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ボーリング 謎のボーリング大会



Scene:サークル部室、夕暮れ前のゆるい時間。


ポストゼミ、お茶菓子とパソコンの画面。話題は「次のサークルイベント、どうする?」


部長のひとこと


部長(いつもどおり唐突に):「ねぇ、真夏だし……ボウリングと肝試し、合体させたら最強じゃない?」


瞬間、地雷踏んだみたいな空気


野田(パソコン見ながらフリーズ):「……合体?」


富澤(爆笑):「どんな融合ですか!? “霊界とスコア争い”でも始めるつもり!?」


副部長(神妙に):「……たしかに。ボウリングのレーンは“霊道”のように真っ直ぐ。ピンは“この世とあの世の結節点”とも解釈できる」


チサト(ワクワクMAX):「え〜超いいじゃん! “深夜のレーンで振り返ったら誰か立ってた”みたいなやつやろ〜!」


レナ(たきな):「合理性はゼロです。しかし“非日常訓練”としては有効かもしれません」


アイボー、冷静に定義開始


アイボー:「ご確認:肝試しボウリング大会とは、具体的に以下の要素で構成されることになります」

•① 深夜ボウリング場を貸切

•② ランタン・スマホライトのみで投球

•③ BGM:ホラー映画の効果音

•④ 霊感チェックリスト付きスコアシート(副部長作成)

•⑤ “投げてる間に現れる謎の影”演出(チサト発案)


反対派、噛みつく


伊達:「なぁ、ふつうに昼間のボウリングで良くね? なんでまた“霊”と“球”を交差させようとするんだよ……」


瑞稀:「むしろ、霊と投球を交差させることで“人間の原初的恐怖”を測定できるのでは?」


ひとり(小声):「わたし、帰っていいかな……」


ここでボス、煽り演説開始


ボス(立ち上がり):「諸君。恐怖とは何か? それは“自分ではない何か”が、ピンの間からこっちを見ているという感覚だ!」


富澤:「なにその演説、ボウリングじゃなくて都市伝説研究サークルじゃん!」


話は急速に具現化へ


部長:「で、実はね――わたし、もう予約入れてあるの。土曜の深夜1時から、郊外の昭和なボウリング場、20レーン貸切で」


全員:「予約早っっっっ!!??」


全員呑み込まれる


チサト:「よーし、私は“お祓いボール”作って持ってくー!」


レナ:「私はライトで自分の影が増えないかチェックします」


ひとり:「私は……“誰かと一緒に投げる”モードでいく……ひとりじゃ無理……」


瑞稀:「私は記録係兼、霊的異常の観測要員で」


伊達:「もうどうにでもなれ……」


副部長:「この夜を、“この世とあの世の間のスプリット”と命名しよう」


このようにして、肝試しボウリング大会は決定された。


誰も正気では止められず。

誰も理性では納得できず。

でも全員、ちょっとワクワクしてる。


それが――このサークル。


次回に続く…

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