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名、病める鬱くしい人々へ

作者: 年齢制限

今日はどうだった?

学校や職場には行けたかい?

それとも、家一日中、

無駄でなんの生産性も産まない、

何らかを行ったのかな?


自分を責めてるかい?

時間の進みが早いかい?

胸が苦しいかい?


君は何も悪くないのに、

体と現実は常に攻撃してくるね。


やらないといけないこと、

行けないといけない場所、

しなくてはいけない時間、


それら全てを無視して、

布団に潜って、

親が仕事に行く音を聞いて、

見るはずのないテレビニュースを見て、

でも罪悪感で何もする気が起きなくて、

泣きたくなって…


病院とかカウンセリングは受けたかい?


薬を飲んでも、

急に良くなったりしない、


人に話そうったって、

ピエロになる。


脱出口はないのに、

徐々に足場崩れてゆく…


君は何も悪くないのに、

君は、何も悪くないのに、


なんでなんだろうね?


国のせい?

親のせい?

友達のせい?

場所のせい?

なんのせい?


なんのせいなんだろうね。


なんで、誰も君を心配しないんだろうね?


ね?


分からないね…


昼間


外に出てみても、

人の少ないその道は、

隠居間の老人ばかり、

その中君は、


他が大学や高校、家族を養う、結婚、とか

考えてるのに、

なんでなんだろうね?


本当に。


本当に生きてて辛いと思うよね?


僕は沢山君に疑問を投げたね、

でも、それは絶対に、

何があっても答えられない問いだよ。


答えなんかない。


理由なんかない。


君が家にいるから、

その選択をしただけに過ぎない。


簡単な解決策を教えるね。


家から出ろ、今すぐ。


昼間だろうが、夜間だろうが、


今すぐ出ろ。


そして、歩け、

沢山歩け、

そして沢山考えろ。


景色を見て、泣きそうになっても歩いて、

最低最悪の記憶が何度も頭をループしても、

歩いて、歩いて、歩いて、歩いて、

泣いてもいい、ただ、歩く。


何回も自分を自分で否定されて、

肯定しない方が楽で、

否定してる方がまだ楽で、

なんでもいい、

ただ、歩こう。


沢山沢山沢山。


誘惑が沢山あるかもしれない、

踏切や道路に行けば、

君は楽になれるのかもしれない。


好きにすればいい、

でも、少しでも悔しかったり、

理想があったら歩け、

歩け歩け歩け

たっくさん歩け。


頑張って頑張って頑張って

歩いて歩いて歩いて


そしたら気づくさ、

自分がこうなってる理由に、

そして、気づくさ、

脱出する方法に、


全ての名 病める人へ、

君たちは鬱くしい。


だから、生きて。

どんなことがあっても、

癒しがなくても、

生き地獄でも、

生きて、

生きて

沢山生きて。


その悩みはいづれ、

心を強くして、君を強くする。


それに耐えることは

地獄だけど、


耐えなくても、

生きてくれればいい。


お願いだから生きてくれ。


お願いだから死なないでくれ。


どうか、

どっかの貴方にこれがきこえてますように。


最後に。


ここまで読んでくれて、

ありがとうございました。









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