表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
思考の研究  作者: ZIN
16/19

自由と責任

自由=自らに由る

後にlibertyとFreedomの訳としてあてられた

現在では「したいことをしたいように能る」の意味で使われる


liberty=社会的な束縛がないこと

Freedom=精神的な束縛がないこと


免許=社会的な束縛がないこと

自由=精神的な束縛がないこと


戒律=社会的な束縛があること

執着=精神的な束縛があること


自由ー免許

l     l

執着ー戒律



「自由」は「他人に対して自分の要求を押し付けることが能る」との意味で使われることあり

この意味での「自由」は「権」と訳すが適切




責任=役割責任+決定責任+認識責任+行為責任+結果責任


役割責任=集団責任 連帯責任 内部に対する責任

決定責任=個人責任 自己責任 内部と外部に対する責任


役割責任を重視する国=日本、アジア諸国、ドイツ、スウェーデン

決定責任を重視する国=アメリカ、イギリス、オランダ




役割責任

集団の中で果たすべき責任

何もしなくても、ただ集団に所属するだけで発生する

「すべきでないことをした」時と「すべきことをしなかった」時に罪を背負うことになる


決定責任

自分個人として果たすべき責任

自分の意思で何かを決定することで発生する

「した」結果に対して責任を負う


行為責任

言うこと、為すこと、思うことに伴う責任




「責任を取る」と表現をする時

その裏には「責任とは取ったり取られたり能るものだ」とゆう思いがある

このように「取ったり取られたり」能るのは役割責任 及び決定前の決定責任のみ

決定後の決定責任 及び行為責任は取ったり取られたり能ない

このように「責任を取る」とゆう語は適用範囲が狭く誤解を招き易い

「責任を果たす」と表現するのが適切




役割責任の果たし方

謝罪 辞職 自殺


決定責任の果たし方

それが間違ったことであれば中止 正しいことであれば最後まで行う

事業や工程を改善し、失敗をなくしてゆく

なぜ失敗したか説明し、他の人が同じ失敗をしないよう反省材料を提供する

謝罪 弁償


行為責任の果たし方

謝罪 弁償 自害




役割責任の具体例

父母が幼児を養う 児が老親を養う

夫が妻を養う 妻が夫のために家事をする




役割責任を重視する集団は 人の意思や行為に干渉し 強く規制する

その代わり 困っとる人を助ける


決定責任を重視する集団は 人の意思や行為を尊重する

その代わり 困っとる人をあまり助けようとしない



現在の法体系においては 精神病者など

自分の意思で判断できない状態の人には責任は無いものとされる

それは 決定責任のことだけを責任とよんどるけん

けどそのような状態の人にも行為責任はある よって罰するべき


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ