「なぜ」とは何か
なんによって=理由
なんのため=目的
なぜ=理由+目的
どうして=理由+目的+手段
理由=過去のきっかけ
目的=未来に成し遂げたいこと
理由=自然に起こること
目的=人為的に起こること
理由=ある理由+ない理由
理由=材料+力動+概念
材料=それを形づくるもの
力動=それを働かせるもの
概念=頭の中の映像
例、イス
材料=木
力動=職人がそれを作る
概念=複数の柱の上に平板を付けたもの
目的=過去の目的、未来の目的、現在の目的
過去の目的=それは元元なんのために作られたのか
未来の目的=それはなんのためにあるべきか
現在の目的=それはなんのために現在も続いてるのか
目的=したい、欲しい、成りたい、する、得る、成る
目標=すべき、得るべき、成るべき、する、得る、成る
【目的の目的】
学校へ行く目的→勉強すること
勉強する目的→テストでいい点をとること
テストでいい点をとる目的→いい学校へ行くこと
いい学校へ行く目的→学歴を得ること
学歴を得る目的→いい会社へ入ること
いい会社へ入る目的→地位、名誉、金、安定
金、安定の目的→生きること
生きる目的→幸せ
【手段の手段】
幸せになるにはどうすればいい?→心を正しくすること
長生きするにはどうすればいい?→金を貯める、恨みをかわない
いい会社に入るにはどうすればいい?→学歴を得る、技術を身につける、知り合いの紹介
その目標は達成する価値があるか?
その手段で目標は達成できるか?
他により良い手段は何がある?
その順番でよいのか?
なぜある?なぜない?
~は~である。なぜなら~
~は~でない。なぜなら~
○○は正しい。なぜなら~
○○は間違い。なぜなら~
○○が当たり前と思う人は、××を見て「なぜ××なのか?」と問う
××が当たり前と思う人は、○○を見て「なぜ○○なのか?」と問う
どちらも当たり前を元にしとる。この問い型では思い込みから抜け出せない
「~は○○で、~は××。なぜこのように違うのか?」
と問うことで思い込みから抜け出せる
「なぜ~してはいけないのか?」
と言う問いの立て型では、よい答えはでない
「なぜ人を殺してはいけないか?」
この問いは次のように訳えれる
「なぜ人は人を殺すのか?」
この答えは「社会/個人」「理由/目的」の組み合わせにより四つある
更に「理由」に「推因追加/阻因除去」を組み合わせることで六つとなる
【人が人を殺す社会的理由、推因追加】
戦争
若年人口率の上昇
【人が人を殺す社会的理由、阻因除去】
犯罪
①個人の孤立化
②法律の罰則軽減
③警察の無能
④裁判の不公正
【人が人を殺す社会的目的】
戦争
①略奪によって利益を得るため
②身を守るため
死刑
①犯罪者による再犯を防ぐため
②見せしめのため
【人が人を殺す個人的理由、推因追加】
・凶器に関する知識の獲得
・精神の異常
・成功の見通し
【人が人を殺す個人的理由、阻因除去】
・止める人がいない
・巻き込みたくないと思う大事な人がいない
・失う物がない
【人が人を殺す個人的目的】
・恨みを晴らすため
・金を得るため
・何かを守るため