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幼なじみは噛みつき魔  作者: 山石コウ
一章
14/32

14

 青木さんとの顔合わせを終えたあと、その後の週末は穏やかに過ぎていった。母だけはなぜかバタバタと慌ただしく出かけたり、部屋にこもって長い間電話をかけていることがよくあった。

 心配で声をかけても、仕事を持ち帰って来ただけだから大丈夫、と返事が返ってくるだけだったので、邪魔しないようそっとしておいた。

 私は自分の荷物を少しずつまとめ始めた。学校で使うものはまだそのままにして、冬服やコートなんかを衣装ケースに入れて部屋の隅に重ねる。

 荷物をまとめていると、クローゼットの奥からアルバムが出てきた。少しだけ休憩するつもりで、なんとなくぱらぱらとページをめくる。

 数ページめくって、すぐに後悔した。父と母と私の三人で笑っている写真を見ると、涙が出そうになってくる。

 バースデーケーキを前に笑っている私を挟んで微笑んでいる若い両親。こんなこともあったな……。今ではもう遠い昔の出来事だ。

 アルバムをめくる手を早めると、庭で要と遊んでいる写真を見つけた。ボールを追いかけている私たちは、子犬みたいにじゃれている。

 今ではすっかり目つきが鋭くなってしまった要だが、この頃はあどけない表情をしていて、とてもかわいい。

「あれ? コレはいつ撮ったんだろう?」

 私が目にとめたのは、幼稚園のスモッグを着ている私と要の写真だ。私は要の手を握り、彼は照れて真っ赤になっている。ふたりともカメラを意識していないらしく、目線はお互いに向いている。

 おそらく要のおばさんがシャッターを押し、うちにも焼き増しをしてくれた物だろう。私の両親は、あまり幼稚園や学校に顔を出すことはなかったはずだ。

「あの頃は私が手を握るとすぐに真っ赤になってたのになあ」

 懐かしい思い出のアルバムを大事にしまっておこう。この家を出て行ったら、要とは学校でしか会えなくなってしまう。それが少しさびしくて、私はそれをごまかすように黙々と部屋の片づけをした。


 月曜日になり、いつものように支度を整えてから私は学校へ向かった。今日は珍しく暑さも和らぎ、すがすがしい風が吹いて比較的過ごしやすい。それなのに、私の足取りは重い。

 学校に近づくにつれ、あちこちから刺さるような視線を向けられているせいだ。

 どうやら、例の悪い噂はすっかり広まっているらしかった。

 気のせいだと思いたいが、ひそひそと交わされる囁きは私にまとわりついてくる。

 気にしすぎるのは良くないと分かっているのに、顔が強ばって視線は地面へと下がる。

 一対一なら絶対に相手に気圧されたりしない自信があるのに、私は昔から見えない敵というものに弱い。

 噂を意図的に流した誰かの作戦は、見事に私を弱らせることに成功したといえる。

 校門を抜けたところで、見知った人影が見えてきて、私は顔を曇らせた。彼女のよく手入れされたボブカットの髪が揺れるたびに、こちらにも甘い香りが漂ってくる。

「おはよう石脇さん」

「おはよう近藤さん」

 近藤さんはかすかな笑みを浮かべて私の隣に立つと、なぜか並んで歩き出した。先週の放課後、激しい言い争いをしたというのに、こうして人目に付く場所で話しかけてくる彼女の神経がわからない。

 彼女はニコニコと笑みを浮かべながら周りを見渡す。

「すごいね石脇さん。朝から注目の的だよ」

「そうかな。いつもとたいして変わらないと思うけど」

 私も笑顔を返す。完全に強がりだが、彼女に弱ったところを見せるのは嫌だ。すると近藤さんは大げさな素振りで驚いてみせる。

「あ、もしかしてまだ知らないの? 石脇さんあんまり友達いなさそうだから、誰も噂のこと教えてくれないのかな」

「私と要の変な噂のことならもう知ってる。誰があんな嘘を言いふらしたのか知らないけど、きっとどうしようもないほど卑怯な人間なんだろうね。正面からケンカしても勝てないと思ったから、そんなことしたのかもね」

 この時点で、私たちはお互いの顔は一切見ずに会話を続けていた。彼女の顔なんて見たくないし、無視するのも負けを認めたみたいで癪に障る。

 私の怒りは頂点に達していたが、近藤さんも相当頭に血が上っているらしい。それでも親しげな口調を崩さないのは、彼女も意地になっているのかもしれない。

「えー? でもこれだけ早く噂が広まったってことは、みんなも思うところがあるからなんじゃない?

  だって石脇さんって、女子の間ではそうとう目障りだと思われてると思うよ。要君から少し距離を取った方が絶対いいよ」

「要が誰とどんな付き合いをしようが勝手でしょ。外野が騒いだって、本人たちの自由なんだから」

「石脇さんって、二言目には『要が誰と付き合おうが自由』って言うけど、それって自分は要君に選ばれてる存在だってひけらかしたいだけなのバレバレ。そういうのがウザいんだよ。あんたなんて、たまたま家が近所だったっていうだけで、もしも家が近くなかったら見向きもされていないんだからね!」

 近藤さんの言葉を受けてちょっと驚いた。もしも彼女が言うように、私の家と要の家が離れていたら、ここまで仲良くなれただろうか?

 私は返す言葉が見つからず、一瞬だけ口をつぐむ。そのわずかな隙をついて、近藤さんは得意そうに鼻を鳴らした。

「ふん、そもそも恋愛感情もないくせに、要君を独り占めするのが図々しいんだよ」

「前にも言ったけど、恋愛を理由にすれば、なにしても許されるって考えてる方がおかしいと思うけど」

 近藤さんはこちらを見ないまま、口元に手をあててくすくす笑った。

「石脇さんってなんにも分かってないんだね。今まで彼氏いたことないでしょ?」

「……彼氏はいたことないけど、それは今回の事となんの関もないと思うけど」

 ちょっとムッとして答えると、近藤さんはやっぱりね、という勝ち誇った顔でこちらを仰いだ。

「私は要君を恋人にしたいの。他の女に取られるなんて絶対にいや。世界中で、要君を一番好きなのは私だって皆の前で言える自信があるよ。石脇さんはどう? そこまで出来る?」

 強い力を込めて私を睨みつける近藤さんに圧倒され、私は不覚にも何も言い返せなかった。それに気を良くしたのか、近藤さんは嘲るように鼻で笑う。

「幼なじみなんて、しょせんその程度なのよ。空気よんで早く退場してよね」

 そう言うと、近藤さんは急に小走りになって私を追い抜いていった。そのまま何事もなかったように友達に声をかけて校舎へ入る。

 彼女の後ろ姿を眺めながら、私は唇を噛みしめた。近藤さんの言葉は胸の深い所に突き刺さったままだ。まさか、彼女の発言にこんなにもショックを受けるなんて思わなかった。

 私は重たい足取りのまま、自分の教室へと向かった。



「はあ、登校するだけでこんなに疲れるの初めて」

 自分の机に突っ伏していると、誰かが私の頭を優しく撫でてくれた。驚いて顔を上げると、心配そうな表情の由佳理ちゃんがいた。

「さっきスミレちゃんが近藤さんと並んで登校してくるの上から見てたよ。なにか言われたんでしょ?」

「うん、ちょっとね」

「土曜日に家に帰ってから、スミレちゃんたちの噂を知ってびっくりしたんだよ。どうしてあのとき相談してくれなかったの」

「ごめんね。でも、せっかく楽しく買い物してたから、雰囲気壊したくなかったんだ」

「スミレちゃんが辛いときになにも出来なかったほうが苦しいよ。とりあえず私のとこに回ってきた噂はぜんぶ否定しておいたけど、どこまで効果があるかわからないよ」

 由佳理ちゃんは顔を曇らせる。やはり噂をすべてなくすことは難しいようだ。

「ありがとう。正直ちょっと参ってるんだけど、由佳理ちゃんが味方になってくれるだけで救われるよ」

「戌井君はなんて言ってるの。スミレちゃんがこんなに大変なことになってるのを知ってて、なんで近藤さん野放しにしておくのよ!」

「近藤さんのことは私にも良くわからないけど、噂の方はなにか考えがあるみたい。違う話題で上書きするって言ってたから」

 その言葉を聞いて、由佳理ちゃんが眉を寄せて黙った。少し首を捻ってから、「まさか……」とか「こんなタイミングで?」とか呟いているので、もしかしたら彼女には要のしようとしていることがなんとなく分かるのかもしれない。

「噂の方は私にはどうしようもないから、そっちは要に任せようと思ってる。また近藤さんがケンカ売ってきたらもちろん買うつもりだけど、恋愛感情のない幼なじみは引っ込んでろって言われると、どう言い返したらいいのか分からなくなっちゃったよ」

 ついさっきの言い合いを由佳理ちゃんにかいつまんで話す。

 私は近藤さんのように「要のことが一番好きなのは自分だ」とは言い切れない。そもそも、私たちの間に恋愛感情があるかどうかも分からない。

 ただ、お互い大切な存在であるのは間違いないのに、それに名前を付けることができない。私にとって要は弟のようでそれとは少し違うし、友達よりも近い距離だけど、恋と名前を付けられないほどあっさりした関係だ。

 もしも要が困っていたら、なにがあっても力になりたいと思っている。でも、それは恋愛感情とは別なんだと思う。

「恋と友情の境目ってどこなんだろうね。恋は友情よりも強いのかな?」

「スミレちゃん……」

 恋愛に憧れはある。私だって相思相愛の幸せな恋愛をしてみたい。でも正直なところ、今の私ではそれを実現できるとはとても思えない。私は恋愛をしている自分が想像できないのだ。

 私は再び机に顔を伏せる。

「告白して、恋人になったらデートして、その先にあるのは結婚でしょ。最終的に結婚するのが恋愛なら、私にはちょっとハードルが高いよ」

 お互いに好きあって結婚したはずなのに、私の両親はどうして言い争いが絶えなかったんだろう。どうして、父は母以外の女をよそに作って家に帰ってこなくなったんだろう。

 私の家族が上手くいかなくなった原因を考えれば考えるほど、私は恋に臆病になっていく。

 私がなにを考えているのか分かってしまった由佳理ちゃんは、申し訳なさそうに口を開く。

「……こんな言い方するのは申し訳ないけど、世の中の夫婦みんなが、スミレちゃんのお父さんとお母さんみたいじゃないよ」

「うん、分かってるよ。でも、私には縁がないものとしか思えない」

 けっきょく、私は恋愛が怖いのかもしれない。相思相愛になれたとしても、いつか人の気持ちは変わっていく。そのときに、好き合った人同士が壊れていくのが怖いのだ。変な考え方かもしれないが、友情や親愛なら、心変わりという理不尽な理由で壊れることはない。

 由佳理ちゃんがなにか言おうと口を開いたが、そのタイミングで予鈴が鳴ってしまったので、彼女はなにも言わずに自分の席に戻って行った。ふと視線を感じて振り返ると、臼井君が真剣な目でじっとこちらを見ていた。



 昼休みになり、売店で飲み物を買って教室に戻ってきたところで臼井君に声をかけられた。

「ちょっと話があるんだけど、今からいい?」

 今日は何度も彼と目が合っていたので、もしかしたら話しかけるタイミングを計っていたのかもしれない。

 私もちょうど彼と話をしたいと思っていたので、すぐに頷く。

「うん、いいよ。どこで話す?」

「邪魔が入ると面倒だから、うちの部室に来てくれる?」

 そう言って、臼井君は手の中の小さな鍵を見せた。

「臼井君ってなに部なの?」

「あれ、知らなかった? 写真部だよ」

「ああ、なるほどね」

 人間観察が趣味の彼らしい。

 写真部の部室は、一階の日が当らない北側の隅にひっそりとあった。

「散らかってるけど気にしないで入って」

 促されて部屋へ入ると、写真の切れ端や脱ぎ捨てられたジャージや、雑誌なんかが床にたくさん転がっていた。どうやら綺麗好きな部員はいないらしい。

 壁には部員が取ったらしき写真がたくさん貼り付けてあり、様々な色が一度に視界に入ってきて目がチカチカした。

「おじゃまします」

 床に散乱している物を踏まないように慎重に足を進め、部屋の中央に置いてあるパイプ椅子に腰かける。長机の上には誰かの私物らしいカメラが置いてあった。こんなところに無造作に置かれているが、高価なものじゃないんだろうか?

 つい好奇心に駆られてキョロキョロと観察していると、部屋の隅に箱型の簡易クローゼットのような物を見つけた。あれは何だろうと思って眺めていると、臼井君が私の向かいの椅子に座りながら説明してくれる。

「あれは暗室だよ。写真を現像するときに使うんだ」

「ここで現像できるの?」

「できるよ。自分で取った写真は自分で現像するのがうちの決まり」

 素人にもそんな事が出来るのかと、関心してしまう。

「臼井君が取った写真ってこの中のどれ?」

「うーん、最近取ったのはコレかな」

 そう言って、彼は近くに貼ってあった一枚の写真を取りだした。それは、高跳びに挑む陸上部員の写真だった。ショートカットの女の子の写真だが、引きこまれそうなほど真剣な目をしてバーを見つめている。

「許可をもらって撮ったんだ。けっこう気に入ってる写真だよ」

「やっぱり人物を撮るほうが多い?」

「いや、風景もよく撮るよ。あの……そろそろ本題に入ってもいいだろうか」

「ああ、そうでした」

 珍しい物がたくさん置いてある写真部の部室のせいでテンションが上がり、ついつい質問を重ねてしまったが、ようやくここへ来た目的を思い出した。

 臼井君が急に笑みを消し、眼鏡の奥から真剣な目を向けてくる。

「先週俺が言ったこと、覚えてるよね」

「うん」

「あのときの返事を聞かせてほしいんだ」

 近藤さんと校舎裏でもめたあとの帰り道、臼井君は『戌井じゃなくて俺を選んで』と言った。彼がどういうつもりでそんな事を言ったのか分からないし、あまり突き詰めて考えたことはなかったが、もしかするとその言葉には深い意味があったのかもしれない。

 いま目の前で、唇をかみしめながら私の答えを待っている臼井君の顔を見たら、なぜかそんな気がしてきた。

 臼井君の気持ちをきちんと理解しないまま答えを出すのは、彼に対して不誠実な気がする。

「返事をする前に、ひとつだけ質問させて。どうして臼井君は私を助けてくれるの?」

「……石脇さんは、どうしてだと思う?」

 それまで私から視線を外さなかった臼井君が、ふいに目を逸らした。彼の透けるように白い頬がほんのりと赤く染まり、よく見れば首元まで色づいている。

 普段の彼とは違うその反応を見ただけで、もう十分すぎるほど彼の気持ちが理解できた。これは、きちんと私の気持ちを告げるべきだろう。

「臼井君が助けてくれるって言ったとき、すごく嬉しかったよ。その一言がなかったら、あのときにもっと怖い思いをしたかもしれない」

「うん」

「でも、要か臼井君のどちらかを選べって言われたら――私は要を選ぶよ」

 優しい言葉でごまかすのは苦手だ。きっぱりとそう告げると、臼井君は一瞬だけ目を見開いたあと、静かに目を伏せた。そして、小さな声で「戌井が好きなの?」と尋ねる。

 要を選んだ理由をどう説明すればいいのか、私は少し迷った。でも、臼井君は自分の胸の内を態度で伝えてくれたので、私も彼に正直になることにした。

「臼井君には前にも話したと思うけど、私の両親は忙しい人たちであまり私に構ってくれる暇がなかったの。お金に困ったことはなかったから、単純に仕事が生きがいだったんだと思う。そんな両親だったから、私は小さい頃からお向かいの要の家にかなりお世話になっていたんだ」

 臼井君は黙って私の話を聞いている。私は口をはさまずに耳を傾けてくれる彼に感謝しながら続けた。

「けっこう夜遅くまで預かってもらっていたんだけど、私はそんなに寂しいと思った事はなかったよ。おばさんも優しかったし、なにより要がずっと一緒に遊んでくれたから。姉弟のように過ごしていた時間が長かったから、恋愛として好きなのかと聞かれても、よく分からないっていうのが本音かな。でも、要のことはすごく信頼してるし、いまでも大事な幼なじみだと思ってる」

 どんな種類の好きかと問われても答えられないが、いま私がはっきりと言えるのは要はとても大切な存在であるということだけだ。

 臼井君はとても困ったような顔をして眼鏡のブリッジを押し上げる。心なしか、目が爛々と輝いているような気がした。

「正直に答えてくれてありがとう。君が戌井をすごく信頼しているのがよく分かった。でも、石脇さん自分で気づいている? さっき、戌井のことを弟だって言っていた。つまり、石脇さんは彼のことを恋愛対対象から無意識のうちに外しているっていうことなんだよ」

「……そうなのかな?」

「そうだよ。だって姉と弟のような関係なんでしょう? 姉と弟ではどう頑張っても恋愛できないじゃないか」

 至極当然のことを言われ、私は軽く混乱してしまった。たしかに、姉と弟では恋愛することはできない。でも、私たちは本当の姉弟ではないわけだし……ああでも、無意識に要を弟だと認識しているっていうことは、臼井君の言うとおり恋愛対象外だと思っているっていうことになるのかな。でもつい最近、要に噛みつかれてドキッとさせられたことも何度かあるし……

 自分でも自分の気持ちが分からない。臼井君に指摘されるまではそんな風に悩むことすらなかったのに、意識していなかった本当の気持ちを言い当てられてしまったような気まずさが残る。

 私がぐるぐると思考の渦に沈みそうになっていると、臼井君がとつぜん立ち上がった。

「俺、石脇さんのこと諦めなくていいよね」

「え?」

「今回は石脇さんを助ける役は戌井に譲るけど、石脇さんのことは諦めないよ。だって、戌井は弟なんでしょ」

 そういうことになるのだろうか? なにかが違うような気もするが、うまく説明することができない。

 私がなにも答えられないでいると、昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴った。

「時間だ。教室へ戻ろう」

 なにかをふっきれたような清々しい笑顔を浮かべる臼井君とは対照的に、私は魚の小骨がのどに引っかかってしまったときと同じような気持ちになっていた。

 どうしても腑に落ちない。いつの間にか、臼井君の理屈に丸めこまれてしまった気分だった。


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