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さえない俺がユーチューブをはじめたらめちゃくちゃバグって有名人達と出会い有名アイドルとも・・・・・・  作者: 超スーパーデラックスミラクルウルトラスペシャル大大大魔王
7/10

準備

 高校の事は担任の先生に相談して、色々調べてもらい大谷さんの事務所に入る事が決まっていたので「入学できるだろう」と言われた。


 家は事務所の近くで(ペット可)の所をネットで探して、いくつか候補を上げたが、セキリテーがシッカリしていていてペット可でゴットの部屋とユーチューブの撮影の事を考え、2DK以上で探すと家賃が20万円位になる事が分かった。


 ユーチューブで稼いていたから家賃や学費の事は気にしないで良いと思っていたが、早く家を決めると家賃がもったいないので高校の入学が決まってから家を決める事にし、その事を大谷さんに電話で伝え、「オトンが事故に遭い障害が残っていてオカンが何度もそっちに行くのは難しいです」と話して、契約の書類を郵送してもらい、それにサインと印鑑を親に押してもらい1人で持って行く事にした。


 東京駅に着き、マネージャーに車で迎えに来てもらい事務者に入った。

 前回と同じ席に大谷さんと向かい合う様に座り持って来て来た書類を渡すと、サッとそれを見て、マネージャーに「今から龍一は内のタレントやからな」と書類を渡し、こっちを向いて


「これからの目標は考えたんか」


「はい、政治家になろうと思ってます」


「何でや」


「いつまでもユーチューブではかせげないと思ってるし、番組のMC(司会)をするまでにはかなりの年月がかかると思うので、国会議員の出馬出来る年齢になったら出馬しようと思っています。

 これからはユーチューブとタレントのをしながら勉強をして大学にも行くつもりですし、ユーチューブの内容も少しずつ変えて行かなあかんなと思ってます」


「そうか、政治家か。あんな楽して儲けられる仕事は無いからな。一般人からなろうとしたら相当な額の金が掛かるやろうけど、世襲(政治家の2世、3世)とか我々みたいに知名度あったら簡単に当選するやろうからな。俺でも当選するやろう」


「大谷さんやったら絶対に当選しますよ。でも、今の大谷さんの稼ぎから言ったら政治家なんて馬鹿らしいですよね」


「何を言ってるんや。ぺいぺいの政治家やったら稼がれへんやろうけど、ある程度何期かやったら政治献金や地元の有権者からの事業なんかの頼まれ事の裏金や、いち早く大きな公共事業や施設、新駅なんかが分かって、株の動きやFXの動きも想像がつくやろうし、その場所の土地値も上がるのが分かるから信用の出来る身内なんかに買わせるんや。地元の反対運動があっても強行に事を進めて行くやろう。

あれは自分たちが、損をせんようにやからな」


「そうなんですか」


「そうや、ある程度何期かやってる奴らは金の儲け方をしってる。だから政治家は辞められへんのや。法律を作るのが仕事の政治家の奴らやけど法律の事なんか知らん奴らが大半やろう。

 実際に法律を作ってたり、答弁書を書いてるのは文一(東大の法学部)なんかを卒業した秀才たちやからな。そいつらもバカな政治家の為に働くのがアホらしなって、官僚になろうとする奴らも減って来てるらしい」


「東大の文一ってめちゃくちゃ難しいですよね。俺も勉強して大学には行こうと思っているのでけど、絶対無理ですよ」


「まー、難しいわな。あいつらは今、外資系の経営コンサルタント会社の就職先が人気みたいやな。

 馬鹿な政治家の為に残業だらけの官僚には、なりたがらん」


「そうですよね。自分より学もなく知識がないアホな奴らに偉そうにされるのは腹立ちますよね」


「政治家は票を稼げたらどんな奴でもなれるからな。バカで学や知識のない奴らが先生、先生と言われてチヤホヤされて金もらえるんやからやめられへんわ。何期かやった給与以外の金の稼ぎ方も分かって来るしな」


「知らない事が沢山ありました、勉強になります」


「金を儲ける奴らは、メジャーリーグ、海外サッカーなんかのスポーツ選手や、ゲームを作ったりYouTube、tiktokuなんかのネットを使う産業を自分で作ったり、投資家なんか色々あるから自分のやりたい事をやったらええと思う。別に1個の事に絞らんと2個、3個と二刀流、三刀流としてやって会う事をするのも一つやし、途中で嫌になったり挫折をした時の事も考えとかなあかんやろうしな。金は持っとかなあかんけど」


「分かりました、ありがとうございます。

 ユーチューブとタレントをしながら勉強をして政治家を目指し、その他に何が出来るのかを考えながら生活をしていきます」


「そうか。

 家はさがしてるんやろう、一応こっちでも探しておくから。

 学校の事は自分達で手続きをしてくれ、サインとか必要な事があったらかくから」


「分かりました、ありがとうございます。

 今日は、今から兄貴の家に行きます」


「そうか。車で送らせたろうか」


「大丈夫です。ここから電車で2駅なので電車で行きます」


「そうか、よろしく言っといてくれ。

 何かあったら電話くれ、こっちからも掛けるから」


「分かりました」



 事務所を後にして兄貴の住んでいるマンションに向かった。

 

 「高層ビルの真ん中位の部屋でセキュリティがキチンとしていて、1LDkの家賃が25万円」と聞いていた。


 マンションの前から電話をかけ、向かいにいてもらい部屋に入った。

 

 ユーチューブの時にお世話になった修一君も来てくれていて、手土産を渡しお礼と挨拶をした。 


 3人でソファーに座ると兄貴が


「学校の事だけどな。龍一が来る来年に3年の井中と村田がいて、この2人が表の番として仕切ってる。あと裏番として金城と言うとてつもなくタチの悪い奴がいてる」













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