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タクシー運転手の夜話  作者: 華岡光
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64/155

case6

事務所に戻った俺に真っ先に話しだしたのはフロントの若い兄ちゃんのほうだった。


 「はっきり女の人が見えてましたよ・・」


「は?どこにだよ?」


「支配人とバスルームの中を確認されたじゃないですか?その後何もいなかったて扉を閉めたじゃないですか?そ・・その時にあなたの後ろに赤いワンピースを着た髪の長い女があなたの後ろに立ってたんです・・」


フロントの若いやつがとんでもねー事言うんで、俺は思わずびびったよ・・そして、今度は支配人がとんでもねー事言い出しやがった・・


「私もはっきり見ました・・あなたの後ろに赤いワンピースの女が立ってたのを・・私は声が一瞬出なかったんですよ・・知らせようとしたんですが・・で、慌てて従業員が外に出るよう促したんです。


 「あんたら2人揃って本当にどこまで俺をびびらせば気がすむんだよ・・俺の後ろに赤い女が立ってたて?おいおい勘弁してくれよ・・気持ち悪いんだよ本当によ・・」


俺は思わずびびって型を手で埃を払うような仕草でぱっぱとやりながら言ったんだ2人に。


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