神様に乾杯
神は死んだ。
そういったのは誰だったか…
自身の周りには良いことがあると神に感謝を述べる
反対に悪いことがあるとなぜだ神よと嘆く
我々人類にしか持ち得ない宗教という概念
誰から始まったのか
人類は目に見えないものに恐怖する
あるべきままを受け入れず、信じない。
いつになっても変わることなく
我々は信じ続けるだろう
そんな時代・そんな価値観の中一人の女が現れた
女は言った
神は死んだ
と
人々はその女の言葉を信じなかった
さらには
そんなことを言うこの女は魔女である!!
と言い始めた
それに対して女が言った
では、あなたは神を見たことが、感じたことがあるので?
信じたところで所詮は人間
自分に都合がいいように捏造するのみ
故に!故に、私は信じない!
神を信じる人間を信じない!
貴様らはおかしい!
いや、この世界がおかしい!
そう叫び、女は去った
女は神を信じる人々を異常だと言い、
信者たちは女を異端だと捉えた
その後、女をどれだけ探しても
見つかることはなかった