表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
てちゃんのしろ  作者: おはぎ
12/54

第12話 日常

夜中、部屋に一匹のてちゃんが入って来た。


「あれ、どうしたの?」


てちゃんは手紙をハルカの横に落として去る。


「村の人からかな?」


開いてみたが、何も書かれていない。


「なんだろう…」




朝起きると、知らない部屋にいた。


「また知らない所…」


ハルカはなんとなく部屋を出る。


外には西洋の町並みが広がっていた。


「素敵…」


あまり美しいので、呼吸も忘れてしまう。


ハルカは世界の全てを見たような気がした。




「ハルカ!ハルカ…!」


目が覚めると、ミリアが泣きそうな顔で見ていた。


「あ、起きた!一瞬息してなかったからどうしようかと…もう、びっくりさせないでよ!」


「ごめんっ!」




部屋を出て、女王の所に向かう。



「女王様、おはようございます!」


ラフィンが元気に朝の挨拶をする。


「おはようございます。昨日は良く眠れましたか?」


「はい!」




挨拶を済ませ、今日もハルカ達は冒険に出かける。


「村はどこだー!」


村を探して、王国の外をぶらぶら歩く。


全員笑顔だが、道中で特に面白いものは無い。


四人で会話するのが楽しいようだ。


一時間程歩いた所で、そろそろ戻ろうという事になった。




城の部屋に戻り、お茶をすする四人。


「今日は何も無かったねー」


ハルカが格好付けてお茶を飲む。


「たまにはこんな日もありだね」


ミリアはお腹が空いたのか、お茶菓子を凄い速さでパクパクする。


「そうだね!」




次回はプレテキテラの秘密に迫る!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ