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第二十三話:管理者、人族領に到着す

はい、祓戸です。この話では人族の創られた理由がわかります。

Sideレヴィア


人族領の近くの森に転移してきた。


「よし!じゃあ街を目指して歩こうか」


「レヴィア、地理わかるんですの?」


「もちろん。500年前とは全然違うよ」


「違うって何が違うんだ?」


「僕はわかるよ。ちゃんと調べてきたからねクス」


「やっぱ真面目だよねールイは。普段は私と同じサボりのくせに」


「ルシアさんはもうちょっと真面目になった方がいいですよ…」


「レヴィ兄答えは何?」「あんまり…変わってない…感じが…する…」


「じゃあ正解発表と行こうか。正解はー…」


ゴクッ…


「なんと!」


「なんとなんと!」


「さっさと言ってくださいな!」


「ごめんごめん。正解は人族領の国が一つだけになったでした!」


「あん?もう人族は絶滅するのか?」


「まあ、人族だからねー」


「あの欲深さは一体どこからきているのか不思議でしたわね」


「いやいやそうじゃなくてね」


「そうじゃない?どう言うことだと思う?リア」「もしかして…どこかの国が…統一した…とか…?」


「そんなことはないでしょう。あの人族ですよ?」


「ああ、同族であろうと別種族であろうと自分の利益や快楽のためだったら略奪、拷問なんでもする連中だぜ?」


「そのくせ自分の物に手を出されたらしつこいくらいに追いかけてくるしね…」


「それがねー驚くことにリアの言う通りなんだよね」


「「「「「は?」」」」」」


「いや、200年くらい前に突然今の国が急激に強くなって全部の戦いに勝ったらしいよ」


「それで瞬く間に国を統一して今のこの国になるってことクス」


「そっかー…じゃあますます魔族に似てきたねー」


「まあ人族が魔族の失敗作だからね。ある程度似るんだろう」


さっき言った通り、人族は魔族を作ったら偶然できた失敗作だ。

魔族は完成したので気まぐれで魔族と一緒にこのレイに放り込んだのだ。

やはり失敗作なのであらゆる生物にステータスで劣る。

もちろん小さい虫や動物は例外だ。

しかし、生き残るための知恵が恐ろしくあって今日まで生き延びてきた。

気まぐれで放り込んだ時はこんな一大勢力になるとは思ってもいなかった。

おかげでこのレイに影響を及ぼせるくらいに大きくなった。

ただ、このレイを運営する身としては少し面倒だ。

何が面倒かと言うと人族の思考が読めないのだ。

500年前の人族だが、魔王打倒連合を作ったのだ。

それはいい。魔王は強いから各国で協力して倒そうって所はわかる。

けど連合を組んだのはいいのだが、最初の会議の内容が魔王領の分配だった。

あの時は目を疑ったね。倒してもない、倒せる方法も見つけてない劣勢の状況で自国の利益のために国どうしで足の引っ張り合い。

ようやく兵を集め始めたから魔王討伐に行くのかな?と思いきや、連合に入ってない弱小国を攻め始める。

なんでわざわざ自分の種族の戦力を減らすのか…おそらく目先の利益しか見てないのだろうが…

お前らその欲深さで良く生き残ったなと思ったね…

まあ、この時代の人族は優秀な個体がいるのだろう。なんせこんな人族を今もまとめているのだから。


「ん?なんですのあれ?」


「どれー?……?門番じゃないの?」


「いえ、それくらいわかりますわ…そうじゃなくて門番に渡しているカードのことです」


「あれは冒険者カードです!」


「おお!アイア知ってるのか?」


「当然です!冒険者のことはたくさん調べたのです!」


「なんで冒険者だけなのかな?リア」「多分…楽しみ…だった…から…?」


「相変わらずだねクス」


「でも私たちはそんなカード持ってませんわよ?」


「まあ、今ここで作ってもいいのですがやっぱりギルドで作ってほしいので、別の列の並びます!」


あれ?なんかアイアに説明役とられてない?


「なんで別の列なのー?」


「あの列が冒険者カードを持っていない人のためにあるからだよ」


なんか悔しいので無理矢理取り返す!


「田舎の村とかだとギルドがないからカードを発行してもらえないんだ。そんな人達用だよ」


「なるほどー」「でも…なんで…カード…出す必要…あるの…?」


「それは簡単に出身地や本人の魔力がわかるからです!」


あー!また先に言われた!


「ではこの列はどうするんですの?」


「こっちは出身地を言うだけでいいんだ。そのあとギルドカードを作るように強要されるけど」


「ふーん、なるほどねーあ!私たちの番だよ」


「次の奴!こっちだ!」


ボク達が連れてこられた場所は城壁の中にある部屋だった。


「うーし。じゃあこの紙に出身地と年齢と名前を書いてくれ」


ボク達は目を合わせてうなづく。事前に決めた設定でいく合図だ。

ちなみにアルドが長男、アイアが長女としてそれぞれの下にルイ、ネフィ。

次にノア、ルシア。ルシアの下にボク。その下のリアだ。

女の方が多いが、仕方ない。性別を変えることもできるが今の姿の方が楽なのだ。


「うし!じゃあ確認するぞ!ウィード地方のライン村出身。年齢はっと、すまんすまん

 しっかし多いな。兄妹だろ?」


「ま、親が元気だったからな」


長男がアルドなのでアルドが答える。


「そっかそっか。じゃあ親がすんげー美形だったんだな」


「ん?なんでそう思うんだ?」


「いやお前さん達、この王都でもなかなか見ないくらい美形だぞ?」


「ははっ!それは嬉しいな」


「だが気をつけろよ?」


「ん?何にだ?」


「人攫いだよ。この王都の表ではないが、裏路地とかの裏では当たり前らしいからな」


「そうか。ありがとな」


「いいってことよ。じゃあ、ようこそ!王都ジテアへ!」


そんな言葉をもらいながら部屋を出る。


「いやー。出身地とか適当だったけどなんとかなるもんだねクス」


「まー実際にある名前だしねー」


「でも兄妹は少し無理があったかもしれませんね」


「でもなー家族の方が面倒なくていいんだよな」


「まあ、うまく行ったからいいではないですの。それより次はどこにいくんですの?」


「そうだなー。もう日が暮れるし宿でも取ろうか」


「えーギルドはー?」「ノア兄…さすがに…遅いよ…」


「そうです!ギルドに行きましょう!」


「アイアもかよ…」


「いや、今日はもう宿だよ」


ボクがそう告げるとノアとアイアは膝から崩れ落ちる。


「はあ…ネフィ、アイアよろしくボクはノアを背負うよ」


「わかりましたわ」


「じゃあ適当に散策しながら行こうか」





side王都の住人A、B、C


「おい!見てみろよあの集団!」


「あん?一体どうしたんだ?」


「いいから見てみろよ!」


「本当になんだって……おい!なんだあの美形揃いの集団は!」


「いやー、俺もびっくりしたわ」


「お?門番の仕事はもう終わりか?」


「ああ、ちょうど終わったところだ。飯食いに行こうぜ。あの集団のことでも話そう」


「おっいいねぇ」


「ごちになりますっ!」


「おごらねぇよ」




「んで?あの集団は一体に何者だよ?」


「田舎から登ってきたんだとよ。しかも兄妹らしい」


「はあ?嘘だろ?あの美形でか?」


「まあ、確かに怪しいがあり得ないことではないだろう?例えば没落した貴族の子供ってこともある」


「ああ、そっちがあるか」


「兄妹ってのも怪しくないか?上と下結構離れてるように見えるが」


「それは本だと思う。目の色が全員緑色だったからな」


「緑か。珍しいな、見たことねぇよ」


「案外田舎では珍しくなかったりな」


「しかし、あれだけ美形だったら危ないよな」


「ああ、俺もそう思って注意したんだよ」


「お?あれ例の集団じゃねぇか?」


「本当だ。宿に入った」


「あそこだったら大丈夫だろ」


「だな。この辺の宿はサービスも防犯もしっかりしてるしな」


これがフラグになったことは誰も知らない…

いかがでしたでしょうか?

昔のレヴィ「あ、なんか変なのできちゃった。どうしよ。もう魔族はできてるんだけど…

      いちいち消すのも面倒だしな…よし!放り込むか!」

これが後の人族である…w

失敗作なので色々と残念な種族ですw

面白いと思った方は、『ブックマーク』や下記のポイント評価を押していただけたら幸いです。

またアドバイスも是非。

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