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俺は静かに暮らしたい  作者: 俺?誰?何?これ?
第2章:2学期騒動
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桐島春佳の暗躍

私の名前は桐島春佳(きりしまはるか)

春野紅葉と言う才能のあるタレントのマネージャー。

私は初めて紅葉を見たときに薄気味悪かった。

神秘的な髪をして、仮面を着けているせいで男か女かわからない容姿。

それでも折角就職できたのだから、我慢した。

私は学力と運動神経は凄く良かったが何故か就職だけは出来なかった。

高校卒業までずっと学年首席をキープ出来てたもの。

大学では経営学を勉強し、ちゃんと卒業して今に至るの。

正直、なんで何処も私に内定をくれなかったのか、未だにわからないわ。


そして私は叔母である君下久美がやっている、芸能プロダクションのマネージャーとして採用された。

まぁお母さんが叔母さんに頼み込んで就職出来たのだけどね。

ツテでも何でも私は無職にならなくてほっとしたわ。

そして紅葉に会ったのだ。

紅葉は元々作家をしていたわ。

私も読んだことがある本を何冊も書いていた。

正直、こんな子供が書いていただなんて思いもしなかった。

そして紅葉はモデルもしていたわ。

モデルなのに顔は見せない。

何故顔を出さないのかと理由を聞くと


『俺はまだ子供だ。せめて大学を卒業するまでは静かに暮らしたいからな』


と言っていた。

静かに暮らしたいってそこまで自分の顔に自信があるのか?

と思ったり、このナルシスト!

と思ったりしていた。

紅葉の素顔を見るまでは………。


・・・・・・・・※・・・・・・・・


私は仕事にも少しは慣れてきた頃。

ちょくちょくミスをしていて、久美叔母さんに怒られていた。


『春佳。貴方は何回連絡ミスをすれば気がすむの?』

「私はわざとやっている訳じゃない!」

『わざとやってたらもっと怒ってるわよ!!!』

そんな話をしていると


コンコンコン


とノックをれて

『社長。紅葉です。只今到着しました。』

と紅葉がやって来た。

そして

『入ってらっしゃい。』

と久美叔母さんが言ったので紅葉が入ってきた時に私は衝撃を受けた。

何?この子。やっぱり女の子なの?

いやいや、男ってことはわかっているわ。

それでも綺麗すぎる。

自分より確実に綺麗だ。

それにそこら辺の女なんかより確実に綺麗だ。


私は紅葉の素顔を初めて見て見惚れていると

『紅葉。今日はごめんなさいね。とりあえずこれが今後のスケジュールよ。』

『ありがとうございます。』

『良いのよ。悪いのはこっちなんだから…。もう少し春佳がミスが減ってきたら楽になるんだろうけどね』

『仕方ないですよ。まだ半年も経ってませんからね。』

『貴方は春佳を甘やかしすぎよ。って春佳?一体何を固まっているの?』


私は久美伯母さんの声で覚醒した。

「紅葉の素顔を初めて見たわ」

『そうなの?』

『そう言えばそうですね。どこで誰に見られるか分からないので基本仮面を着けているのですが、今日は学校終わりに眼鏡を粉砕してしまって素顔のままですね』

と言っていた。

正直仮面やら眼鏡なんてどうでも良かった。

私は紅葉が素顔を出せばもっと売れると思って提案をした。


「社長!紅葉の仮面を取らせて仕事をさせましょう!その方が売れるわ」

『それは無理なのよ』

「なんで無理なのよ?」

『昔、この事務所に入ってもらう時に契約をしていてね。芸歴20年経たないと仮面は取らないって』

「そんなの関係ないわよ。賠償責任になっても紅葉が働けばすぐ取り戻せるわ」


私はそう言ったけどそれでも久美伯母さんは折れなかったのでその日は諦めた。

それから私は、紅葉の小説が映画になると言われた時に動いたわ。か監督さんにお願いして紅葉に主題歌を作らせる事にしたのだ。

だが結果は却下された。

それでもなんとか挿入歌だけは許可を得た。

そして私は紅葉に曲を作ってもらって紅葉に歌わせたわ。

そしてその挿入歌が映画より話題になり、紅葉がテレビ出演することに決まった。


「紅葉。その仮面は取らないの?」

『取りませんよ。自分の信念を曲げるくらいなら芸能界なんている意味ないですからね』

と仮面着けていたからなのか、冷たい感じで言われたわ。

この時から紅葉と溝が生まれていた気がする。


・・・・・・・・※・・・・・・・・


それから2年が経ち紅葉も高校生になった。

紅葉はまだ仮面を着けている。

そして夏にいきなり大仕事が舞い込んできた。

私はパスポートの更新をするのを忘れて行けなかったが海外に紅葉は向かって仕事をしてきたわ。


そして顔は写ってはなかったが仮面を外していた。

この調子で行けば仮面をすんなり外せるのでは?

と思っていた。

そして私はある日、お母さんに

「お母さん。もし、紅葉が学祭にゲストとして来たら学祭は盛り上がる?」

『それは盛り上がるでしょうね』

「なら出してみない?」

『でも今年はもぉShineを呼んでるのよね』


と言われて私はShineの所属事務所に電話をかけて説得した。

そして、私はShineのメンバーに頼んでみたら快く受けてくれたわ。

何故かパープルムーンと言うバンドも一緒になっちゃったけど別に良いわ。

私はその学祭で無理矢理仮面取るつもりだった。

だけど話し合いの結果、紅葉は学祭に出れなくなった。

それどころか活動休止にまでなってしまった。

折角、他事務所にまで頼みに行ったのに全てがパァよ。

まぁ良いわ。

それなら他にやり方があるんだから…


・・・・・・・・※・・・・・・・・


私は次の日から誰かにつけ回される様になっていた。

そう言えば聞いたことがあるわ。

紅葉の実家は格式高い家だから敵にしない方が良いと。

まさかもうこんなに動いているなんて驚きよ。

これじゃあ私は紅葉に近づく事すら出来ないじゃない。

そう思っていたけど、難なく切りぬけれた。

私は運動神経は良かったのだ。

これなら余裕ね。

私はそう思い、計画を進めていた。



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