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東方狂喜録  作者: 石榴
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楽園の巫女と普通の魔法使い

軽く息を切らして辿りついたのは、人気のない、しかし手入れが行き届いてる神社だった。

「こんな所に神社があるのねぇ…」

「まあこんな所誰も居なさそうだけどな。一応お賽銭入れとくか。」

そう言って愼弥は財布から諭吉さんを取り出すとポイと入れた。

「えーと、愼弥さぁん?それ1万円…」

「んあ?別にいいんじゃね?」

金銭感覚狂ってるのか…?

4人がそう思った時だった。

ドタバタと走る音が聞こえ紅白の巫女が顔を出した。

「アンタ今何円入れた!?」

「あ?1万円だけど?」

1万円、その言葉を聞いた瞬間巫女はその手を握り

「ありがとう…!!」

とキラキラした目で感謝の言葉を言った。

「えっと、とりあえず、アンタはここの巫女なの?」

恋翼がそう問いかけると

「えぇそうよ。ようこそ幻想郷へ。私は博麗霊夢。この神社の巫女よ。」

と言いながら自身の服を整えた。

「へぇ巫女ねぇ。ところで幻想郷っt……」

「霊夢ー!!そいつら誰だー!?」

言葉を遮り空から大きな声で霊夢に呼びかけながら降りてきた少女。

「おっ、外来人か?私は霧雨魔理沙!普通の魔法使いだぜ☆」

「魔理沙、大きな声はやめなさいよ…。耳が痛いわ……」

「そんなことより話があるんだぜ!」

突然の事で途方に暮れる5人を差し置いて魔理沙は話を始めようとする。

「あ、あのぉ……?」

「あぁ、ごめんなさいね。詳しい話は彼処の赤い館に行って聞いてくれない?今からこのバカの相手しなきゃ無いから。」

そう5人に苦笑しながら霊夢は続けた。

「館の前に門番がいるから私に教えられてきたといえば通してくれるはずよ。あと、馬鹿な妖精は無視していいから。」

「なぁ、霊夢!早くしてくれ!」

「わかったから落ち着きなさい……!」

そう言いながら霊夢は奥へ姿を消していった。

「まぁ、とりあえず…」

「「「「「行ってみよっか。彼処の館に」」」」」

声を揃えて5人は博麗神社を後にした。


「それにしても…あの5人、血の匂いとか凄かったわね…」

「ん?霊夢?どうした?」

「何でもない。それより異変って?何が起きたの?」

「そうそう、それなんだが……」

行き詰まりそう……

次から紅魔館へ

そしてとある外来人と出会います。


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