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Aurum Online [Shooter]  作者: 亜空間会話(以下略)
第一章 ヴァーチャル事始め
3/120

#003 銅

 どう。基本的な金属でありながら、重い金属の筆頭である鉛よりも重いとかいう、始まりにして終わりを担う恐るべき金属。おまけに金以外の「銀色ではない」金属は銅しかない、という、これまたすごいものでもあります。


 他の解説は作中のひとに任せて、本編に入りますか。

 朝だ。


 夜までずっとゲームやって勉強して、という忙しい毎日なので再びログインするような時間は、今のところはない。どうせエスカレーター式で上がって行くような学校だ、勉強する意味も分かったもんじゃないが、美沙も俺も奨学生としてがんばる必要はある。


 なんせ平民なんて言葉が一部で使われるような場所だ。クソ野郎もいれば、人間に差などと言うものはないし、家に頼っているだけの自分がそれを威張れるわけでもなし、と侍のように割りきっているすごいやつもいる。まあ日常はクソ野郎がすごいやつにやり込められるか、クソ野郎が平民(笑)に嫌がらせをして学校から放り出されるか、どちらかというところだろう。


 んで、俺のクラス、三年D組はすごいやつとクソ野郎が折半している状況だ。とは言ってもそれは上位五十パーセント、残りは普通の中のすごいとクソだ。


「はよっす」

「オハよう」


 オに力が入りすぎて全体的なアクセントがおかしいことになっているが、気にしない。中学生なりの知恵で馬鹿にしようと頑張っているのだ。生暖かい視線を送ろう。


「どうしたんだい今日は。いつも僕が嫉妬する貧乏臭い不満げな顔じゃないじゃないか」


「まあ、いろいろあってな」


 こいつは幾多の中小企業を傘下にする超巨大グループの跡継ぎだったはずだ。加々美グループと言えば、かなりの一部上場企業として有名だし、そこに勤務できれば一生困ることはないと言われてもいる。息子と性格が似ていたとしても、社員を気遣うくらいの頭はあるのだろう。


 が、遅刻ギリギリではないもののそれに近いくらいの時間だ、すぐに先生は入ってくるしホームルームは始まる。加々美がねちねちと薬指と親指が飴でくっついてしまったような嫌なご高説を垂れ流す前に全員が席に着き、きっちりと話を聞く姿勢を取った。


「ヴァーチャルリアリティーゲームが一般に頒布されることになりましたが、皆さん、決して学業がおろそかになったりしませんように、精進を続けましょう」


 うちの担任は難しいことは言うが、話自体は長くない。長い話をするときは大体トラブルがあったり、嫌なやつが普通のやつに嫌なことをしたときだけだ。


 特に嫌な教科があるわけでもないが、今日はちょっと、興奮しすぎて集中できていなかった。突然当てられても完璧に答えることはできたものの、ちょっと驚いてしまって、冷静沈着に答えるお前らしくない、などと言われてしまうのはしゃくだが仕方ない。


 苦手な体育があったわけでもなく、もしくは下手な美術があったわけでもなく学校は終わった。クソ野郎のネチネチをずっと聞き続けるのも何なので、さっさと家に帰る。




 帰宅して真っ先に考えたことは、あのゲームをどう攻略するか、ということで、それはつまりみんながどうやっているか、ということをネットで検索すると言うことだった。スマートフォンは画面が小さいので美沙と一緒に見るのに向かない。


「ただいまー」

「お帰り、美沙、見ろこれ」


 攻略サイトを見てみたが、こりゃひどい。


「投げ武器」は「投げ武器が装備できる」ことと「スキルレベルに応じて投げたもののダメージが上がる」ことで、たとえば小石を投げてもスキルがない状態よりもダメージが上がる。ところが武器とそれに役立つスキルを付けたほうがダメージアップ効率がいい。


 それにそもそもダメージが低いので、メインにするには火力が足りなさすぎるのだ。そこにステータスで補填できるので取る意味は全くなかった「クリティカルアップ」なので、ギャグとしか言いようがない。「解析」は、今のところモンスターの名前とアイテムが分かるという機能以外は発見されていない。目的のアイテムを見つけるのに役立つのでかなり優秀なスキルだが、倒せないのではある意味はなさそうだ。


 錬成はアイテム、地形両方に作用するので超強力なスキルだ。ところがMPが低いと持続時間がひどく短く、大したことを起こせないまま終わる。今のMPの数字でスキルレベルだと、十秒も持たないと思う。


 阻害魔法はソロプレイヤーには必要ない。攻撃チャンスが増えようが、瞬間的なダメージは一向に増えないからだ。バリエーションの使い分けによってはかなり融通がきくスキルなので強いと言えば強い。


 錬成スキルと阻害魔法スキルは取って正解だった。だが「投げ武器」がどうしようもない絶望の影を落とし、それにクリティカルアップが闇を添えている。一発のダメージが低すぎて敵が倒せないと分かったら、解析スキル持ちとしてやっていく以外にない。つまり後衛職だ。スキル編成を聞かれることはないが、どういうことをやろうとしているかと言ったら即パーティーから締め出されるのに違いない。


「マジで俺、役に立たなさそうだな」


「メイン武器が投げ武器だと、クリティカルアップと併せても火力が…… って、どういう感じのことを言ってるの?」


 そう言えば美沙ってネトゲには詳しくないよな。


「火力は、攻撃力かな。瞬間最大ダメージとかも火力って言うんだけどな、モンスターを倒すときも、プレイヤーを倒すときも、ダメージは重要だ。だから火力が低いってことはモンスターを倒すときはパーティーに別の形で貢献しないといけなくなる」


 それを言ったあと、やっぱり美沙は辛辣な発言を投げかけてきた。


「回復持ってなかったよね」

「ないな」


「魔法も使えないんだっけ」

「使えない」


「じゃあどうするの!」

「阻害魔法は意外と役立つみたいだから、それで行く」


 むう、とほっぺたを膨らませるので、左右からつぶして空気を出す。


「つぶさないでよう」

「アッチョンブリケしたくなるだろ、んな顔」


 一応、ヘルメットとつながって、監視カメラに不審人物や来客を捉えたらログアウトが簡単にできる、というデバイスを学校帰りに買っておいたので、それを取り付けた。家には父さんもお母さんもいるが、不在の時に備えて警備体制は万全にしてある。


「んじゃ、晩飯食ったらインするか。楽な格好は分かったけど、すぐ寝られるようなかっこしとけよ。着替えるのに眠かったらお前すごいことになるだろ」


「う…… うん、分かってるってば」






 六時から七時くらいまで晩御飯をたっぷり食べて、風呂にも入り、トイレに行ったあとで部屋に戻る。そしてヘルメットをかぶり、プラグをテーブルタップに差し込んで、ベッドに横たわり電源を入れた。


 すぐに感覚のカットアウトが始まり、微妙にまだ腹の中に何か残っている感覚がなくなった。そして寝ている、ではなく立っている状態の感覚に変化し、俺は昨日ログアウトした街の噴水前にいた。すぐ横に美沙もいる。


「今日はなにするの?」


「んー、そうだな。鉱石を手に入れたいんだよな。投げナイフ、使える回数が少なくてもいいからまともなのが欲しくて」


 露店で売っているのを確認してみても、あんまり性能がいいのは売っていないようだ。時折なんで売ったんだよと思うようなクオリティーのスローイングダガーやピックやらが売っているが、それらは高価すぎる。初期金額に運良く倒した白金蟻と芋虫数匹分を合わせたお金では買えたものではなかった。


「……やべえな」

「なんで?」


「採掘スキルを取ってたら、フィールドで鉱石の採取もできたんだよ。でも、投げ武器が使えるだけだから、解析で素早い動きに対応できても、錬成で自前のナイフを用意できるとしても、全然戦いにならない。だから、モンスターから鉱石を取るのも無理そうだ」


「どうするの、それ」


「二つは空白金鉱(エアルプラティン)って超軽い、しかもすんごい優秀な金属があるんだよな。でもこれは後々のために取っときたいんだよ。だからその辺で鉱石を落としそうなやつを狙いたい。そうだ、ミサ、お前は何かしたいことないのか?」


「うーん…… 体術を活かした戦いがしたい!」

「んじゃあ硬いやつに挑もうぜ」


 そういう話の流れになって、初級のゴーレムに挑むことになった。




「まずはカッパーゴーレム、あいつは剣で斬りつけると剣が痛む、盾で殴るぞ」

「投げナイフでいいの?」


「関節を狙うよ、できるだけ。お前は痛覚どれくらいにしてる?」

「五十パーセントだけど」


「……それでいいのか。分かった。じゃあ……」


 すっと構えた瞬間に投げナイフが光り出す。溜め段階があるらしく、それぞれに対応した技が出るようだ。三段階目で、こつをつかんでもいないが力を乗せて放った。


『グォオオオ!』


 ほとんど解析でも追えない高速で、鋼色の軌跡は棍棒を握った巨体の手首を痛撃する。こちらにまで耳に痛く響く音が終わった瞬間、俺の手には投げナイフが戻っていた。


「さすがに俺だけじゃ無理だぞ!?」

「分かってる、お兄ちゃん!」


 ミサの背は百四十後半だが、下級ゴーレムの背丈は百五十あるかないかくらいだろう。盾で殴ったミサに敵意を向け、そして顔面を痛撃する投げナイフに敵意を向ける。


 そして盾に殴られて、今度こそミサに狙いを定めた瞬間に振り上げた棍棒を持つ右手に大音声と共にクリティカルヒット、棍棒を取り落とした。拾った棍棒を振り上げるタイミングで、ミサの盾で殴る特技が発動し、上半身にクリーンヒットした。


「いいぞ、ミサ!」

「お兄ちゃんこそ!」


 さすがにひるんだゴーレムの顔面に投げナイフがクリティカルヒット。そして硬直時間が終わった瞬間にミサが棍棒を下から殴り飛ばし、顔を蹴り上げた。少々狙いがずれた投げナイフは首元を直撃する。


「ミサ、見えてる!」

「誰も見てないでしょ!」


 手に戻ったナイフを投げるタイミングをうかがいつつ、やっぱり初期装備は大正義ホワイトなのか、などとあらぬ思考を巡らせ、そして棍棒を横に振ろうとした脇にズン、と投げナイフをしっかり当てて、クリティカルを取る。


「クリティカル多くない!?」

「補正が利いてるんだよ!」


 があん、とものすごい音を立てた盾がゴーレムの体を砕き、俺は敵をなんとか倒したことを知った。ゴーレムがばらばらに分解し、ふわりと消える。それと同時にコンソールに経験値とアイテムがいくつか表示される。


「……よし、ちゃんと銅が取れてるな」

「こっちも取れたよ」


 そう言いつつ普通にくれる。


「いいのか、ミサ?」

「お兄ちゃん、今のままだと地雷確定だもん」


「うぐっ…… だ、だけどな」

「お兄ちゃんの方が弱いから」


 俺が膝をついたのは自然現象だ。間違いない。


 俺がショックから立ち直る前にミサは次のゴーレムを探しに行き、そしてそれを倒すこと一時間ほど。俺たちのインベントリはそれなりに潤っていた。お金もかなり増え、何なら高価なスローイングピックの一つくらいは買えそうだ。もちろん一瞬でお金をなくしたりはしないが。


「じゃあ街に帰ろうぜ。帰ったらさっそくナイフ作りだ」

「うん。でもあんまり体術活かせなかったね……」


「何言ってんだよ、頭上から跳び蹴りかましたりスウェーバックで棍棒避けてたやつが」


 カッパーゴーレムの上位種にブロンズゴーレムもおり、そいつは最初は俺の力だけではノックバックできず、棍棒の攻撃を潰してチャンスに変えることはできなかった。ところがミサは普通に避けてカウンター攻撃していたのだ。


 投げナイフは、錬成では鉱石だけで作れるらしい。インゴットから作るとかなり使用回数の多いものが作れるようだが、代わりに革のグリップやらを付ける必要があるので、鉱石だけで作ろうとすると困ったことになる。


「さっそく一回だけ錬成するか!」

「ここで?」


 フィールドの、街からは1キロくらい歩いた岩山だ。


「……まあ、手のひらの上でできることじゃないな。街に戻るか」

「最初からそう言ってるのに……」


 街に戻る途中はミサがすっと避けるのを支援したり、ちょっと阻害魔法で麻痺させたり眠らせたりしてシールドバッシュでスタンを入れて、ダメージが一番多くなる場所に一撃入れてから投げナイフでとどめを刺したりした。実験だ。


「ミサ強すぎるな」

「お兄ちゃんも、クリティカルアップの使いどころ分かってるよね」


「勝手にクリになってるだけだからな」


 いくらアップとは言えど、例えば抜刀後の最初の一撃がクリティカルになるとか、クリティカル率20パーセントアップとか、そういう次元の話であって、決して全部が最大の威力になったりしない。

 

 要するにプレイヤーの知るところではないのだ。出る出ないはシステムの判断するところであって、乱数を引き当てるかということすら関係ない。その時どうだったか、だ。俺には知りようのないことだ。




 ようやく街に着いた頃には十一時くらいだった。


「早く終わらせねえとな」

「別に急がなくても、勉強は頭に入ってるよ?」


「ならいいんだけどな」


 それじゃない、違う。


「いやそうじゃなくて、施設を借りられるかどうかだよ」

「あ、そうだった。でも紹介とかあったよね?」


「ああ……」

「あそことか、そうじゃない?」


 露店というより、道で半ばパフォーマンス的に錬成をやっている。これは当たりだろうと思いたいが、錬成じゃなかったらはずれだ。


「すいません、錬成をやる施設、ここで借りられます?」

「ああ…… いいですけど」


 えらく気のない返事だ。ぼさぼさ頭の、作業着より白衣で研究室にこもっているのが似合いそうな風貌の男。


「だ、大丈夫ですか?」

「いえ、心配には及ばないです。MPがちょっと少なくなってて」


 錬成をやる場所はこっちです、と本来の作業場だろう場所に案内される。


「錬成の基本は、鉱石に魔力を流し込んで形を整えること。つまりMPが高くないとできません。もともとは私も魔術師で、それで戦わなくとも済む道に行きました」


「確かに……」

「では、材料を用意しますから、練習してみましょうか」


 金床というよりも鉄のテーブルほど広い場所に銅色の金属が置かれる。ご存じ、カッパーゴーレムから取れる「銅鉱石」だ。基本中の基本、失敗してはいけない。


「何を作るんですか」

「投げナイフで」


「はい、じゃあ投げナイフのレシピを選んで」


 銅の投げナイフ、という至極簡単な名前のアイテムだ。使用回数は十回から三十回、攻撃力は低め。少し重めだが、投げる時の安定感は高いらしい。


「魔力を注ぎ込んでみてください」


 そう言われ、手をかざしてみると、ほのかな熱がストーブに当たったくらいの熱に変わって、熱がふわりと光に変わり、インゴットへと変形しようとする。


「すごい、きれい……」


 ミサはずっと後ろで見ている。


「その調子で、投げナイフの形を思い描いてみてください」


 すでに金属の赤い塊に変わった銅が、ゆっくりと投げナイフの形に変わる。冷えて固まり、食器のナイフのように、若干とがりつつも流麗な形に納まった。


「できましたね。性能を確認してみてください」

「はい」


 ようやくできた。神秘的な雰囲気の中やったものの、実際あっけらかんとしたものだ。


「銅の投げナイフ、クオリティーは星二つ、投げられる回数は二十三回か」


 回数制限はあるものの、威力は今の無限投げナイフよりずっと高い。これを十個くらい作って投げまくれば、ソロでもゴーレムを倒せそうだ。


「では、ナイフ職人としてのあなたに試練を出すので、クリアしてください」

「あ、はい」


 出された試練は四つ、まず銅の投げナイフを作る試練はクリア、星三つ、最高のクオリティーで作るのはまだだ。投げナイフを三つ作るのは簡単そうだし、五つ作るのも同じようなものだろう。


「そうそう、MPの回復が遅いときはこれを飲むといいですよ」


 そう言ってマジックポーション(小)をもらった。


「よかったね、お兄ちゃん」

「おう、こんなイベントあるんだな」


 今さらながら、この人ってNPCなのか、と気付いた。自信なさげにおどおどしたような表情も、なめらかな動きも、ちっともそうとは思えない。


 その日は銅の投げナイフを七つ作って、星三つのナイフも作り、試練を初日で全クリアした。これで何が起こるんだろうと期待していたら、次のランクに上がるための試練を出すのだと言うから拍子抜けしてしまう。


「鉄の投げナイフを作ってください、私の目の前で。材料は買っても構いません」

「はい。でも今日は時間が」


「分かりました、いつでもいいので、鉄を入手してナイフを作りましょうか」


 銅の投げナイフがこんなにたくさんできて、しかもレベルは5まで上がり、ミサに追いついた。スキルのレベルも4になって、これからというところだ。


 いつもの噴水前に、俺たちは戻ってきた。


「しあさってから冬休みだよね。どれくらいインしようか?」

「そうだな…… 朝から昼ご飯までと、午後は勉強して、今と同じ時間で」


「えー、今でも十分いけてるよ?」

「ダメだ、甘やかすととんでもないことになるのは分かってる」


「はぁーい」

「ったく……」


 夏休みに買い物についてきてと言われて、結果が三日の筋肉痛だ。荷物が重すぎたのと歩く距離が長かったのとで一日は動けなかった。服類全般と本と家電と食料を一緒に買うやつが地球上にこいつ以外にいるとは思いたくないが、その近くにいる俺が被害を最大限に食い止めないといけないのは分かっている。


 俺はログアウトし、心地よい脳の疲労と共に、すぐに眠りについた。

 ただいますべての作品を鋭意制作中。というのは嘘で、瞬間的な短編は時間のあるときにリアルタイムで書いてから二時に投稿しています。他のはそれなりにがんばっているのですが、キーボードをたたく指が止まったままで……。


 書きためを作りまくらないとすぐ埋もれるのが疲れますよね。体の疲労はそろそろ疲れてきたかなくらいでやめていますが、不整脈が怖いです。


 ここでやっと落ち着いたので、時間があればまた投稿します。

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