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神様に乾杯

作者: 鏡の都

神は死んだ。


そういったのは誰だったか…


自身の周りには良いことがあると神に感謝を述べる


反対に悪いことがあるとなぜだ神よと嘆く


我々人類にしか持ち得ない宗教という概念


誰から始まったのか


人類は目に見えないものに恐怖する


あるべきままを受け入れず、信じない。


いつになっても変わることなく


我々は信じ続けるだろう


そんな時代・そんな価値観の中一人の女が現れた


女は言った


神は死んだ



人々はその女の言葉を信じなかった


さらには


そんなことを言うこの女は魔女である!!


と言い始めた


それに対して女が言った


では、あなたは神を見たことが、感じたことがあるので?

信じたところで所詮は人間

自分に都合がいいように捏造するのみ

故に!故に、私は信じない!

神を信じる人間を信じない!

貴様らはおかしい!

いや、この世界がおかしい!


そう叫び、女は去った


女は神を信じる人々を異常だと言い、


信者たちは女を異端だと捉えた


その後、女をどれだけ探しても


見つかることはなかった

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― 新着の感想 ―
[一言] >「わたし(悪者)」っていうのは信仰してないけど自身の利益のことしか考えてない人、っていう解釈でいいんでしょうか… はい、ナルシスト(自己愛者)と言い換えてもいいですね 自分自身が1番、大…
[一言] 逆です。 神様はいるよと言うと 「神(善や正義、愛)は死んだ。 だから、わたし(悪者)がでっち上げた嘘神様(弱肉強食教)を 信じて殉教(自殺&犠牲死)しなさい。」と偉そうに説教する集団が 世…
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