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暗闇の先

作者: ふぶき

初小説!初投稿!オチ不明です。

それで良くなくても、読んでください。

呻き声が聞こえる。

鉄の匂いがする。

真っ暗で何も見えない。

今、自分が立っているのか、座っているのか、寝ているのかすら分からない。

ここは、どこだ?たしか私は…。

いや私は普通に、ただ普通に家に帰った。

なのに、なぜ?


「うあぁぁぁあ!!」

どこからか悲鳴が聞こえてきた。

「きゃあぁぁぁぁあ!!いや、いやぁぁぁ!!」

また、聞こえてきた。

今自分がどこにいるのかも分からないのに、四方八方から声が、悲鳴が聞こえてくる。怖い。とてつもなく怖い。どこから声が聞こえるのか。そして、私はどこへ逃げればいいのか。分からない。全く分からない。分からない事が怖い。


そうだ。私は昔からそうだった。この世の中で一番怖い事は「分からない事」だった。

小さい時は、ピラミッドやナスカの地上絵がとても怖かった。なぜなら、よく分からないから。

自然災害もいつ起こるか、どのくらいの被害を出すのかが、分からなくて怖かった。起こってしまえばもう大丈夫。分からなく無いから。

小学生になると、勉強で分からないのが怖いから、一生懸命勉強した。

中学生になると、他人が何を考えているのか分からなかった。そして、人が怖くなった。


だから、私は一生懸命勉強した。学んだ。

そして、やっと私の人生が始まった!これからだ!と思ったのに…。なのに、なんで、なんで?


こんな暗闇についてなんて、勉強してない。分からない。怖い、怖い怖い、怖い怖い怖い怖い怖い怖い!!

けど、こんな私に一歩を踏み出す勇気なんて…。

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