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第三十五話 そうだ、岡崎行こう。前編

ある火曜日の日の事、新東名高速道路を名古屋方面に向かって3台のパジェロが連なって走っていた。凛子のパジェロエボ、涼のV87型パジェロ、将美のAK45マグナムである。あまり東海方面に縁がない私たちではあったのだが、パジェロファンにはたまらない「ある場所」を見学できることになり、3人で予定を合わせて向かうことになったのだ。



何故そうなったのか、遡る事2週間ほど前の深夜の事・・・・・・。




私と涼と将美は大黒パーキングエリアに集って、車を並べて談笑していた。先日運転を教えた将美はすっかり首都高もスムーズに走れるようになり、また私の紹介で涼とも知り合い、順当にパジェロオーナー仲間として3人でよく集まるようになっていった。そんな折に、涼からこんな話題を切り出されたのであった。


「なあ、凛子、将美。今度岡崎の方にある『三菱オートギャラリー』ってとこに行ってみないか?」


「ああ~、オートギャラリーね。そういえば小さい頃行ったことあったなあ・・・。最近リニューアルされたんだっけ。」


「そうそう。館内なんかは全く新しくなったらしいのよね。で、今回はパジェロ国内販売終了ってことでパジェロ系の特別展示をするみたいよ~。だからもしよければ、と思ってね。」


「「パジェロの特別展示!?」」


私とふうみん先生の声がハモった。


「そそ。で、行くの?行かないの?」


「「行きます!!」」


これまた即答であった。というわけでこの時岡崎行きが決定したのだった。その後で互いのスケジュールをすり合わせ、予約の電話と向こうの知り合いへの連絡も済ませ、無事に日程も決まった。





というわけでこの時岡崎行きが決定したのだった。その後で互いのスケジュールをすり合わせ、予約の電話と向こうの知り合いへの連絡も済ませ、無事に日程も決まり、こうして今日行くことになった次第だ。


今回、初めて新東名高速道路を使うことになったのでその点でもワクワクしていた。

新東名高速道路は設計速度140キロ、実際に指定されている最高速度も国内で最も高い120キロという今までの日本の高速道路とは一線を画した設計が特徴となっている。実際、走っていても東名高速道路よりもカーブが緩く、舗装が新しく、また道幅も余裕を持って作られているので走りやすい印象があった。海沿いを走る東名高速道路に比べるとトンネルが多いのも印象的であった。噂の120キロ区間もそれほど違和感なく走れた。パジェロエボの余裕あるエンジンパワーとシャシー性能の良さがここでもよくわかった。もう20年以上前の車ではあるがいいものは年数が経っても色あせないものだな、と思った。

暫く走った後、予定通り掛川パーキングエリアへと立ち寄り、休憩をとることにした。


3台仲良くパジェロを止め、コーヒー片手に談笑する。


「いやあ、結構走りやすくていいねえ。新東名。二人はどうだった?」


私は二人に訊ねた。


「うん、やっぱ走りやすいよね。あたしも結構遠征で使ったりするけど疲れづらいし、ペースも早くていいよね。」


「涼ちゃん遠征でここよく走ってたんだ!!」


「そうそう、あたし結構パーツのテストやらダートトライアルやらで色んなとこ行くからさ・・・・・・。ところで、将美ちゃんはどうだった?」


「わ、わたしですか。はい、結構気持ちよく走れましたよ!ただ・・・・・。」


「「ただ?」」


ふうみん先生は少し不満そうに頬を膨らませてこう言った。


「・・・・お二人ともペース速すぎです・・・・。確かにここ流れもいいですし、実際指定最高速度も高いですけど・・・・・。あんなペースで走られてたら、わたしついて行くのに精いっぱいで・・・・。」


・・・・・・確かに私と涼はふうみん先生そっちのけで二人で競争するようにかなりのペースで走り抜けていた・・・。


「「す、すいません・・・・以後気を付けます・・・・。」」


その後、再出発してからの二人はかなり落ち着いたペースで巡行していたという・・・・。



続く。


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