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◆2 二つの居場所

 ミ=ゴとは、数百年前より地球とは異なる銀河系の本星より鉱物資源と他生物系のサンプルを欲して地球に干渉してきた宇宙人であるという。

 多くの地球人が知らないだけで、地球には数々の悍ましき外来者たちが覇を競って地球の調査を行ってきたのだ。

 彼らの中には地球で神と呼ばれていた存在や、忌々しき邪神と称されるもの、いわば其れその物とでもいうべき次元的上位存在までも居る

 それらの干渉にも歴としたルールがあり、この一万年は奇跡ともいうべきルール同士の干渉が重なり、人類はその空白にたまたま生じた存在である。

 そのため何も知らずに生き続けてきた、泡のように儚い存在にすぎないのだ。



「んで、その泡ごときを神様たちがなんで土下座してまでボクシングに誘うんだよ」


 ヘレナのたどたどしい説明をかみ砕いて理解したハンクは、グラスの目と目が合い若干引きながらも中の液体を意を決して飲み込む。

 意外に臭いも味も悪くないようで、一口の後にハンクはそれを一気に飲み干した。

 肩の光も緑色になり、機嫌はもう悪くはないようだ。


『むしろ先程までの私の姿に怯えていた人間とはまるで別人

先の光景が彼にそれほどの衝撃を与えるか、彼が根っからのボクサーであったことに感謝……ってことか』


 ミ=ゴであるヘレナから見ても、明らかにハンクの常識外に対する耐性は変化している。

 ヘレナは髪を紫にして訝しみながらも、そのボクシングへの情熱に感謝せざるを得なかった。


『それと、あのタイミングで窓を可視化しとけって指示をくれてたアルバートにもね……』


 ヘレナの視線はテーブルを挟みハンクに話すアルバートにも向けられる。


「そう卑下すんな、地球人は若造だがミ=ゴには存在しない価値観をたくさん持っている

今冥王星に名だたる深淵協和社の半魚人やヴォイド=シンジケートの悪霊共もそうだが他星系の知的生命との遭遇は得てしてワシら頭でっかちのミ=ゴの知見を拡げてきた

地球人も例外じゃねえ、現在その最たるものが」


「E.T.同士のボクシングブームってか?」


「冥王星ボクシング!ワシらはこの競技を地球のそれとは分化してそう呼んどる。」


 アルバートも液体を飲み干しグラスをテーブルに叩きつけながらそう言った。


「地球人のあんたから見てもわかるようにワシらミ=ゴがまるで違う見た目をしとるのは、ワシらの本質がひ弱な菌類の本体に、生体機械工学のバイオスーツを着込んどるからだ

地球の言葉を用いれば全員がサイボーグみたいなもんだな」


「サイボーグねぇ、つまりありゃ機械同士が殴り合ってるだけだってのか?」


「あぁ、ノイズコンツェルンみてえな兵器屋共にいわせりゃそういうことになるかもしれねえな……だがワシら労働階級のミ=ゴはボクシングの本質っつーもんをきちんと理解しとる

それは肉体と肉体のぶつかり合い、戦いの中に心・技・体を磨く価値を見出し魂をぶつけ合う原始性そのものよ!」


 興奮に拳を掌に打ち付けるアルバートは興奮を隠しきれずその哲学を語る。

 周囲のオレンジの照明がより輝度を増し、その中でガラガラと笑うアルバートは確かに窓から見える宇宙人たちとは一線を引いて人間臭さをハンクにも感じさせることができる。

 ハンクの肩もまたオレンジに光り、その思想には一定の理解を示したかのように見えた。

 ヘレナもまたアルバートの言葉に頷き彼の意見を肯定すると、説明の続きを行った。


「現在、冥王星ではミ=ゴやその他異星の民—―神話生物たちの企業が乱立し、そのほぼ全てが代表選手のボクサーを雇いバイオスーツの性能と会社の理念を賭けて試合を繰り広げています」


「スポンサー同士の代理戦争を、スポンサーが作った化け物ロボットスーツ同士で行ってるってわけね……なるほど?

なら、なおさら俺の出る幕じゃなくねえか?」


 ハンクが横目に街の壁のスクリーンを見やると、そこでは先の怪物たちが剛腕とともに触手や粘液を振り乱しながらも泥臭い試合を繰り広げている。

 粘液はリングの一部を溶かす腐食性を示し、触手は相手選手の首を絞める。


「ハンク、そいつぁ違えぞ?

地球のパラリンピックを思い出してみろ、車いすを用いたバスケや、技師義足を用いた陸上競技に魂がこもっていないなんて言えるか?

技師装具士の技術と選手努力の融合、それもまたスポーツマンシップに乗っ取った気高き競技の一側面だ」


「選手と、技師装具士ねぇ……?」


 そういうとハンクは右肩を見て手を添えた、すると右肩はかすかに振動しオレンジ色の光がピンクに変わる。

 ハンクの目から見れば、もはや自分の傷跡と呼べなくなった新たな右肩がハンクの不安に答えてくれているような気がした。

 アルバートは懐の毛の隙間から、この異文明の巣窟には不釣り合いな紙切れを二枚ハンクの手元に置いて見せた。

 書いてある文字は読めないが、動く絵柄と派手な装飾はその内容を容易に想像させるに十分なデザインだった。

 アルバートはニカッと歯を見せて笑顔を作る。


「百聞は一見に如かずだ、こっから見える試合の録画も申し分ねえが

ちょっと実物を見てこい、返事はそれからでも遅くねえ筈だ

ヘレナ、ちょっとデートしてやれ」


「はい……は、デート⁉」


 ヘレナはアルバートの言葉に従順に頷いた……が聞き捨てならないように髪の色を赤寄りの紫にして聞き返す。


「その格好でハンクをユゴス・リングへ連れて行ってやれ。

あそこの有象無象に地球人一人で行かせちまったら今度こそ正気定義摩擦で発狂死するぞ

なに、その頑固もんも見惚れたんだ!ワシの傑作の美しさでせいぜい正気を保ってやんな」


 ハンクは窓から階下を覗き、魑魅魍魎うごめく街並みに息を呑み

 ヘレナは顔と髪を若干赤くして身を隠そうとするが、ハンクの様子を見てため息をつくと髪の色が目まぐるしく変わり冷静そうな青色に光る。


「はぁぁわかりましたよぅ、言い方は気に入りませんが……私が冥王星を案内します、よろしくハンクさんっ」




 それまでの空間はヘレナ達の棲家、いやこの場合は下宿を兼ねた職場だったようだ。

 扉を抜けると窓から見た黒曜石仕立ての異世界の喧騒がハンクを迎え入れるかのように仄かな湿気を帯びた空気がハンクの肺を満たし

 甲殻類型のグロテスクな顔?をしたゼンマイ星人、カラフルな色合いをしたイエティ、半魚人、等身大のタールの塊、黒い霧のような塊も知的生命体なのだろうか?いや、よく見たら小さいタールの塊から伸びるリードらしき手綱を握っている、そんなリベラルが過ぎる『ヒト』の群れが街を行き交っていた。

 地球のネオンを模したかのような発光粘菌の暖かいオレンジ色の照明が彩る看板 それらが立ち並ぶ街並みは、それはここが人類とは異なる菌類達の、それも人工の環境であることを否応なく感じさせる光景だった。


「っスゥーーーー……良いね、未来のマンハッタンだと思えば悪くない」


 深呼吸したハンクは前向きに捉えることにした、空気から多少金属っぽい味が舌に張り付くがこれで人体に害があったら元も子もない。


「ただでさえ死んだと思っていたし、地獄に落ちたと思っていれば此処はそこに比べりゃ多少はマシなーー」


 言いかけたところでハンクは人型ですらないヒトデがグチュグチュと口から音をたて何かを呟きながらそのまま二足歩行で歩いているような怪物が目の前を横切り、息を詰まらせた。


「ごめん、なんか無理かも」


「落ち着いて落ち着いて……深呼吸、深呼吸ですよ?」


 ヘレナが項垂れるハンクの背中を摩っていると、上空からブーン……という虫の羽音にも軽飛行機のエンジン音にも聞こえる音が聞こえてくる。


『あっれぇ〜?人間型スーツのボディコード珍しいと思って来てみりゃ、よく見たらヘレナじゃん‼︎

いつ師匠のスーツ着だすのかなって思ってたら……ぉん?』


 軽快な少女の声が頭に直接響きハンクは頭を抑え、ヘレナはうっと気まずそうに空を見上げる。

 舞い降りて来たのは背景が透けて見えるほどの薄い皮膜の翅を高速で振動させて飛んでいる、見た目だけはツインテールの人間の女の子。

 ヘレナと同じくピンク色のレオタードの上に紺色の厚いジャケットを羽織り、そのジャケットの肩にはボクシンググローブの意匠が刺繍され「KnockOut!」と書かれている。

 両手にはなんらかの作業用だろうか、これまたボクシンググローブを模したであろうデザインの厚手の作業用手袋をつけている。


『人間?いや飛ばねえよな人間……ジャケットの下の格好といいここの宇宙人は化け物と扇状的な露出狂しか居ねえのか?』


 ハンクがそう思ってマズいと口元を抑えると、降りてきたジャケットの少女はゴーグルを持ち上げて金色の瞳でハンクを見上げる。

 ジロジロハンクを見つめた少女はパァッと明るい笑顔を見せるとテレパシーの音量を全開にして言った。


『おー?んーーー?ヘレナったら地球から男引っ掛けて来てるー!!なぁに勉強のストレス発散の勢いで地球人式恋愛に目覚めちゃった系?しかも中々タフそうじゃん隅におけないねぇ⁉︎』


 少女が興奮でツインテールの髪をピンクに染め上げると周囲の街灯キノコもまたピンクに染まっていきハート型に同色に光る胞子を飛ばし始める。

 対してヘレナはそれを聞いた瞬間顔と髪を真っ赤にして少女の頭から生える触覚を掴んで黙らせようとする。


『んな!ヴェル‼︎そんなんじゃない‼︎テレパシーの周波数下げてお願いだから‼︎』


『んひひひぃ、そんなこと言って感情制御できてないよぉ?今は羞恥のテレパシーのほうが強いみたいだけど、輝度がビンビン95%じゃん?……おっと』


 そんなヘレナとのやかましきテレパシーのやり取りを行っていた少女がハンクに向き直り、肉声によってぺこりとお辞儀をする。


「地球人さんはじめまして!私はヴェル=クン、テレパシー共鳴装置の管理をしてる工場街の天才だぁよ!まヘレナの友達とでも思ってね、よろしく!」


「お、おう。ハンク・グリフィンだ、引退したボクサーだがそこの真面目ちゃんに肩を治されてな、復帰するかどうか試合を見て決めようとしてるとこだ」


 と返したハンクがチケットを見せると、ヴェルが興奮気味に目を輝かせて驚きの声を上げる。


「最前列のペアチケッツ、ガチデートじゃん‼︎冥王星女性型ミ=ゴっこだったら間違いなく堕ちてるじゃん!!」


「言っとくけど、師匠がハンクのために用意したやつだからね」


「んだよねぇ〜」


 ヴェルの興奮を諌めるようにヘレナがいうが、ヘレナにそんな度胸はないと言わんばかりのヴェルの返事にヘレナはムスッとして髪を黄色に染めた。

 ヴェルはハンクに向きなおる。


「その試合だったら私も実況に呼ばれてんだよねぇ、あとで地球人ボクサーの視点からでも私たちの実況おかしくないか後で教えてちょーだいよ。あ、とぉ」


 続けてヴェルはハンクの耳元に手袋を充てて耳打ちする。


「地球人にしちゃ確かに露出高いかも知んないけど、ヘレナは完全に無自覚だから今のうちにラッキースケベ連発しちゃっても良いと思うよ?

ソッチの仕様は地球人と完全に同じだから、ね?」


「……あぁ?」


 ハンクが肩をピンクに光らせ、ヘレナが髪を真っ赤にして憤慨する。


「こらヴェル‼︎ったくぅ私もこのスーツの翅慣らしとかないと……」


「キャッキャ!じゃーまた後でねぇ!」


 ヴェルはケタケタ笑いながら翅を展開して都市の天蓋に飛んで逃げていった。

 それを追いかけられないヘレナは自身の翅をダランと手で摘み持ち上げた。


「そんなに珍しいのか地球人型ボディーって」


「まだ、ですね。ヴェルみたいな技術オタクや一部の地球文明ファンに売ってる程度」


 青い髪に戻ったヘレナが落ち着きを取り戻した様子でいうのをハンクは一瞥し、その女性的なシルエットそのままのレオタード姿に息を呑むが……


『聞かれてたかぁ……』


「すぐテレパシーをオフにする方法教えますね、まず起動と念じてコンソールを表示させられるので……」


「次からで良いから変な機能追加する時は先に言ってくれな?」


 もはやハンクの肩からSFじみたホログラムウィンドウが表示された驚きよりも気まずい何かがあるのか、ハンクの肩とヘレナの髪はずっとピンクと青を行き来しているのだった。


挿絵(By みてみん)


 ヘレナが呼んだタクシーのようなものは、見た目の割に快適だった。

 タイヤの代わりに粘液状の生き物が台車を押し上げ、地面の衝撃を殺しながらヌルヌルと滑走する不気味な代物であることを除けば。

 ヘレナが指先をポッと蒼く光らせて中央の台座へくっつけると『いあ、いあ!』と可愛らしい音声が鳴り決済の終了を知らせる。


「ちょっとお高いですけど、アルバートがチケットを買っておいてくれましたからこれくらいの旅費は自腹でも十分です」


「慣れてくるとちょくちょくお前らって地球人と同じで俗っぽいとこあるよな」


 ハンクの感想にヘレナはむぅ、と頬を膨らませる。


「ミ=ゴの資本主義は地球のそれより発達してるんです、クトゥルフ・フレックス・トレードは俗っぽいのとは真逆に、銀河規模の神々に祝福された秩序ある混沌経済なんですよ!」


「わーったわーった……なんか、色合いが寒いな」


 ヘレナの言うことはほとんどわからなかったが、どうやら宗教がらみの混ざった取引市場らしいと言うのはわかったと無理矢理納得したハンクは、周囲の景色が穏やかなオレンジ色から、肌寒さを感じるような青色に切り替わっていることに気づく。

 周囲の街並みもそうだ、オレンジのドームからトンネルを抜けた先は青色のドームと言わんばかりに背の低い工業街から切り替わった景色はドームの天蓋に届きその上に伸びているほどの超高層建築が複数立ち並び、比較的背の低いビルもまたチカチカと光を瞬かせた碁盤状の整頓された立ち並びで、同じ発光粘菌であることはわかるがこちらは寧ろコンピューターの基盤を思わせた。


 道ゆく人々はここでは寧ろ人間型ではないものの見てわかるくらい同じ常識に縛られたような画一化した甲殻類スーツに身を包み、街の回路を彩る電子の瞬きのような規則正しい歩みで仕事をしているように見える。

 中央に聳え立ちドームの中央を一本の柱とする巨大ビルはCPUか、そうでなければ何らかの巨大な神を祀った神殿のように聳え立ちその表面に丸い社章らしき印を刻んでいる。


「さっきのが未来のマンハッタンなら、此処は未来のベルリンだなこりゃ」


 ハンクが気楽に呟くが、返事が返ってこない。

 ヘレナをみると、彼女は俯いていてハンクの様子に気づくと気まずそうに髪を青くして顔を上げた。


「あっ……ここは、ノイズコンツェルン企業区です

先の工場街が冥王星の労働者たちの憩いの場だとすれば、こちらは先ほど言った冥王星と我々ミ=ゴ本星や、外宇宙の各文明との経済を回す大企業の集合地区です」


「こっちの奴らもボクシングやる訳か?」


「えぇ、寧ろ強豪のほとんどは此処から排出されていると言っても良いくらいです……ただ、ハンクさんの言うように」


 ヘレナは中央の巨大ビルを横目に見ると、辛そうに目を細めた。

 触覚は垂れ下がり、青い髪は更に深みを増して輝度が落ちる。


「彼らのやり方は、確かにボクシングから外れていると……個人的にそう思っています」


 ヘレナは今にも泣きそうな顔をして言う。

 おそらく、ヘレナ個人にもこの冷たい街への思い入れがあるのだろう。

 ハンクは黙してこの街を通り過ぎる時間を待った。




 青い発光粘菌が最低限の照明として照らす薄暗い部屋で、デスクのコンソールに向かう白磁色の甲殻類型ミ=ゴに、ピンクの甲殻をした部下らしきミ=ゴが報告する。


『ノイズ社長、間も無くヌガー・クトゥンによる弊社最新型スーツの公開デモンストレーションが開始されますが』


『そうか、デモンストレーションは広報部に任せておけばいい。インタビューにだけは出ると伝えておけ』


『はっ……』


 白磁のミ=ゴ──ノイズの冷たさすら感じる直線的なテレパシーに、部下らしきミ=ゴはただちに下がっていく。

 ノイズはやれやれと言わんばかりにデスクに腕と一体化した鋏を置き、部屋の壁を一面の展望ガラス窓に変える。

 壁のガラス窓はそれ自体が広大なモニターとして機能し、ARギミックによってドームの壁を透過し向こう側のオレンジの輝きをリアルタイムに映し出した。

 ノイズが鋏を揺らすと、その動きに合わせて工場街のミ=ゴ達の生活を拡大してピックアップした。

 鉱山を掘り進むミ=ゴの側、小型ホロモニターを手に試合を観戦するものが居る。

ピックアップしていくと労働階級ミ=ゴたちが辛い肉体労働の合間に見るボクシングの試合が彼らの支えとなっている光景が目に映る。


『忌々しい熱狂だ、吐き気がする』


 ノイズが吐き捨てたその時だった、発達したバイオセンサーが既視感のあるテレパシーを感知する。

 ピックアップすると、そこにはヘレナとハンクがタクシーに乗って企業区を横断する光景が現れた。


『……アレが何故人間型スーツなぞ着ている?悍ましい……やはり、アルバート如きにに預けたのは失敗だったか

地球人を俗な有性生殖態で誘惑して冥王星ボクシングの場に投入する気か?愚昧の極みだな。』


 ノイズは肉声でため息らしき音を立てると、鋏を振って窓のモニターを全て消し去った。


『まぁ良い、どれだけの凡愚でも居場所がなくなれば帰ってくる知能くらいはある筈だろう

……ヘレナ、お前の居場所はそこではない』


次回:冥王星現チャンプの試合

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