マップ作成
投稿初心者です。三人で相談しながら書いてますので、ごった煮状態かもしれませんが、生温かい目で見守って頂けると嬉しいです。
更新は、土曜日にまとめて十話前後を投稿させていただく予定ですが、他に良い方法が見つかりましたら、また報告させて頂きます。
よろしくお願い致します。
上空から撮影した画像を印刷したものからB4のスケッチブックに大まかな地図を書き写し、アマソンで購入したマウンテンバイクに跨り、サバゲー用のヘルメットとゴーグル、迷彩服とブーツ、バイク用の手袋で身を包んだ瑠夏は、まずは崖下から東の方へと走り出した。
舗装されたり整備された道はなかったが、頭上が巨大な木に覆われ、光の差し込まない地にはあまり雑草が生えておらず、石と苔がメインの大地が広がっていた。
ヘルメットに取り付けたゴーフルで撮影しながら進んでいたが、頭で描いていたようなバイクでの走行ができる部分は少なく、主に徒歩での移動となっていた。
「ヤバっ!これって無茶苦茶しんどいじゃん。このままじゃ全身筋肉痛で、絶対に挫折してしまうじゃん。」
近くの大岩に座り、周囲を確認しながらマクトを頬張り、セロコーラを飲む瑠夏は、うんざりするように周りを観察した。
周囲に乱立する巨木は、かなり高い位置から枝が伸びており、正面の視界に映っているのは樹木本体と、地面を覆う石と苔だけの世界だった。
「そうだ!これはアニメで見た進撃の兵士達や、蜘蛛男が活用したあの方法が役に立つんじゃないか!」
食事を終えた瑠夏は、手からロープのように伸ばした固定空間を、三十メートル程前方にある高い枝へと伸ばして連結すると、その空間を短く収縮させた。
すると宙に浮いた瑠夏は、振り子の要領で前方へと移動し、更に何回か振られているうちに、更に数十メートル先の高い枝に反対側からロープ空間を伸ばして移動していく、まるで映画やアニメのような移動を現実化した。
「これって最高じゃん!」
興奮した瑠夏の声が暗い森に響き、そこにいた魔物達が上空を見上げた。
そんな魔物をスマホで撮影し、自分のこの姿も撮影しておけば動画に使えると考えて、スマホをセットした前方の空間をロープ空間を利用して、何度も飛んだ。
後日談になるが、この時撮影した画像はかなりの再生回数を記録したが、それは『子供のブランコ遊び』『ターザンごっこよりまだヒドイ』という理由だった。
森を抜けるのに五日程を要したが、睡眠は巨木の枝に固定空間を設置し、そこにベッドをセットすることで安全を確保した。固定空間を放置した場合、一日はその機能を維持することが可能で、それ以降は徐々に劣化していくという事前チェックが役に立っていた。
草原に入ってからはマウンテンバイクが役に立った。
大地は大まかには平たいので、幅五十センチ長さ数十メートルの板状の空間を次から次へと出現させることで、簡易の自転車道を作成し、その上を走らせることが可能になったことが、その理由である。
森の中では大きな岩と呼べるような石がゴロゴロ転がっており、直線のルートを作成できなかった為に、この方法は不可能だった。決して思いつかなかった訳では無い。と言っておきたい。
時折り、ゴブリンやコボルトなどが出現することはあったが、バイクに乗った時には、前方に展開する空間魔法を応用した魔導障壁を槍状に変形してあったので、次から次へと跳ね飛ばしながら進んだ。稀に槍に刺さったままとなる魔物もいたが、槍の部分を変形すれば勝手に地面へと落ちるので、スピードを抑えることもせずに進め、側方や後方から矢や魔法が飛んでくることはあったが、万能魔導障壁君はに歯が立つわけもなく、全く気にすることなくペダルを漕ぎ続けることができた。
一度だけ、草原狼の群れに囲まれた為に立ち止まってしまったが、群れの長と思われる個体を空気弾で撃ち抜いても解放してくれなかったため、上空に無数の小型の空気弾を作成し、雹のように降らせたら、バイクを中心にして半径三十メートル程のあまりにもヒドイ阿鼻叫喚の光景が出現したので、流石にそのまま放置はできず、死体の転がる大地を土魔法もどきで圧迫して穴を掘り、その上へ周辺から集めた土をかけて埋めて、
「僕は悪くない。僕は悪くない。僕は悪くない。」
と唱えながら、合掌してその場を去った。
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