ガマズミの花
綺麗で可愛い女の子になりたかった。
愛される女の子になりたかった。
大切にしてもらえる女の子になりたかった。
そんな風にはなれないと知ってから
本当の私は隠してしまうことにした。
涙でぐしゃぐしゃになった顔は
カーテンで閉め切った部屋に差し込む光で照らされて、どうしようもなくみっともない。
あまりに汚く歪むその顔に力が抜けて笑えてくる。
私の右手の人差し指は
慣れた手つきで嘘を並べられるようになっていた。
私のコーラルピンクに塗った唇は
罪悪感も感じる事無く笑って嘘をつけるようになっていた。
嘘で埋めつくしたプロフィールで捕まえた貴方はとても優しい人だった。
私の大嫌いな陽の光みたいな人。
半年間私だけを見ていてくれた人。
そんな貴方は別れたあと
人生を捧げてもいいと思えた女の子でした、ありがとう。とLINEをくれたね。
そんな貴方に私は
人生を奪ってしまうのが心苦しいと思うほ
ど素敵な人でした、ごめんね。と返した。
嘘ばかりの私だけど貴方の事好きだったよ。
きっとすぐに別の誰かが私に捕まってしまうだろうけど。その誰かを私は好きになってしまうだろうけど。
それでも今は貴方がくれた優しさに
申し訳なくて泣けてしまう。
涙でぐしゃぐしゃになった顔は
貴方みたいな陽の光が笑わせてくる。
綺麗で可愛い女の子になりたかった。
愛される女の子になりたかった。
大切にしてもらえる女の子になりたかった。
陽の光が似合う女の子になりたかった。
そんな風にはなれないと知っているけど。
小説と読ぶにはあまりに稚拙で
最後まで読んでくださった方がいるのが驚きです。
作者はとてもどクズで
そんな作者のどうしようもない気持ちを
ただ書きなぐっただけのものです。
文書としてなりたっているかはわかりませんが、こんなクソみたいなものを読んでくださってありがとうございました。
ただの自己満足でしかないものでした。
すいませんでした。