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異世界の王様  作者: 池崎数也
第三章
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第九十三話:舞踏会

 日が沈み、夜の帳が降りる時刻。城下町では未だ祭りの熱が冷めないらしく、城内にいても届く喧騒を耳にしながら義人は小さくため息を吐いた。


「窮屈だ……でも今回は制服ってわけにもいかないしなぁ……」


 そう呟き、義人は自分の服装を見下ろす。

 黒のスラックスに黒の背広。中には白のワイシャツを着込み、首元には白い蝶ネクタイという元の世界では着たことのないものだった。

 背広は背中側の裾が(つばめ)の尾のように長く、燕尾服(えんびふく)と呼ばれる男性が夜に着る最上級正礼装である。

 義人としては畏まった窮屈な服を着るのが嫌だったのだが、さすがに舞踏会に制服で参加するわけにもいかず、今回義人達と共にレンシアへついてきた商人のゴルゾーに急遽用意してもらった一着だった。もっとも、一から仕立てる時間がなかったために既存のものから一番義人に合うサイズのものを持ってきてもらっただけではあるのだが。


「申し訳ありません、ヨシト様。わたしが失念していたばかりに……」


 そんな義人の横では、カグラが謝罪と共にしきりに頭を下げていた。

 今回の建国記念式典に参加するにあたり、責任者は国王である義人である。しかしそれは形式上の話で、実際に他の人間の指揮を取ったり予定を立てるのはカグラの仕事だった。カグラは義人の補佐という立場ではあるが、現状の義人では実務全般をこなせるはずもない。そのため義人はカグラに一任していたのだが、一番の課題であるコモナ語の習得に気を取られすぎたようだった。


「アルフレッド様に任されておきながらこの(てい)たらく……自分が情けなくなります」


 そう言ってさらに落ち込むカグラを見て、義人は苦笑する。


「まあまあ、アルフレッドも言ってただろ? 何事も経験だって。一度失敗したら次から失敗しないようにすれば良いってだけさ」


 義人としては、同い年の少女が政務から軍務までの幅広い仕事をそつなくこなせている時点で十分だろうと思ったが、そんな義人の思考を読んだかのようにカグラは首を横に振った。


「コルテア王をはじめ、他国の使者達がいる場で何か失礼があっては我が国の評価に関わります。ヨシト様、今回の件に関しての罰は……」

「罰? いや、俺が上手くやれればいいんだろ? まだ駄目だったわけでもないしさ」


 舞踏会で踊る社交ダンスについては、午後からの練習で体に叩き込んでいる。ダンスなど学校行事で踊ったフォークダンスが精々だったが、なんとか見られる形にはできるだろうというのが義人の予想だった。

 そんな義人を見たカグラは、内心でため息を吐きながら口を開く。


「……わかりました。では、“それ”に関してはアルフレッド様にお頼みします。まことに申し訳ありませんでした」


 深々と一礼するカグラ。義人は頬を掻くと、それを宥めるように言葉を紡ぐ。


「カグラもコモナ語を教えるので精一杯だったんだろ? 教えてもらったのは俺だし、このくらいの問題ならなんとかするさ。というわけで、一つ優雅に踊ってきますか」


 義人が冗談めかしてそう言うと、カグラも少しだけ表情を和らげる。


「よろしくお願いします。護衛にはシノブ様とミーファがつきますので」

「それはいいけど、カグラはどうするんだ?」

「わたしも着替えてから向かいます。さすがにこの格好で踊るわけにもいきませんから」


 その言葉を聞いた義人は、ドレスを着た女性達が踊る中で一人巫女服姿で踊るカグラを想像して納得したように頷いた。


「そりゃごもっともで。待っておいたほうが良いか?」

「いえ、そろそろ時間ですから先に行かれてください」

「わかった。それじゃまた後で」


 軽く手を振り、身に纏った燕尾服の仰々しさに辟易しながら義人は歩き出す。

 そんな義人を見送ると、カグラは一つため息を吐いてから背を向けるのだった。




 舞踏会とは西洋における正式なダンスパーティーである。

 17世紀から18世紀にかけてヨーロッパ諸国の宮廷で典礼、儀式などの機会に宮廷舞踏会として開催された歴史があり、こうした場でのダンスは社交界に必須のものとしてイギリスで社交ダンスとして大成された。

 しかしながら義人は日本の人間であり、いくら日本という国が国際色豊かだとしても、一般の高校生が社交ダンスを行う機会などあるはずもない。もちろん、学校で学ぶ機会もない。

 義人は自分と似たような服装で傍に控える志信に視線を向けると、気を紛らわせるように口を開く。


「志信って和装も似合うけど、洋装も似合うよなー」

「む、そうか? 義人のほうが似合って見えるが」


 そう言って僅かに首を傾げる志信に、義人は苦笑してみせた。特に意味がある会話ではなかったが、喋っていれば気も紛れる。そして少しばかり親友との会話で心を落ち着けると、周囲を見回して僅かにため息を吐いた。


「カグラにはああ言ったけど、今になって緊張が……」


 周囲にいるのは燕尾服を身に纏う男性とイブニングドレスを身に纏う女性ばかりで、外見は外国人そのもの。金髪を筆頭に様々な髪の色をしており、黒髪など数えるほどしかいない。


「ヨシト王、そろそろ演奏が始まりますが準備はよろしいですか?」


 そうやって義人が周囲を見回していると、黒のイブニングドレスに身を包んだミーファが傍に歩み寄ってくる。

 イブニングドレスは胸元や背中が大きく露出するように作られており、服の丈は婦人服の中では最も長い。ミーファの場合は裾の長さが足元まであり、いつもとは違うタイプの服装を見て義人は思わず感嘆したような声を漏らす。


「なんというか、印象が変わるなぁ。お姫様みたいだ」


 公私の公の部分では凛とした雰囲気があるミーファだったが、イブニングドレスに包まれ、いつも後ろでまとめている艶のある赤い髪をまっすぐに下ろしたその姿はどことなく健康的な色気を感じさせる。


「は、ありがとうございます」


 義人の賛辞に微笑んで答えるミーファだが、その視線が僅かに横へと揺らぐ。視線の先には志信がいるが、それを見て取った義人は咳払いと共に軽く志信のわき腹を肘で突いた。


「ほら、志信も何か感想を言ってあげろよ」

「俺もか? そうだな……ふむ」


 義人にわき腹を突かれた志信は、ミーファを頭の天辺から爪先まで見下ろす。観察するような視線にミーファは恥ずかしげな顔をするが、志信は特に気にせず至極真面目に頷いた。


「その服装は護衛に向かないのではないか?」

「違うだろ!?」


 スパーン、と義人のツッコミが志信の頭に炸裂する。炸裂と言っても、手拭き用に置かれた紙を束ねて叩いただけではあるが。


「……違うのか?」


 叩かれた本人(しのぶ)は、どこか不思議そうな顔で首を傾げる。


「不思議そうな顔をするなよ!? 護衛の観点は捨てて、もっと違うことを言うべきだろここは!?」

「そうか」


 義人の言葉に納得したのか、志信は再度ミーファへと視線を向けた。そしてどことなく緊張が漂うミーファの顔を見据え、一言。


「―――綺麗だ」


 直球だった。言葉を飾らない、ど真ん中の直球だった。いや、志信という人間を知っていればある意味変化球だったのかもしれない。少なくとも、義人にとっては並の変化球どころか消える魔球のように驚愕する変化球だった。


「あ、ありがとう、シノブ……嬉しい」


 対して、ミーファにとっては直球だったらしい。恥ずかしげに、それでいて嬉しげに頬を染めるその姿は日頃の訓練で見せる猛々しさはなかった。先程義人が口にした、お姫様という言葉が相応しく見える。


「あー……うん。そろそろ演奏始まりそうだし、俺は向こうのほうに行ってくるわ」


 じゃあ、と右手を振り、すぐさまその場から離脱を図る義人。小声で告げたためか、志信もミーファもそれに答えることはない。そそくさとその場を離れ、ある程度距離を取ってから口を開いた。


「いや、ある意味この世界に召喚された時よりも驚いたな」


 考え直せばある意味志信らしいとも言える言葉だった。あまりに飾らないその一言に、義人は内心で尊敬の声を上げる。


「さすがは志信。せっかくの機会だし、こっちは誰か適当に護衛を任せて踊っていればいいか……」


 馬に蹴られるのは勘弁とばかりに離れる義人だったが、途中である人物が目に入りそちらへと足を向けた。


「おーい……いや、やっぱりいいわ」


 いつも被っている三角帽子がないが、この場では数少ない黒髪を背中まで伸ばしたその少女を見て、さらにその少女が見ている視線の先を確認して義人は回れ右をする。


「すまん、志信。俺には手に負えない」


 それだけを呟くと、義人は再びその場から離れるのであった。




 それから五分ほど経ち、義人に比べて十分以上に燕尾服を着こなしているコルテアの合図で手に楽器を持った人間が部屋へと入ってくる。それを見た義人は軽く深呼吸をしながら、いよいよ開始かと自分を落ち着かせた。すると、視界の端に淡い色合いの金髪が見えて何気なくそちらへと目を向ける。


「おお……」


 そして、思わず感嘆の声を漏らした。そんな義人の声が聞こえたのか、淡い金髪の持ち主が義人の傍へと歩み寄ってくる。


『これはヨシト様。良い夜ですね』


 そう言って微笑みながら軽く一礼をするのは、レンシア国の第一王女であるレミィだった。ミーファをお姫様みたいだと評した義人ではあるが、今度は本物のお姫様である。

 ミーファ同様に黒いイブニングドレスを身に纏っているが、こちらはミーファに比べて着慣れているのかその挙措は自然体そのものだ。それでいて、義人が今まで見ていたドレスとは違って露出が多めのイブニングドレスを身に纏うその姿には、どことない艶やかさが漂っている。


『こんばんは、レミィ姫。いやぁ、お綺麗ですね』


 志信の真似をして直球に言ってみるが、そういった類の言葉には慣れているのかレミィは僅かに微笑を深くするだけだ。


『ありがとうございます。お世辞でも嬉しいですわ』

『いやいや、九割がた本気ですよ』


 心外だと言わんばかりの義人だったが、そんな義人の言葉を聞いたレミィは口元に手を当てて悪戯っぽくと笑う。


『あら、残り一割は何ですの?』

『緊張です。ここまでの美人に一曲申し込まなくてはいけないっていう緊張のせいで、少しばかり心の余裕がなくて』

『本当にお上手ですこと。でも、一割しか緊張していただけないのかしら?』


 恥ずかしいことを口にしている自覚はあったが、それも場の勢いと割り切って義人は右手を差し出す。


『それだけ見惚れてしまったということですよ……では、一曲踊ってもらっても?』

『ええ、喜んで』


 差し出された義人の右手を見て、レミィも右手を差し出す。するとそれを見計らったように

音楽の演奏が始まり、義人は小さく苦笑してレミィの腕を引く。

 社交ダンスでは楽曲に合わせて自由に、男性が考えた動きを女性に伝えながら踊る。つまりは義人がリードする必要があるのだが、レミィは義人が付け焼刃であることを見抜いているのか義人の拙いリードでもきちんと合わせていく。


『ふふふ、中々お上手ですよ?』

『それはどうも。必死に覚えた甲斐があるってものですね』


 義人もレミィが自分の腕前に合わせて踊ってくれていることに気付いているが、そう答えることしかできない。

 最初の一曲だからか、ややゆっくりとしたテンポの曲に合わせて義人はステップを踏んでいく。時折立ち位置を変えつつ、くるりくるりと回りながら。慣れない社交ダンスに苦慮しながらも、踊りながら覚えるようにレミィと踊る。

 そうすること三分弱。義人にとってはその倍近い時間が経過したように感じられたが、それでもなんとか一曲踊りきってレミィに軽く一礼した。それに対して、レミィも微笑んで応える。

 義人は軽く息をつくと、次の曲が始まるまでに次の相手を見つけるために周囲へと目を向けた。そして、先程と同じように淡い金髪が視界に映ってそちらへと足を進める。すると相手も義人に気付いたらしく、義人のほうへと近寄ってきた。


『ヨシト様こんばんはっ!』


 そして元気良く挨拶をするのはティーナである。踊るのが好きなのか、それとも動くことが好きなのか、やけにご機嫌だった。


『こんばんは。可愛いドレスだね。似合ってるよ』


 そんなティーナに対して、義人はまず褒めることから始める。もっとも、別段お世辞というわけでもなく思ったことをそのまま口にしただけではあるが。


『えへへ……ありがとうございます』


 義人の言葉を聞いたティーナは恥ずかしそうにしながらも、同時に嬉しさが覗く笑顔を浮か

べる。

 イブニングドレスのおかげかいつもより大人びた印象を受ける義人だったが、どちらかというと背伸びする微笑ましさに近いものを感じていた。

 義人はそのことに小さく笑いつつ、右手を差し出す。


『良ければ一曲踊ってくれないかな?』


 リードするどころか逆に元気良くリードされそうだったが、それでも構わない。そんなことを考える義人だったが、ティーナは差し出された右手を少しばかり不思議そうに眺めた後に、満面の笑顔で頷く。


『喜んでっ!』


 そう言って右手を重ねるティーナに対して、義人は小さいその手を軽く握って引くことで応えた。

 



 ティーナと踊ること三分少々。その間に足を踏まれること四回。義人のリードに合わせて元気良くステップを踏むティーナだったが、いささか元気が良すぎたらしい。


『ごめんなさい……大丈夫ですか?』


 足を踏んだことを気にしているのか、踊り終わったティーナが心配そうな表情を浮かべる。


『大丈夫大丈夫。ティーナちゃんは小柄だから、足を踏まれても痛くないよ』


 小柄で体重の軽いティーナに足を踏まれてもそこまでの痛みはない。そのため義人は気にしないように言うのだが、ティーナは義人の言葉を聞くなり小さく視線を逸らした。


『……やっぱり、背がちっちゃいと駄目なのかなぁ』

『え?』


 ティーナの言葉が何を指しているのかわからず、義人は首を傾げる。


『あ、いえ! 何でもないです! ちょっと考え事をしちゃって!』

『何もないならいいけど……じゃあ、そろそろ次の曲が始まりそうだから次に踊る人を探そうか?』

『はい! ありがとうございました!』


 そう言って頭を下げるティーナにお互い様だと答え、義人は周囲に目を向けた。だが、今度は声をかけられそうな女性が中々見つからない。


『あの……』


 すでに大半の人が次に踊る相手を見つけており、自身の近くには手が空いている女性の姿は見られなかった。そのため次の曲は踊らずに休憩するかと考えた義人だったが、上着の袖口を軽く引かれる感触に気付いてそちらへと目を向ける。


『あの……』

『ん? って、エリス姫!?』


 振り返った先で所在無さげに立っていたのはエリス。姉妹で揃えたのか、サイズは違うがレミィやティーナと同じ意匠の黒いイブニングドレスを身に纏っている。しかしそこにはレミィともティーナとも違う、エリス独特の雰囲気が見て取れた。

 一言でまとめるならば清楚という言葉が最も合うだろう。しかし、清楚でありながらどこか引き寄せられる、無意識の妖しさも同居している。

 義人はそれに惹かれないよう気を張りつつ、視線を落とした。

 エリスは左手で自分のドレスを握り締め、右手で義人の上着の袖口を引いている。その動作から声をかけられて自分が気付かなかったのだと判断し、義人は慌てて向き直って頭を下げる。


『周りを見ることに集中してました。申し訳ない』

『……いえ、ティーナと踊っているのが見えてお声がけしたのですが……』


 そうやって口にしたエリスの声も、周囲の音に飲み込まれていく。義人は苦笑すると、少しばかりエリスのほうへと身を寄せた。


『エリス姫はこういった場は苦手なんですか?』

『に、苦手というわけでは……その、少しだけですよ?』


 エリスは否定しようとしつつ、すぐに認める。それを聞いた義人は、最初に抱いた印象を修正しながらエリスへ笑いかけた。


『そうなんですか。俺も苦手というか、こういう場はほとんど経験がないから緊張してしまって』


 本当は踊るうちに緊張が解けていたが、それでもエリスの話に合わせる義人。するとエリスは驚いたように義人を見る。


『そうなんですか? 緊張していらっしゃるようには見えませんでしたけど……』

『見えないよう、頑張っているだけですよ』


 内心でエリスに正解の賛辞を送りつつ、それでいて義人はそれを表に出すことはしない。そんな義人の言葉に納得したのか、エリスは小さく頷いた。


『そ、そうですね。わたしももっと頑張らなくては……』


 胸元に手を引き寄せ、自分に活を入れるように握り締める。無意識であろうその動作に義人は少しばかり目を奪われ、軽く首を振った。


「やばい、これがお姫様の魅力ってやつか」

『え?』


 突然の日本語で意味がわからなかったのか、エリスは首を傾げる。そんなエリスに苦笑を向けつつ、義人は首をゆっくりと横に振った。


『少々見惚れていました。それだけです』

『そうですか……え?』


 レミィ同様お世辞ではなく、限りなく本心に近い言葉。こんな場でなければ絶対に言わない、後で言ったことを後悔すること間違いなしの言葉だった。


『あ、その……えと……ありがとう、ございます』


 レミィとは違って褒め言葉に慣れていないのか、エリスは身を小さくして頭を下げる。頬が赤く染まっているところを見る限り、余程慣れていないのだろう。そう考えた義人は、エリスの気を(ほぐ)すために腰を折って一礼しながら笑いかけた。


『それではお姫様、わたくしめと一曲踊ってもらえませんか?』


 義人は一礼と共に右手を差し出して、おどけたように誘いの言葉をかける。それを聞いたエリスはどこか落ち着かないように視線を数回動かした後で小さく、それでいてしっかりと頷いた。


『……はい』


 左手でドレスの裾を握り締め、それでも右手を差し出してくるエリスに義人は破顔する。

 そして流れ出すスローテンポな曲に合わせ、義人はエリスの腕を引くのだった。







どうも、作者の池崎数也です。

いつの間にやら『異世界の王様』の連載を始めて一年が経過していました。早いものだと思いつつの更新です。

この物語を連載し始めた頃の予想では一年ぐらいで書き終わるかと思っていたんですが……予想以上に伸びています。

今回のあとがきでは、一年の経過を機に前々から気になっていた部分を修正したことについて報告したいと思います。


○修正部分

魔法の『ブースト』を『強化』という名前に変更しました。友人から「なんで魔法の中で『ブースト』だけ横文字なのか」というツッコミを受け、作者も密かにそう思っていたのでこの度修正しました。あくまで呼び名に対するこだわりで、物語自体に何かしらの影響があるわけではありません。これからはシンプルに『強化』でいきたいと思います。


三章を残り三話〜五話くらいで書き上げ、そろそろ四章へと移りたいですね。

それでは、こんな拙作ではありますが今後ともお付き合いいただければ幸いです。


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