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てちゃんのしろ  作者: おはぎ
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第6話 冒険の始まり

「はあ…やっと解けた…」


二人は苦労して封印を解く。


「大丈夫?怪我はない?」


「はい」



思い出すと、村も王国もモンスターに襲われていた。


「どこもモンスターだらけね…」


「そうだね。安全な所はないみたい…」


「あれ?ここ…村じゃない!」


「えっ?どういうこと!?」


気が付くと三人は山の麓にいた。



なんとなくで険しい山道を登り、山頂へ向かう。


どこか懐かしい木の匂いが、疲れた心と体を癒す。


「いい匂い…」


「どうしてかな、疲れが無くなっていく」



「そういえば、女王様はどうなったんだろう…」


「心配だね」


「戻るにも、てちゃん達が邪魔してくるから…」


「いや、戻ろう」


戻ると言ったものの、ここがどこか分からない。



三人は歩くうちに、知らない村に着いた。


「ここで休もう」


「どこか泊まる所はないかな?」


だが、村人は一人もいない。


「なんで家新しいのに誰もいないんだろう…」



「もしかしてユーレイ村!?」


(どこかに連れていかれちゃう!)


ハルカは震え始めた。


「ここ、来ちゃいけないんじゃ…」


「じゃあ、急いであっちに行こう。」


三人は新しい他の場所へ行こうと奥へ走る。




「何も無くて良かった…」


何かに襲われるかと思ったのでハルカはほっとした。


三人は人間くらいの背丈の雑草をかきわけ、出口を探す。




 パルタ城


そのころ、女王は闇の力で何かを操っていた。


「ーーーよ、我に従え!」


何を操っているのかは聞き取れなかったが、その後、無数のてちゃんが王国を埋め尽くしていった。


その中に、テくんもいた。


「これで、世界は私のもの…」




午後3時


一時間くらい掛けて三人はやっと草むらから出た。


「はー、疲れたー」


(そうだ!)


ハルカが閃いた。


「魔法で燃やしたらよかったんじゃ?」


「自分の命が危ないでしょ!」


ハルカとミリアが笑う。


「仲が良いですね」


レイアが羨ましそうにそれを見ている。



「そうだ!村を全部助けようよ!」


「うーん、そうしようか」


三人は村を探す冒険に出た。

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