生後六ヶ月
投稿初心者です。三人で相談しながら書いてますので、ごった煮状態かもしれませんが、生温かい目で見守って頂けると嬉しいです。
更新は、土曜日にまとめて十話前後を投稿させていただく予定ですが、他に良い方法が見つかりましたら、また報告させて頂きます。
よろしくお願い致します。
あれから更に三ヶ月が過ぎ、子供達はズリバイがかなり上手になった。
「今日は久しぶりに、周辺の見回りに行ってこようと思ったんだけど、マァマちゃんはどうする?」
「そうだね~、ノートとソールにも、そろそろ外の世界や空気を見せてあげた方が良いと思うから久しぶりに出かけて見ようか?どこから回る?」
「あそこにお参りする所から始めたいんだけど、どう思う?」
もう参加することは決まりのようで、『今日のライブはお休みです』のお知らせをツイトすると、彩芽は衣装を替え始め、子供達も外遊びが可能なような服に着替えさせていた。
瑠夏も先日購入した双子用抱っこ紐を取り出し、身体に回した。尻尾があるので少し改良は必要だったが、大きく変更しなければならない所はなく、非常に助かっていた。
準備してあった赤ちゃんお出かけ用収納バックに!オムツやらおしりふき、ガーゼハンカチ、清浄綿、最近始めて食べてお気に入りになった白いフワフワの赤ちゃん煎餅、粉ミルクと適温より少し高めのお湯を入れた哺乳瓶、汚れた時の着替えなどを詰め込み、四人で洞窟入り口へと向かい、崖下にあった発着場を、洞窟前に移動させて造成した広場に、中型のキャンピングカーをイメージした透明な操縦席を収納庫から取り出した。
久しぶりに魔導気球を作成し、それと連結させて四人で乗り込み、操縦席と大地との連結を切ると、気球はゆっくりと上昇を始め、五百メートルほどの高さになってから、推進用の魔導気球を両サイドに連結させ、ソロソロと前進を開始させた。
もう子供達は大騒ぎだった。抱っこされるのを嫌がり、操縦席の先頭へと移動すると、壁を伝って身体を起こし、ベターっと透明の壁に貼り付いて眼下に広がる雄大な光景を見て、身体が光り出すほど興奮していた。
「ねぇママちゃん、魔力が溢れ出しているように見えるけど、大丈夫?暴発しない?」
「うーん、暴発するかもしれないけど、パァパの作った操縦席なら心配ないでしょ。それよりカメラ、回してる?」
「そうなんだけど、暴発すると怪我するかもしれないじゃん。」
「魔法なんて、そうやって痛い思いしながら覚えていくの。それよりカメラは?」
「撮ってるよ、三方向の定点カメラと、必要な時は自分で撮影してる。今では、家の収益の要だからね。」
そんなことを話しているうちに、ノートとソールは、はしゃぎ疲れて眠たくなったようで前を向いて座ったまま、右に左にユラユラと揺れだした。
「おネムの時間みたいだね。取り敢えず寝かしつけて、ひと休憩かな。今日は目標上空で一泊しようか?」
二人を抱きかかえて、ベッドの所へと連れて行き、寝かしつけてバスタオルをかけながら瑠夏が尋ねると、
「少し時間的に余らない?」
先程まで摘んでいた、ドリンクとお菓子を片付けながら彩芽が答えた。
「少し遠回りして、前みたいにオルロイ川を遡って、滝を見せてから目標地点へ向かえばちょうど良くないかな?前に仕出かした痕も確認しときたいしね。」
「アソコですか?」
その言葉に、彩芽は眉を寄せながら応じた。
「少なくとも、僕が気づいて目が覚めた時には、真っ暗で雷がビンビンで、大地は融けて真っ赤になって流れてたし。少し気になってたんだ。」
彩芽も少し困ったような表情を見せて、
「私も慌てて、熱くなってたら冷ませば良いと安易に考えて、大雨を降らせ続けていたら、それがあっという間に蒸発してしまうし、水蒸気で何も見えなくなっちゃったから、巨大な氷球落とせば何とかなるかなって思って落としたりしたんだけど、冷えて表面が固まったマグマが、その下に流れ込んだ水とまだ熱々のマグマの反応で大爆発を起こしてしまって、もうどうしようもない状態だったもんね。」
改めてその時のことを説明した。
「ごめんね。あの時の俺は魔力使い果たしたのか完璧に意識飛んでて、何が起こったのか全く判ってなかったんだ。」
「そうよ、ヒドい迷惑だったんだから。気を失ってるはずなのに、魔法は発動し続けていて、何度も頭を叩いたり、頬を張り倒してたりしたのに、全然起きないんだもん。」
「えっ?僕、それ初めて聞いたような気がする。」
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