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人間(ヒト)の生き方  作者: 狐ヶ崎 憐
始まり…?
1/8

prologue…?〈ヒトの生き方〉

 あぁ、楽しいものだ。人間を弄ぶのは!昔からそうだ。人はいつだって間違えたなどと言いながら正解なぞ本当は誰も知りやしない。

 知らないものを追い求め、その終点、正解すらも間違いと断ずることだってある!だからこそ『僕』は、いつまでも人の傍で歩きまわる。いままでだってそう。唆し、心を折り、救い上げ、惑わし、導き。どんなことだってして見せた。




「何物にも侵されぬ、絶対なる力を」




 頂点たる絶対的な『暴力(ちから)』を求めた人がいた。




「愛するものを護り、癒し、寄り添うだけの力を」




 癒し護るための柔らかくささやかな『加護(ちから)』を求めたヒトがいた。




「先の無い道を照らせる、力を」




 閉じた未来を拓くためのはっきりとした『導き(ちから)』を求めた人間達がいた。




「この世界を正しく進めるための力を」




 全てを動かすための大きな『運命(ちから)』を求めた者がいた。








 対価を払い、力を得て満足していった『それ』らの結末のその全ては、自分の核の内にある。


 ふらふらと頼りなく進む人間達の行く末を、『僕』はきっとこれからも楽しんでいく。






 日常を過ごし、戦い、愛し、そんな人間達が『僕』はなによりも大好きだ。












「さぁ、今日はどんな子にしようか?」

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