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思考の研究  作者: ZIN
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意味の意味

「意味」の意味

する、したい、欲しい、成りたい、できる

使う、使いたい、使える、使い道、現す、中身、手に入る

価値、目的、目標


「意味がある」の意味

したいことが増える、欲しい物が増える、成りたいものが増える

したいことができる、欲しい物が手に入る、成りたいものに成る

できることが増える、使いたいと思うようになる、使えるようになる、使い道が増える

現される、中身がある、手に入る

価値がある、目的を見つける、目的を達成できる、目標を見つける、目標を達成できる


価値=欲しい、使う、使い道、中身

目的=したい、欲しい、成りたい、する、得る、成る

目標=すべき、得るべき、成るべき、する、得る、成る




意味の求め方


文字の分解(| ─ / ・)

音の分解(文章→熟語→単語→単音→母音と子音)

文字の関連づけ(水 氷)(言 詞 訳 議 論)

音の関連づけ(みず みつ みちる)(スイ セイ サイ)


①その文字わ、なぜそう書くか?

②その中国語わ、なぜそう読むか?

③そのやまとことばわ、なぜそう読むか?

④その文字わ、今、どんな意味で使われてるか?

⑤その中国語わ、今、どんな意味で使われてるか?

⑥そのやまとことばわ、今、どんな意味で使われてるか?


例【水】

①なぜ「水」と書くか?

「フ」ってなに?「|」ってなに?「ソ」ってなに?

②なぜ「スイ」と呼ぶか?

語源わなにか?同じ語源の詞わなにがあるか?それらの違いわなにか?

語源の音を分解して取り出せる意味わなにか?

③なぜ「みず」と呼ぶか?

なぜ「み」と呼ぶか?なぜ「ず」と呼ぶか?

「みず」と「みつ」の違いわなにか?

④「水」という文字わ、今、どんな意味で使われてるか?

⑤「スイ」という詞わ、今、どんな意味で使われてるか?

⑥「みず」という詞わ、今、どんな意味で使われてるか?




①今

文脈(その言葉、今どんな使い方をしてるのか?)

その単語、その漢字、今どんな使い方をしてるのか?

そのカタカナ言葉、今どんな使い方をしてるのか?


②昔

語源(その言葉、昔どんな意味で使ってたのか?)

字源(その単語、その漢字、昔どんな意味で使ってたのか?)

訳語(翻訳する前の意味わ?)


意味わ時代と共に変わる

できるだけ古くまで遡り、意味の変化を追いかける


③分解

言葉の分解(試みる=心見る=心+見る=こ+こ+ろ+み+る)

単語の分解(思考=思+考)

字解(思=田+心)

意味の分解(生物=動物+植物)


④体系

「怒りと憎しみ」「本質と体質と性質」「動物と植物」など

似た言葉、反対の言葉、上位の概念、下位の概念

などを集め、体系化し、意味を明らかにしていく




【用語の定義】

概念関係=同じ、逆、類、属、重複、延長

同じ=音や形が違えど意味は共通する語

逆=同時には成り立たない存在を指し示す語

類=「生物」を分けると「動物と植物」となる。そのように分けられた概念のこと

属=「動物と植物」を合わせると「生物」となる。そのように合わさった概念のこと

重複=「火と炎」は「燃えるもの」の意味で同じ。その同じ部分のこと

延長=「火と炎」は「燃える大きさ」の意味で違う。その違う部分のこと

対比=複数の語を見比べ、その概念関係を探ること

相違点=「逆」「延長」

共通点=「同じ」「重複」

意味が関係する語=「同じ」「逆」「重複」「類」「属」


日本語における意味の探り型

・やまとことば 熟語を単語に、単語を一音に、一音を母音と子音に分解、音の語源を探る

・中国語 一字の音、一字の音を分解した音、その音の語源を探る

・カタカナ語 熟語を単語に、単語を母音と子音に分解 音の語源を探る


・やまとことば 熟語、単語、一音、母音と子音を、音が似た語と対比

・中国語 一字の音、一字の音をさらに分解した音を、音が似た語と対比

・カタカナ語 熟語、単語、一音、母音と子音を、音が似た語と対比


・やまとことば 熟語、単語、一音を、意味が関係する語と対比

・中国語 熟語、単語、一字、一字の要素を、意味が関係する語と対比

・カタカナ語 熟語、単語を、意味が関係する語と対比


・やまとことば 実際の使い方、文脈から意味を取り出す

・中国語 実際の使い方、文脈から意味を取り出す

・カタカナ語 実際の使い方、文脈から意味を取り出す


・翻訳されたやまとことば 翻訳元の語源を探る

・翻訳された中国語 翻訳元の語源を探る


・中国語 一字と一字の要素を、形の似た一字と一字の要素と対比


【規則】

①異言語間の単語や熟語を比べるばあい、意味の相違点を探らない。共通点だけ探る

同言語間の単語や熟語を比べるばあい、意味の相違点と共通点、どっちも探る

②(音、形)を最小単位まで分解する

③ある語を(熟語/単語/一音/母音と子音)の単位で(意味/音/形)を基準に対比する

④多数の対比語を、それらの意味が整合するよう別の語に置き換える

⑤(熟語/単語/一音/一字/一字の要素)などは、その文脈から意味を取り出す

⑥文脈から意味を取り出すばあい、なるべく多数の用例を洗い出す

そしてその用例ごとに、別の語に置き換える

⑦用例全体から共通する意味を取り出し、別の語に置き換える


【意味の探索に必要な知識】

・動詞が意味の根源

・動詞の名詞化、名詞の動詞化、名詞の固有名詞化

・日本語において、主にう音が動詞

・う音が別の母音に移ることで名詞化する

・古語のばあい、う音のままで名詞化することもある

・え音は時が経ってから新たに発生した

・新たに発生したえ音は、動詞の役割を担うようになった

・動詞=命令形

・う音=自己への命令形

・え音=他者への命令形

・え音が発生するまでは、う音だけで自己と他者、両方への命令形を担った

・母音や子音の入れ替えを念頭に置くと、意味を見つけ易い

・母音や子音の入れ替えによって、意味が変わるばあい、変わらないばあいがある

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