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【第一部完結】アストレア〜Astraea〜神々の見棄てた大地  作者: 紫兎★
玄関開けたら異世界だった
32/200

秋葉原電脳学園食堂2

投稿初心者です。三人で相談しながら書いてますので、ごった煮状態かもしれませんが、生温かい目で見守って頂けると嬉しいです。

更新は、土曜日にまとめて十話前後を投稿させていただく予定ですが、他に良い方法が見つかりましたら、また報告させて頂きます。

よろしくお願い致します。

「で、どうするつもりなんだ?」


御影の反応を伺うように、中丸が彼女に尋ねた。


「僕がこの動画に更に関わるかどうかを考える前に、この動画投稿者と話をしたいのだけど、キミはどう思う。倫理的には関わることは難しいと考えるかい?」


質問に質問で返された中丸は、すぐには返答できずに黙り込んだ。


「おそらく、この投稿者はまだ信じられたわけではないけど、異世界と深い繋がりのある人間の可能性が高いと判断せざるを得ない。ただ、善か悪かと問われると、この動画だけでは判断ができないんだ。」


本当に困ったような表情(かお)を見て、親が政治の中枢に所属している御影にとっては、リスクを無視して行動できないんだろうなと思った中丸は軽くため息をつきながら答えを返した。


「いいよ、俺が連絡を取ってやる。ただ関わるかどうかの判断は自分でしろよ。俺はそこまで責任は持てないからな。」


「感謝する。」


中丸の言葉にある種の決意を察して、御影は感謝の言葉を口にした。


中丸が自分のスマホを操作し、ヨウチューブのアストレアのチャンネルを開き、そこに記されていたSNSをタッチすると、異世界の風景で飾られたページが開いた。


「名前はアストレア、まぁそのまんまだな。フォロワー数は十五万人位か、本当にまだまだ絶賛売出し中レベルのページだな。じゃあ、連絡取るぞ。」


そう言って、中丸はそのSNSをフォローして、トップのつぶやきにリプを返した。


【私は動画編集に携わる者ですが、素晴らしい動画に興味を持ちました。是非とも個別にお話をしたいので、フォロバして頂けると嬉しいです。よろしくお願いします】


そのリプを返すと、それから暫くして相手からフォロバされたのが判り、中丸は予め作ってあった文を送った。


【素敵な動画をありがとうございます。ただ一つ確認したいことがあります。あの動画なのですが、CGにしては矛盾が多く、リアルのように思えて仕方ありません。しかし、仮にリアルだと考えると、あの世界が異世界であるのと同義です。これをあえて公開することには何か意味があるのでしょうか?もしお答えできるようであれば、ご教授頂きたく思います。よろしくお願いします】


「とりあえずは、こんな感じで送ってみたけど問題あるか?」


中丸の問いかけに、御影は軽く首を振って、中丸のスマホを覗き込んでいた。


良い匂いだなぁと中丸が、耳を赤くしていると、スマホに返事があった。


【率直にお答えさせて頂くと、あの動画はこちらの世界の真実です。私は半年ほど前までは、そちらの世界の住人でしたが、ある日を境に、突然玄関ドアが異世界と繋がってしまって戻ることができなくなりました。しかし、電気、ガス、水道、電話などの通信機能は不思議なことに維持されており、玄関ドア横の宅配ボックスも、そちらの世界と繋がっていることから、宅配サービスも利用可能になっています】


【ちょっ、ちょっと待て。宅配サービス可能っておかしくない?ウンバーとか出前屋とか利用可能ってこと?】


中丸と御影は、あまりの内容にすぐに突っ込んでしまった。


【そ、そうです。だから、光熱費も飲食代もいろいろと経費がかかるので、急いで収入を上げる必要があって、思いついたのが配信者だったんです。リモートワーク的な仕事もあるとは思うんですが、僕は特にこれといった技能も持っていませんし、人付き合いが苦手なので、ハードルが高すぎて手が出せませんでした】


「はぁ御影、あんたはどう思う?」


瑠夏からの返信に、中丸は大きくため息をついて御影を見た。


「善や悪を問う前に、生きるための活動ということよね。一人で異世界に飛ばされて、生きるための手段が宅配ボックスのみ。ただサービスを利用する為には収入が必要になる。提供するものがあちらの風景などの視覚的な素材しかない。だから、それを使って配信を始めた。それを見た人間が、自分の利益にできないか暗躍したとしても、人的交流や物資の移動ができないわけだから、悪用しようがない。せいぜい画像の素材として利用するくらい・・と理解しても良いかしら?」


「そ、そうだな。」


あまりの的確な表現に、中丸は肯定するしかなかった。


【横からすみません。私は御影と申します。以前の動画のBGM作成に携わった者です。現在、ゲームや映画のサウンドクリエイターとして活動しておりますが、あなたの動画に深く感銘を受けました。是非とも動画制作により積極的に参加したいのですが、ご配慮お願いできますでしょうか?】


「あっ、お前何勝手に書き込んでんだよ。独り占めすんな。」


【俺は中丸と言います。これでも幾つかのゲームと映画の動画制作に関わっている映像クリエイターの新米です。俺もぜひ参加したいです。はっきり言って、今の動画では視聴者数をこれ以上増やすことはかなり難しいです。映像素材を提供してもらえれば、どこのプロチームにも負けない画像を作ってみせます】


その後暫く時間が空き、次の一文が書き込まれた。


【こちらこそ、ぜひよろしくお願いします。ただ資金がありませんので、細かな打ち合わせを行ないたいのですが、私は出向くことができません。画像を使った打ち合わせでも構いませんか?】


【了解です】


この後、中丸と御影が場所を移して、ミレイも参加したSOOMを使った打ち合わせ会議が始まった。

最後までお読み頂き誠にありがとう御座います。

何分にも素人連合でございますので、御評価頂けますと、今後の励みになります。是非とも最下部に設定されている☆☆☆☆☆でご評価頂けると有り難いです。

よろしくお願い致します。

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