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【第一部完結】アストレア〜Astraea〜神々の見棄てた大地  作者: 紫兎★
玄関開けたら異世界だった
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実験結果

投稿初心者です。三人で相談しながら書いてますので、ごった煮状態かもしれませんが、生温かい目で見守って頂けると嬉しいです。

よろしくお願い致します。

昨日行った実験の結果であるが、土柱はしっかりとした強度を保っており、全く変化は見られなかったが、鉄球に関しては、幾分輝きを失っており、手に取って床に投げつけると、簡単に粉々となった。


「土柱が変化ないのは、土魔法で作った壁が塀として残存しているのを見れば容易に想像ついていましたが、魔力で作り出した鉄球が一日であんなにも脆くなっているとは思いませんでした。おそらく一部が魔素に還元されて、構成が乱れたのが原因でしょうね。」


ミレイの分析を聞いて、瑠夏はまず魔力で物を動かす所から始めることを改めて確認した。昨晩のトレイでの実験で、砂を動かすことに自信がついたことも理由の一つだった。


「じゃあ、僕は魔力を物を動かすエネルギーとして使うところから練習することにするね。」


「そうだね。それが良いと思う。昨夜瑠夏が作ったあの像は素晴らしい出来だったと思う。私は、ここの入り口で白夜と魔力を循環させながら、魔臓の回復に努めたいと思うから、午前中はそれぞれ別行動としようか。」


そんな会話を交わしたあと、ミレイは白夜と洞窟の入り口に座り込み、以前の戦闘で傷ついた魔力回路を修復し、より堅固なものへと作り変えることを意識しながら、魔臓で生み出された魔力をゆっくりと、少しずつ増やしながら、全身隅々まで巡らされるように循環させ、それをお昼近くまで続けていた。


(お腹が空いたんだけど、ご飯食べたいんだけど)


百夜が念話でそう告げてきた時には、もうお昼すぎになっていた。


「瑠夏は、何をしてるの?」


(黙々と白い四角い石板を作り続けてるよ。あいつは、集中すると周りの声や音が全く聞こえなくなるタイプだな)


そう言われたミレイが様子を見に行くと、玄関横のスペースに一辺が五十センチ、厚さがニセンチ程の色々な色をした板が、一メートル位の高さまで積み上げられたものが、五本ほど確認できた。


「瑠夏。」


呼びかけに何も反応しない瑠夏に対して、ミレイは、最近ヨウチューブで見かけたハリセンを手元に作り出して、軽くスパーンと打ち放った。


「な、何すんだ!」


「何回呼びかけても返事しないんだから、仕方ないよね。」


ミレイの冷たい視線に、 瑠夏はそれ以上反論できずに小さくなった。


「もうお昼すぎてんのよね。お昼ごはんはどうするの?」


「あっ!それは心配ないよ。多分こうなるんじゃないかと思って、作業に入る前に時間予約にしてあったんだ。二十分前に届く手筈になってるから、まだ充分に温かいと思うよ。」


「判ってんなら良いのよ。」


既にお昼の手配を済ませていた瑠夏を怒る理由はないので、ミレイは手洗いとウガイを済ませ、部屋へと戻った。それに続いて入ってきた瑠夏が、


「白夜は鶏の揚げたものって、大丈夫かな?」


「えっ!もしかしてケンタキフライドチキン?」


「そう、この前頼んだ時、ミレイが気に入ってたからそれにした。」


「大丈夫!白夜が食べないなら私が食べる。白夜にはマルジンのハンバーグで充分。この前、美味しいって食べてたから。」


その後、皆でケンタキを食べたが、白夜もそれが大のお気に入りにランクインし、これからも三日に一回は注文することになった。

お手数ですが、ご評価頂けると励みになりますので、よろしくお願い致します。

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