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東方狂喜録  作者: 石榴
6/11

スカーレット姉妹とメイド達

場所は変わってとある部屋

「よく来たわね。あや、下がっていいわよ。」

「かしこまりました」

部屋の真ん中には小さな吸血鬼が居る

「貴女がレミリア?」

「えぇそうよ」

黒音が問いかけ答える彼女の表情には嬉しさが混じっている。

「外来人なんて久しぶりなのよ!ほんと待ってたわ!」

「お嬢様。言ってたことと違いますが?」

顔を綻ばせて喋ろうとすると隣の銀髪メイドに嗜まれハッと我に返ったようだ。

「っ!そうだったわ。それで?ここに来たのは何のようで?」

「ここはどこですか。そして私達の居場所の提供をお願いしたい。」

恋翼が一歩前に出てしゃべるとレミリアが笑いこう答える。

「ここは幻想郷。忘れられたもの、嫌われたものが訪れる土地よ。心当たりあるでしょう?私には分かるわ」

と、ドヤ顔しては嬉しそうに羽を動かす。

「咲夜、紅茶ちょうだい?」

「ただいま。」

先ほどの銀髪メイドがいつの間にか紅茶を注いでいる。

そしてその紅茶を飲んで彼女は続けた

「そして、住む場所ね?いいわここを使いなさい。しかし、そこの無言の男と優男。」

誠一と黒音が指名される

「「ハイなんでしょう」」

慣れているのか同時に返事をする

「あなた達はここで働きなさい。」

「承知しましたmy lady。」

「かしこまりました」

そんなこんなで居場所が、確定した時

突然館が揺らいだ。

そして爆発音。

「あ?なんだ……?」

「…あぁ、フランね……」

扉が乱暴に開いて1人の少女が入ってくる。

「お姉様?カリスマ(笑)お姉様?」

フランと呼ばれた少女はつかつかと近寄った。

「…可愛いな」

「「「……はっ?」」」

と愼弥がそう呟くとあやとフラン、そして恋翼が同時に突っ込んだ。

「な、なに?フラン…」

涙目になりながらレミリアが問うと、睨みながらレミリアに怒鳴る

「なにって、いい加減私を外に出してよ!!いつまで私は館の中なのよ!!魔理沙が来てから地下室からは出ることが出来たけどもお外にはちーっとも出してくれない!!」

「フラン、それは…」

「陽が危ないから、でしょ?じゃあ何でお姉様は外に出てるのよ!!ずるい!!」

「あ、あう……うー……」

次第にレミリアがうずくまってしまった。

それなのに隣のメイドは鼻を抑えている。

あやに関しては呆れた顔でいる。

「まぁ、乱入すっけど、レミリアよ。俺が一緒なら外に出させていいか?」

「「、……えっ?」」

今度は姉妹で声が揃う。なんだこいつは馬鹿なのか。そんな表情がフランから伺える。

「とまらせてくれるお礼だ。これならいいだろ?」

「そ、そうね、ならいいでしょ?フラン?」

「え。う、うん」

【いいのかよ】

その場にいる全員が心の中でそのツッコミをしてしまっただろう。

そんなこんなで姉妹喧嘩(?)は終え、5人は紅魔館に滞在することになった。


結果を言おう。

愼弥はフランに惚れたようだ。


「…あいつ何なの。」

ンア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛

自然に行きたかったよ。

行けなかったよ。

カリスマブレイクだよ……


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