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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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救えなかった私へ

作者:柚芭
幼い頃から、人を助けることに喜びを感じ、それが自分の生き方だと信じてきた主人公。
 介護福祉士として働き、多くの「ありがとう」に支えられながら日々を過ごしてきた。
 しかし、過労や心労の積み重ね、そしてうつ病の発症によって、次第にその原点が揺らぎ始める。
 助けたいという気持ちがあるのに、そのための心の形が崩れていく――その矛盾は、やがて自己否定へと変わり、
 人の笑顔さえも痛みとして感じるようになってしまう。
 同僚や家族との距離は少しずつ広がり、日常の景色は色を失っていく。
 過去の温かな記憶と、今の自分の冷たい感情の落差に苦しみながら、主人公はある夏の夜、静かに一人の時間を過ごす。
 机の上には、震える文字で綴られた短い言葉。
 その意味も行き先も、誰にも確かめられることはない。

 翌朝、世界は何事もなかったかのように動き続ける。
 ただ、その場に残されたその1文だけが、
 彼女が確かにここにいたことを、淡く語り続けていた――。
第1章 光の中の私
2025/08/11 08:55
第2章 崩れる日々
2025/08/11 12:55
第3章 黒い感情
2025/08/11 13:00
第4章 孤独の底
2025/08/11 13:30
第5章 最後の夜
2025/08/11 13:37
エピローグ
2025/08/11 13:43
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