緊急の際は念話を使わせていただきます」


ー「うむ、わかった。ではくれぐれも気づかれぬようにの」


ー「はっ!」


こうして上司との念話を終わります。

それにしても影の悪魔(ジアンブル・ドゥーバ)を使うとは。

よほど気づかれたくないんでしょうね。今回の勇者はそれほどまでに強力なのでしょうか?

ステータス開示を求められた際には気をつけなければいけませんね。

そういえば人族の正装ってどんなのでしょうか?

普段はゆったりとしたローブを着ているだけでその下は下着なんですよね。

今までバレたことがないから気にしてませんでしたが、これからはローブ以外にも着ないといけないのでしょうか?

正直、竜の姿の時は裸なので服を着ていると違和感があるんですよね…

そんなことを考えているとラナさんに勧められた店についていました。


「えーと、正装の青咲?不思議な名前ですね」


カランカラン


「いらっしゃいませー」


中は結構な人がいました。

不思議な名前とは反対で繁盛しているんですね。

店の中を見渡すと色々な服が置いてありました。

チュニックと呼ばれるものやフリルがたくさんついたものもあります。

残念なのは私には全く見分けがつかないことです。

え?どれを着ていけばいいの?そもそもこっちは女用なの?

私が混乱していると見かねた店員が話かけてくれました。


「何かお探しですか?」


「え、えーと…正装が欲しいんです。田舎から出てきたので持ってなくて」


「なるほど。どのようなところで着られるのでしょうか?」


「確か…お城って言ってました」


「し、城ですか!?失礼ですが、あなたは?」


「私ですか?私はイレーナです」


私はそう言いながらギルドカードを出した。


「あの百花繚乱のイレーナさんですか!」


「あはは。まあそうです…」


百花繚乱とは私の二つ名です。なんでも色々な属性の魔法を操るから百花繚乱なんだとか。

よくわかりませんが、あまり私は好きではありません。


「イレーナさんが城に行かれるということはあの噂は本当だったんですね」


「噂ですか?」


「ええ。イレーナさんが勇者様の強さに惚れ込んでパーティーに入るって噂です」


「なんですか?そんな噂」


私はまだ一度も勇者と会ったことないんですが。


「その反応ですと噂は…」


「ええ、根も葉もない噂です。まだ勇者様と会ったことすらないので」


一体誰がこんな噂をって…

ああ、国ですか…どうしても私をパーティーに入れたかったみたいですね…


「と、話が逸れましたね。そんなわけで城に行くので正装を見繕ってください」


「わかりました。少々お待ちください」


店員がそう言って奥へ引っ込む。

私は暇なので椅子に座りながら、使い魔を城へ飛ばしました。

一応の情報収集です。もしかしたら勇者の他にも強いのがいるかもしれませんからね。

それにしても無駄に大きな城ですね。

おかげで勇者達がどこにいるかわかりませんよ…

探し回ること二十分。ようやく異世界人らしき人族を発見しました。

さてさて鑑定っと…

え?なんですか?このステータス…

しかも魔族と人族が混じっているって…


「イレーナさん。こちらのドレスはいかがですか?」


さらに踏み込んで見てみようと思った矢先、先ほどの店員が戻ってきました。

仕方ありません…また次の機会に調べましょう。


「落ち着いた色ですね」


店員が持ってきたドレスは薄い黒と灰色がメインのドレスでした。

胸には花が二つあります。あの花は確か…黒百合と白百合ですね。


「はい。イレーナさんの髪色にはこの色が合うと思いました」


私の髪色は白に近い灰色です。確かにこの髪色では青や赤では似合わないでしょう。


「そうですね。これにしましょう。いくらになりますか?」


「ありがとうございます。耳飾りなどを合わせまして合計金貨3枚になります」


くっ…結構しますね…

あとで錬金術で作ればいいだけの話なのですがどうしても躊躇ってしまいます…


「わかりました…」


「はい、確かにいただきました。またのご来店をお待ちしております」


はあ…勇者パーティーに入るにはお金がかかりますね…

いかがでしたでしょうか?店の名前とか二つ名とか考えられるわけがないw

なのでお店は有名なあの名前をちょいと改造。二つ名はありふれたものです。

………魔法のカタカナの部分は考えてるから。本当だから!

面白いと思った方は、『ブックマーク』や下記のポイント評価を押していただけたら幸いです。面白くなかったら容赦なく星1にでもしてください( ; ; )

またアドバイスも是非。

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