№9 コォジィとケイ、大団円(大縁談)
久しぶり、魔法少女のくだり。
俺はこの展開には慣れっこだが、戦い後の余韻は欲しいと思う。
だって、ほぼ三章分、バトってきたのに・・・まさに草ww的な。
・・・別にケイがどうこうという訳じゃないけど・・・ねぇ。
・・・ま、いいか。
皆、喜んでいるようだし。
俺を真剣・・・っていうか、決死の表情で見ているケイだが、自分をボクというだけあって、ブロンドの短髪でボーイッシュな感じだ。
顔はアーサーの姉ともあって、容姿端麗、身長は今の俺ぐらいで・・・む、胸がでかい少なく見積もってもDはあるだろうか・・・いやF、とにかくギャップ萌えだ。
むっ、この娘、魔法少女ではホワイトこと、リンドバーグ=真白に似ている。ちなみに魔法少女では、帰国子女のハーフという設定で、冷静沈着、我が道を行くという
タイプだ。
戦い後の高揚感と新たな仲間(嫁)が増えたとあって、こっちはメロンたんをはじめ皆きゃぴきゃぴしているけど。
円卓の騎士達は、どんよりしているな、己がプライドをかけて戦ったからな。
虎徹は放心状態でぼーっと突っ立っている。
「・・・コォジィ殿」
ケイが赤面しながら、片膝をついて俺の右手をとった。
「永遠に」
そう言うと、手の甲にキスをした。
本来なら逆だろ。
「うん」
彼女の潤んだ瞳を見ると、ついそう言ってしまった。
アーサーがぽんと俺の肩を叩く。
「・・・お前ばかりが・・・ブサメンなのにな、何故だ・・・理解に苦しむ・・・が、姉上の事よろしく頼む」
「なんか棘があるが・・・わかった」
それからアーサーは俺の耳元で呟いた。
「シャロットの事、まだ諦めていないからな」
「お前」
「まあ、そういう事だ。これでバーンとディオラはより強固な絆で結ばれた。ということはだ・・・私はいつでもディオラを訪れるし、いつでもシャロットに会えるという事、すなわち、まだまだチャンスがある」
「アーサー、アタシはコォジィの妻だぞ」
シャロットは困惑しながら言った。
「・・・シャロット、いや、お姉たま、それがどうしたというのだ。愛のカタチは千差万別・・・寝取り、寝取られはこの世界の胸アツポイントではないのかね」
「・・・いや、それはこの投稿サイト世界の話だから」
俺は思わずツッコミを入れる。
「とにかくだ」
アーサーは両手を広げた。
「めでたいことに変わりはない。そうだろ」
「ああ」
俺は頷いた。
アーサーは振り返り俯く円卓の騎士たちを労う。
「皆、よくやった。勝敗の理は時の運。負けはしたが、ディオラとの友好を築き上げることが出来た。これは死合いを行ってこその成果だ・・・姉上、おめでとう!」
「ああ」
ケイは頷き、騎士達は誇りを胸に剣を掲げた。
戦いの後は、こうでなくっちゃ。




