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俺は静かに暮らしたい  作者: 俺?誰?何?これ?
第1章:眼鏡の理由
12/23

第1部 体育祭準備


俺は最近、学校と仕事の往復しかしてなかった。

更に土日も朝から仕事なのだ。

そしてやっと仕事の休みが貰えたと思ったら…

体育祭だと?

確実に俺のスケジュールはあの姉妹(校長&社長)によって管理されているな…。

まぁ良い。管理されているからこそ、こんな行事ごとは出れるんだ。

しかも大事にされてるのがわかるから俺は何も言えないしな。


『月夜。大丈夫?』

「あぁ。この6日は仕事が休みだからな」

『それって体育祭の為?』

「そうだ」

『月夜からしたら体育祭はヒーローになれるものね』

「そうなのか?」

『協力プレーって言ってもほぼ個人プレーが出来る競技があるからね』

「騎馬戦は確実に下になるがな」

『なんで?その身長じゃ上じゃないの?』

「体重の問題だ」

『月夜って細いしそこまで太ってる様には見えないわよ?』

「筋肉のお陰で重いぞ」

『なんキロなの?』

「96㎏」

『マジで?』

「あぁ。見えないだろ?」

『全然見えない』

「人間の神秘だよ」

俺はそんな事を行って、授業を受けていた。

そしてHRに誰がどの競技に出るか決めていた。


『先ずは男女混合リレーを決めたいと思います』

『このクラスだと神楽くんとナナと雫と佑香が足の早いメンバーだね』

『じゃあ4人はそれで良いかな?』

名前も知らない女子に推薦されて、委員長に聞かれた。


七瀬は

『月夜とか?面白そうだな


雫は

『月夜とバトンタッチ』


北村さんは

『イケメン二人…やったね!』


そして俺は

「俺はどっちでも良い。やれることをするだけだからな」


と言っても次に進んだ。

騎馬戦は上になった。

レスリング部3人が俺を難なく抱えたからだ。

七瀬も上なのか。

そんなこんなしてる内に出る競技が決まった。


俺は200mリレー・男女混合リレー・騎馬戦・綱引き・棒倒しだ。

騎馬戦・綱引き・棒倒しは男は全員参加なのだ。

女はその分、応援のダンスをしなくちゃならないらしい。

俺はその後、放課後に残って体育祭委員と言うものに参加させられた。

そして体育祭の段幕とTシャツと鉢巻きの色を決めないとダメらしい。


残ったのは雫・大崎さん・北村さん・田村さん・村上さん・七瀬と俺だけだ。


『とりあえず、どんな段幕にするか決めましょう。Tシャツと鉢巻きの色は決まってるから』

『そうね。満場一致で決まったものね』

『イメージカラーに丁度良かったものね』

『掛け合わせるなんて最高ね』

『えっ?そんなのいつ決まったの?』

『満場一致って俺はそれに参加してないんだけど』

「俺も参加してないぞ。どうやら俺と七瀬と雫以外のクラスメイトで決めたようだな」

と大崎さん・北村さん・田村さん・村上さん・雫・七瀬・俺の順番で話していた。


『イメージカラーは赤紫よ』

『そう。神楽くんとナナの瞳の色』

『二色を掛け合わせたの』

『それにどのクラスも被らないしね』

『それは名案だわ』

『なんか恥ずかしいな』

「七瀬。俺も恥ずかしい」


『まぁそう言うことでとりあえず段幕のデザインを考えましょ』

と大崎さんが言って皆で考え始めた。


・・・・・・・・※・・・・・・・・


大崎さん・北村さん・田村さん・村上さん・雫は皆の名前が書いてある段幕をデザインした。


七瀬と俺は皆の手形をぺたぺた張って1ーAの文字を作り上げると言う案を提案した。


『まさかこんだけ居て2択だとはね』

『段幕って大体こんなものでしょ?』

『確かにそうよね』

『でもこっちとあっちどっちにするか』

『それは多数決じゃない?』

『やっぱそうなるか』

「それか。手形を取ってその上に自分の名前を書くか」

『『『『『『それよ(だ)』』』』』』


まさかの俺の提案が通った。

そして次はTシャツ作りに入った。


・・・・・・・・※・・・・・・・・


皆が悩んでいると、七瀬がコウモリの絵を描いていた。



「七瀬?それはなんだ?」

『コウモリ+炎』

「何故だ?」

『可愛く書いたらこうなった』

「可愛く?」

『マスコットキャラ的な』

「なるほど…」

『これを心臓の位置に配置する』

「それで?」

『終わり』

「それだと学年とクラスがわからんから腕の所に【1ーA】と入れるだろ?」

『確かに。これなら俺のぷすぷすの邪魔にならない』

「名前までつけてたのか」

『おう。可愛いだろ?』

「確かに可愛いな」

『だろ?月夜ならわかってくれると思ったぜ』

「あっ!」

『何か思い付いたか?』

「裏に出席番号と名前をローマ字で入れたらユニホームっぽくなる」

『良いねぇ。よし、これで皆に見せてこよう』



七瀬が皆を呼びに言った。



『それで?ナナと神楽くんが考えたデザインって?』

『なにこれ?コウモリ?』

『火の玉?』

『でも可愛いよ』

『それにユニホームっぽいね』

『それはぷすぷすだ』

「ぷすぷすの邪魔にならない様に学年とクラスは腕に名前と出席番号を後ろに持ってった」

と大崎さん・北村さん・田村さん・村上さん・雫・七瀬・俺の順番でまた話していた。


『名前まであるのか』

『それで?これはコウモリなの?』

『火の玉だよ』

『どっちでも良いじゃん。可愛いし』

『それに分かりやすいしね』

『ぷすぷすは、コウモリ+炎の男の子だ』

「おい!七瀬。いつの間に性別を決めた?」


『ナナは自由だね』

『コウモリと炎か』

『最強の吸血鬼になりそうだね』

『吸血鬼なの?可愛いのに?』

『ぷすぷすのお母さんはナナでお父さんは月夜だね』

『俺はお母さんなのか…。頑張ろうねア・ナ・タ♪』

「とりあえず俺が父親ならぷすぷすの色は黄色とオレンジだな」


『神楽くんが受け入れちゃったよ』

『神楽くんそっちの道は修羅の道だよ?』

『ナナもお母さんを受け入れないで』

『そうだよ。これ以上二人が絡み合うのは気圏だよ』

『いや、皆。これただの二人の冗談だからね?』

『黄色とオレンジかぁ。じゃあこの尻尾の部分を黒にして』

「その形をハートマークにしよう」


そして、俺と七瀬がふざけあって出来たぷすぷすは段幕にもマスコットキャラとして採用された。


・・・・・・・・※・・・・・・・・


そして田村さんと村上さんは段幕の布を買いに行き。

俺と七瀬と雫と大崎さんと北村さんはペンキを買いに行った。


そしてTシャツは俺がデザインを発注しておいた。

勿論皆、領収書を貰ってきて名前が【吟醸小町高校1ーA】と書かれていた。

これは規則だからな。


そしてクラスの皆にも参加してもらい手形を押して貰った。

勿論。松下先生の手形もだ。


そして次の日


皆に自分の手形の上に名前を書いてもらった。

皆大体でしか自分の手形を覚えてなかったが、皆手形に手を合わせて自分のを探していた。

とても楽しい時間になった。


そして体育祭直前の日。

俺は皆にTシャツを渡した。

サイズは事前に教えてもらったのだ。

女子のサイズは雫に。

男子のサイズは七瀬に。


そして皆の反応は…


『この子段幕にも居たよね?』

『そうそう。可愛い』

『これって誰が考えたの?』

『雫とか?』

『いやいや、優子じゃないの?』

『光希だと思ってたんだけど…』

と女子生徒が言ってると北村さんが


『それはナナが大体考えて神楽くんが纏めた二人の子どもよ。名前はぷすぷす』

『二人の子供?』

『二人で作ったから子どもなんだ』

『しかも名前は…ナナね』

『間違いなく。このネーミングセンスはナナよ』

『でも可愛いわ』

と女子生徒が言ってると七瀬が


『アナタ。ウチの子がモテモテになっちゃったわ』

と言って近付いてきた。

だから俺も

「仕方無いだろう。あんなに可愛いんだから」

と七瀬の眼を見て愛でる様に演技して言ってみると


『にゃ~!神楽くんとナナが出来てるぅ~』

『ヤバいわ。これはヤバいわよ』

『神楽くんとナナが絡み合うのは危険だよ』

『美形二人があんな風に冗談を言うとこうなるのね』

『あれって冗談なの?』

『ナナは冗談を言ってるわ。それに神楽くんが自然に返した結果よ』

『二人とも凄い俳優になれるね』

と騒いでいた。


男子生徒の方は


『見ろ!ユニホームだ。俺達は選ばれたぞ』

『そうだな。部活では味わえないかも知れないしな』

『このメラメラコウモリくんが俺達のマークだ』

と一人の男子生徒が言うと女子生徒の方で話していた。

七瀬の声が聞こえたようで。


『どうやらメラメラコウモリくんではないようだな』

『ぷすぷすと言う名前らしい』

『まぁ良い。このぷすぷすを背負って俺達は戦うのだ』

『そうだな。しかもナナと神楽がいるんだ。大抵の奴は大丈夫だ』

そんな事言っているとまた女子生徒言っている言葉が聞こえたらしく


『ナナと神楽がいちゃこらしてるだと?』

『あれは冗談に決まってるだろ?』

『そうだ。ナナの口許がニヤケ始めてる』

『神楽は普段通りだな』

『あぁ。でもお似合いの二人だ』

『まぁそうだな。あの二人は特に普段から仲が良いものな』

『と言うか俺ら男子からしたら普通の光景だろ?』

『あぁ。プールの時とか凄いもんな』

『俺はあれを見てからイケない扉が開きそうになった』

『えっ?怖っ!近寄るなよ』

『大丈夫だ。お前らじゃ無理だ』

『なんか振られたぞ。告ってもないし、しかも男に』


と言いながら騒いでいた。

俺はとても明日が楽しみだ。

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