疲れ目の夢
本を読まなくなった。
読めなくなった。
小さな文字を見たり、
内容を把握したり。
多くの神経を使うようで、
それらが繋がりにくい。
ネットの記事でさえ、
途中で嫌になる。
専門用語の羅列に、
いつも脱落している。
だから目が留まるのは、
詩のようなものになる。
中には、なんだこれ、
っていうものもあるが。
そう長くなく、短く、
気持ちが詰っているから。
詩のようなものには、
長く興味をもっている。
本を読まないのは、
いけないことなのか。
その思いの合間に、
惹きつけられる詩を探す。
生きてゆくことで、
よく生まれる心情を思う。
喜怒哀楽や慈悲や嫉妬や、
なんだろう、色々な。
なるべくなら残したい。
なるべくならありのまま。
同じように、似たように、
共鳴できる詩にして。
何故なら、共鳴できる人に
出逢いたいから。
何故なら、この自分を
大事にしたいから。