打ち合わせ会議
投稿初心者です。三人で相談しながら書いてますので、ごった煮状態かもしれませんが、生温かい目で見守って頂けると嬉しいです。
更新は、土曜日にまとめて十話前後を投稿させていただく予定ですが、他に良い方法が見つかりましたら、また報告させて頂きます。
よろしくお願い致します。
「な、何なのかしら?目の前に姿を見せているものは、私への天からの贈り物なのかしら!」
「御影、落ち着け、興奮して口調まで変わってんぞ!」
御影の所有するスタジオの会議室の百インチモニターに映ったミレイの姿を見てから、ずっと彼女はこんな調子だった。
モニターには、薄赤紫の髪をハイツインテールに纏めた真紅の瞳を持つ人形としか思えない幼女が、黒髪のまだ少年にしか見えない男の子に抱かれて座っている映像が映っていた。
「のう、中丸とやら、そこのおなごはいつもこの調子なのかの?このままでは話が進まないのじゃ。」
「のじゃ!まさかの、のじゃロリ!神はここにいたのですね。」
「ミレイ、キミも話し方変わってるよ。話し進まないから、元に戻してね。」
「ごめん。なんか喜びそうだったから、先代の喋り方真似したら喜ぶかなと思って、試してみた。」
「俺の名前は、中丸銀月。秋葉原電脳学園映像制作科の四年生だ。」
そんな三人に呆れながら、強引に話を進めようと中丸が切り出した。
「それとこっちは・・」
「ちょっと待って、自分で言うよ。僕の名前は御影星蕾。同じく秋葉原電脳学園音楽制作科の四年生だよ。」
「僕の名前は、瀧川瑠夏。異世界転移に巻き込まれた十七歳の引き籠もりニートです。聞き覚えのある名前かもしれませんが、スルーして頂けると嬉しいです。」
「儂は、いや私は、ミレイ・アリスレア・フルメンクと申します。自由都市フルメンクの精霊神殿で神子を務めておりました。此度の騒乱で都市を破壊され、放浪していた所を瑠夏殿に救って頂きました。よろしくお願いします。」
「では・・」
中丸が場を仕切ろうとした時に、突然相手側の交渉者の前に、一匹の白銀色の犬?が飛び出してきて吠えだした。
「な、なんだ?」
「ワンちゃんですの?」
すると、ミレイを抱っこしていた瑠夏が困ったような顔をして説明を始めた。
「すみません。通訳します。『私はミレイ様の筆頭召喚獣である氷狼の白夜です。これからもご一緒させて頂くことが多いと思いますが、御主人様をよろしくお願いします。』とのことです。」
「おしゃべりできますの!?」
「召喚獣ということは、魔物なのか?」
驚くところが微妙に異なる二人だった。
「順番に答えさせて頂きますね。お喋りは念話を通して可能です。本人が認めたものであれば、相手に魔力が有ろうと無かろうと可能らしいです。次に立ち位置ですが、魔物ではありません。魔物には魔石がありますが、彼に魔石は無く、魔臓という魔素から魔力を生み出す臓器があります。分類としては、神獣の系統で神狼の一族になります。」
「「神狼・・(モフモフ)」」
一人は雑念が混じっていた。
「お二人の目から見て、ミレイは何歳くらいに見えますか?」
「そうだなぁ、六歳くらいかな。」
「それだと今の落ち着きが説明できません。最低でも十歳以上だと思います。」
「星蕾さんの方が正解に近いですね。」
「私は二百五十六歳です。成人年齢が五百歳ですから、子供といえば子供なのですが。人族からすれば、ババアと言われても仕方ありません」
「な、な、なんと!ということは、ミレイちゃんは人族ではありませんの?もしかして、エルフですか?」
「あんなクソで屑で欲の深い裏切り者の一族に間違われるのは心外です。」
少し怒ったように横を向いてしまったミレイに慌てている星蕾を見て、瑠夏が慌てて補足した。
「ミレイは、父親が神狼で、母親は火の精霊王のハーフになります。今回の戦争ではエルフは同盟国を裏切り、代表であるミレイの父親を手に入れる為にかなり卑劣な手段を取ったようです。」
「申し訳ありません。事情が全く判らなかったとはいえ、迂闊に言葉を選んでしまいました。心より謝罪をしたいと思います。本当に申し訳ありませんでした。」
星蕾は画面の中でとはいえ、深々と頭を下げた。
「いえ、こちらこそ大人気なかったです。これから話を進める前にこちらの状況を知ってもらった方がよいと思いますので、次回の動画の時に説明する予定だった内容を先に送りたいと思うのですが、どうでしょうか?」
「「是非!」」
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